イメージ画像
イメージ画像
連載Cocotame Series

CHEMISTRY 活動休止から再始動まで、そして今後の活動について想いを語る<後編>

2017.11.14

  • Twitterでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Facebookでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • LINEでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • はてなブックマークでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Pocketでこのページをシェアする(新しいタブで開く)

前編では、活動休止時の想いやソロ活動期間中のこと、CHEMISTRY再始動の経緯や新たな楽曲が生まれるまでを語った、川畑要と堂珍嘉邦。

後編は、再始動初、6年ぶりのシングルとなる「Windy/ユメノツヅキ」のこと、そして12月からスタートする全国ツアー『CHEMISTRY LIVE TOUR 2017-2018「Windy」』への意気込みや今後の活動に向けた想いを語ってくれた。

――再始動後初、6年ぶりのシングルとなる「Windy/ユメノツヅキ」についてお聞きします。「Windy」(テレビアニメ「将国のアルタイル」エンディングテーマ)は、90’s R&Bの色合いが強い楽曲ですね。

川畑:僕らがデビューした当時、日本でもR&Bが流行っていましたけど、そこからダンス・ミュージックやEDMなどの多種多様なアプローチを持った楽曲が生まれて、その色を増やしてきたと思うんです。

そして、またここ何年かで90年代の色合いを持った曲調が戻ってきたので、松尾さんは今のCHEMISTRYだからこそ歌える90’s R&B、最新のトレンドを取り入れたR&Bを歌わせたいと思ったんじゃないかと思いました。

堂珍:CHEMISTRYのこれまでのイメージを踏襲しつつも、今の自分たちの声や成長した部分を表現できる楽曲だと思います。メロディも素晴らしいし、フェイク(本来のメロディーの一部をリズムや音程を変えて自由に歌うこと)合戦もすごくおもしろくて、歌っていて楽しかったですね。

――おふたりのフェイクがとてもカッコよく聴こえる楽曲になっていますよね。

川畑:「Windy」は「ユメノツヅキ」のあとにレコーディングしているので、松尾さんは僕らの今の声と今のアプローチで、ふたりにフェイク合戦をさせてみたいと思ってくれたのかなと。なかなか歌いがいのある楽曲なので、ぜひ皆さんにもカラオケで歌ってみてほしいですね。

カラオケで歌う時のアドバイスをするとしたら?

堂珍:フェイクと主メロディのボリューム調整ですかね。どっちを目立たせるかを調整していくと、カッコいい感じにキマると思います。

――お互いに目を合わせながらフェイクしたり?

川畑:このフェイク部分は、お互いに目を合わせて歌うような感じではないかな(笑)。

堂珍:相方のフェイクを聴いて、そこからバトンタッチした自分が同じラインを歌うという感じだから、目を合わせている余裕はないです(笑)。

――今年2月に開催した約5年ぶりのライブ「CHEMISTRY LIVE 2017-TWO-」で披露した「ユメノツヅキ」の歌詞には、CHEMISTRYの初期楽曲たちのタイトルや歌詞がいくつも入っています。

堂珍:そういうところに、松尾さんの遊び心が感じられますよね。

川畑:この歌詞が松尾さんから最初に送られてきたのが、自分の誕生日(1月28日)だったので、松尾さんも憎い演出をするな~って(笑)。

堂珍:この曲のことを松尾さんが、デビュー曲「PIECES OF A DREAM」への16年越しのセルフ・アンサーソングとおっしゃっていて。松尾さんのCHEMISTRYに対する愛情を感じたのはもちろんですけど、再始動した僕らに向けたメッセージが込められているんだろうなって思いました。

CHEMISTRY 堂珍嘉邦

川畑:歌詞を送っていただいたあとに、「僕はここを歌いたいです!」って、思わず松尾さんにLINEを送っちゃったんですけど、きっと松尾さんは、「ここは川畑だな」「ここは堂珍だな」って思いながら書いてくれた気がして。いろいろなところから松尾さんの愛が伝わってきましたね。

――「ユメノツヅキ」というタイトルがズルいですよね。これまでと今とこれからを全部繋げてくれるようなタイトルだと感じました。

川畑:CHEMISTRY再始動第一弾をバラードでいかなかったのは、ファンキーなノリで明るく、みんなに「お待たせ!」「ただいま!」って言いたかったからなんです。

堂珍:この曲は自分自身が聴くタイミングや その時の状況で受け止め方が変わるんだろうなと思ったので、これからもずっと歌える曲だと思いましたね。

――「ユメノツヅキ」をカラオケで歌うときのアドバイスをするとしたら?

