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連載Cocotame Series

トミタ栞が“わたしのアイス食べたでしょう?”と聞いてくるので、実際に味わって食レポ!!

2017.09.26

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トミタ栞の新楽曲『わたしのアイス食べたでしょう?』が配信限定でリリース。

どこの家庭でも起こりうる悲哀と怨念を込めたその曲の背景には、知る人ぞ知るアイス製造会社のある計画があった――。

“わたしのアイス食べたでしょう?”の悲劇を解消する謎の「擬態アイス」の正体とは? せっかくなので食べてみた!

竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」の通常パッケージ

写真下は竹下製菓のアイス「ブラックモンブラン」の通常パッケージ。写真上は……ただの保冷剤ように見えるが……?

老舗アイス会社×トミタ栞=謎のアイス?

ミュージシャン・女優・番組MCなどマルチに活躍するアーティスト・トミタ栞。その新楽曲『わたしのアイス食べたでしょう?』が、9月22日より配信限定でリリースされた。

家庭内やオフィスでも起こりがちな「冷凍庫に入れておいたアイスを勝手に食べられてしまう」という悲劇をテーマに、その怨念を歌い上げた過激でシュールな一曲。プロデュースは、ミュージシャンのROLLYが手掛けている。

この曲は、アイスバー「ブラックモンブラン」シリーズを販売する竹下製菓の限定商品『DO NOT EAT』とのコラボソング。

なんでも、同商品は「保冷剤に擬態し、冷凍庫内での存在感を消す最終進化形アイス」だという。擬態するアイスとは何ぞや? アイスなのに『DO NOT EAT(食べないで)』とは? そもそも「ブラックモンブラン」なんてアイス、聞いたことある? それぞれの謎を解き明かしていこう。

まず、「ブラックモンブラン」は、佐賀県に本社を置く竹下製菓のロングセラーアイスである。バニラアイスにクランチチョコをコーティングしたそのザクザク食感は、九州圏では認知度100%とも言われるほどの絶大な人気を誇る。

だが、その一方で、九州圏以外では扱っている店舗が少なく、全国のアイス好きからは「幻の冷菓」として知られている。

そんな中、「ブラックモンブラン」をうちの地域でも買える! と注目を浴びているのが何を隠そうドン・キホーテ。そして、発売48周年を期して生まれたのが『DO NOT EAT』というわけだ。

だが、おいしいものほど、ある不幸を招きがちである。それは、後で食べようと大事にしまっておいた食べ物を、他の人に勝手に食べられてしまうという現象。

今回の企画にあたり実施された事前調査によれば、この「他人に食べられてしまう食べ物」のトップは80%超というダントツの割合でアイスだという。

この「わたしのアイス食べたでしょう?」現象を回避するために開発されたのが、パッケージの片面が保冷剤そっくりのデザインになっている『DO NOT EAT』。

冷凍庫内での存在感が最も薄い保冷剤になりきり、他人においしい「ブラックモンブラン」を悟られないという、まさに世界初(?)の「擬態アイス」なのである。

冷凍庫の扉のポケットに注目してほしい。これが『DO NOT EAT』の実力だ

冷凍庫の扉のポケットに注目してほしい。これが『DO NOT EAT』の実力だ

食べ物の恨み炸裂! トミタ栞の新楽曲&ミュージックビデオ初披露

トミタ栞の新楽曲『わたしのアイス食べたでしょう?』配信の同日である9月22日、『DO NOT EAT』が全国のドン・キホーテ(一部店舗/エリアを除く)にて販売開始。それに合わせ、東京・目黒区のドン・キホーテ中目黒本店前では記念イベントが開催された。

イベントでは、まず竹下製菓の南取締役があいさつ。このコラボを機に全国での「ブラックモンブラン」の認知度が上がることへの期待感を表明した。

竹下製菓・南取締役。トップ自らが首都に乗り込んで意気込みを語った

竹下製菓・南取締役。トップ自らが首都に乗り込んで意気込みを語った

そしていよいよ、トミタ栞がドン・キホーテのマスコットであるドンペンを伴って登壇。トミタ栞は、新楽曲に込めた想いを語る。

ドンペンくんを随えて、トミタ栞が登場

ドンペンくんを随えて、トミタ栞が登場

「この曲は、人にアイスを食べられた恨みと悲しみを表現した歌です。私にも2つ年上の兄がいて、よく自分のアイスとかを勝手に食べられちゃってケンカになりました。特に期間限定のものを食べられた時は、もうイライラして。

『なんで食べたの!』って聞いたら『そこにアイスがあったから』とか冷静に言われると、ますますムカつきますよね! せめてどんな味だったか教えてよ! って(笑)。このケンカは大きな闇になりかねないです」

ここで、モニタ上で『わたしのアイス食べたでしょう?』のミュージックビデオがお披露目された。楽曲は、冷凍庫にしまっておいたアイスを食べる喜びを表現するようなリリカルでキュートな出だしからスタート。

だが、アイスを盗まれていると気づいた直後から曲調が一変。いきなりゴアでハードな世界観に突入する。その豹変ぶりは、まさにアイスを食べられてしまった時に感じる絶望への転落だ。

ミュージックビデオでも、その「カワイイ」から「バイオレンス」への急展開をトミタ栞本人が怪演し、独自の世界観を完璧に表現されているので、ぜひチェックしてほしい。

●トミタ栞『わたしのアイス食べたでしょう?』ミュージックビデオ

そして、トミタ栞のトークは、ミュージックビデオ撮影でのエピソードへ。

「アイスを食べられてしまう前と後のギャップが見所ですね。ミュージックビデオの中には、大嫌いなクモとかムカデが登場するシーンがあって、作り物でもゾワっとするくらい苦手なので大変でした。

あと、私が冷蔵庫の中に入ってるシーンがあるんですけど、これCGとかじゃなくて本当に自分で入ってるんですよ(笑)。狭いところから這い出てくるシーンとか、結構大変だったんですが、スタッフさんにも協力してもらって良い映像になりました」

モニターを前にしてその撮影の苦労と成果を語るトミタ栞。その衝撃の内容はYouTubeにて!

モニターを前にしてその撮影の苦労と成果を語るトミタ栞。その衝撃の内容はYouTubeにて!

で、味はどうなの? ココタメ編集部が実食レポート!

全国で販売されることとなった擬態アイス『DO NOT EAT』。“わたしのアイス食べたでしょう?”とトミタ栞に聞かれたら、食べないわけにはいかないですな。

とういうことで、ココタメ編集部でも屈指のグルメを自称するライター・Fが、実際に『DO NOT EAT』を試食してみた。

繰り返しになるが『DO NOT EAT』の中身は、竹下製菓の主力商品「ブラックモンブラン」。100円前後の価格帯のアイスは乳脂肪分・乳固形分が比較的少ない「ラクトアイス」に分類されるものも多いが、「ブラックモンブラン」は乳脂肪分3.0%、無脂乳固形分7.0%を含む「アイスミルク」であり、より濃厚なクリーム感が味わえる。

保冷剤そのもののパッケージから現われるのは、九州地方出身者にはおなじみのソウル冷菓「ブラックモンブラン」

保冷剤そのもののパッケージから現われるのは、九州地方出身者にはおなじみのソウル冷菓「ブラックモンブラン」

早速ひと口いただこう。うん! 美味い! コーティングされたチョコレートはアイスのボリュームに負けないしっかりとした甘みで満足感を支え、ややあらびきのクランチはガリガリと噛み砕く、独特のワイルドな食感を醸し出してくる。

お値段以上のまったり感とザクザク感。これは確かにクセになる美味さだ!

お値段以上のまったり感とザクザク感。これは確かにクセになる美味さだ!

総じて、非常にコストパフォーマンスに優れた、食べ応えのあるアイスと言えるだろう。九州のソウル冷菓と呼ばれ、また他の地域からアイス売り場への進出を渇望されるのも納得。まさに“他人から隠しておきたくアイス”と言える。

『DO NOT EAT』は、一部の店舗/エリアを除く全国のドン・キホーテにて発売中。また、MEGAドン・キホーテ渋谷本店とドン・キホーテ中目黒本店においては、『DO NOT EAT』を購入するともう1本無料でプレゼントされる数量限定「1 BUY GET 1 FREE」キャンペーンも展開される。

伝説のアイス「ブラックモンブラン」そのおいしさ、他の人はDO NOT EAT! ついでに、本物の保冷剤も間違ってDO NOT EAT! 全国のアイスマニアよ、トミタ栞のメッセージを胸に刻み、ドン・キホーテへ急げ!

トミタ栞

トミタ栞
生年月日:1994年2月1日
出身地:岐阜県飛騨高山(実家はラーメン屋!)
特技:イラスト、どこでも寝ることができる
趣味:セルフネイル、映画鑑賞
明るく元気な天然素材とキュートなルックス、バラエティ向きな言動やキャラクターが注目され、木村カエラを輩出した人気音楽情報バラエティ番組「saku saku」(テレビ神奈川)の5代目MCに大抜擢される。身長は152cmで止まったが、その類まれな存在感は音楽活動でも大注目される“平成女子”だ。

トミタ栞

限定ブラックモンブラン『DO NOT EAT』
全国のドン・キホーテ(一部の店舗/エリアを除く)にて発売中 価格:100円(税抜)
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『わたしのアイス食べたでしょう?』MVはこちら
iTunes 『わたしのアイス食べたでしょう?』配信はこちら
トミタ栞 公式サイトはこちら
竹下製菓 『DO NOT EAT』特設サイトはこちら
℗ 2017 Epic Records Japan

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