川畑:ノリ重視の曲なので、とにかくビートに乗って、リズムに言葉を当て込む感じで切るように歌うと気持ちいいと思います。

堂珍:どういう感じにみなさんが歌っているのか、こっそり覗いて聴いてみたいです(笑)。

――特典のDVD(初回生産限定盤のみ)には、今年2月に東京国際フォーラムで開催された再始動ライブ「CHEMISTRY LIVE 2017-TWO-」で披露された全24曲が完全収録されています。

川畑:「TWO」は2日間(2月28日、3月1日)だけだったから、チケットが取れなかったり、遠方で足を運ぶことができなかった方がたくさんいらっしゃると聞いたので、ライブ映像ではあるけれど、ふたりの歌う姿、今のCHEMISTRYを見てほしいと思って入れました。

堂珍:ふたりがこれまで歩んできた道や経験してきたことからにじみ出る何かを、お互いのボーカルに感じてもらえたら嬉しいです。

川畑:目の前にお客さんがいる状況でのパフォーマンスなので、その時にしかない感情が画面からもあふれ出ていると思います。

――また、Alfred Beach Sandal + STUTSのカバー「Horizon」(通常盤と期間生産限定盤のみに収録)が収録されました。

川畑:この楽曲をピックアップして、CHEMISTRYに歌わせようと思った松尾さんのセンスは、やっぱりすごいなって改めて思いましたね。この曲を初めて聴いた時、2000年代のR&Bの雰囲気があって、カッコいい!  と思いました。色気がある曲ですし、僕らが歌ったらミュージック・ソウルチャイルドっぽい感じになっておもしろそう!  って思いました。

CHEMISTRY 川畑要

堂珍:AOR(Audio-Oriented Rock)っぽい雰囲気もありつつ、Alfred Beach SandalとSTUTSの組み合わせから生まれる独特な感じとか、遊び心のあるトラックメイクは、歌っていてとても楽しかったです。

川畑:これまでCHEMISTRYやソロでカバーはやっていましたけど、ここでまた新しい挑戦ができたと思います。

堂珍:今回のシングルには、CHEMISTRYの持ち味を活かした楽曲だけではなく、「Horizon」のような遊び心が入ったカバー曲も入れることができて良かったと思います。

――12月4日の川崎市スポーツ・文化総合センターを皮切りに、来年3月まで続く『CHEMISTRY LIVE TOUR 2017-2018「WINDY」」(全16公演)がスタートします。

川畑:ファンの方はもちろん、ソロ活動から今日までの月日の中で、僕らに興味を持ってくださった方にも楽しんでもらえるようなライブにしたいです。

堂珍:「TWO」は東京公演だけだったので、今回のツアーはCHEMISTRYを待っていてくれたみなさんに再会しに行くツアー、「お久しぶり!」って伝えに行くツアーだと思っています。みなさんの期待に応えられるライブにしたいですし、今のCHEMISTRYと未来のCHEMISTRYを感じていただけるものにしたいですね。

川畑:CHEMISTRYの代表曲を詰め込みながら、「こんな曲もあるよ!」って伝えたいですね。 ぜひ観に来ていただきたいです。

――再始動後の第一弾アルバムを楽しみにしていらっしゃるファンも多いと思います。

堂珍:松尾さんが「来年のうちにリリースできれば」と、コメントしちゃってますからね(笑)。今だからこそ歌える歌、ソロでの経験や自分たちの年齢を踏まえた上で届けられる歌詞をしっかりと作り込んで、お届けしたいなと思います。

川畑:すでに新しいアルバムに向けたストックが何曲かあるんですが、これからツアーに出て、CHEMISTRYとしてふたりの歌声を重ねていくうちに、今の自分たちにほしい楽曲がいろいろと出てくると思うので、そこでまた新しいものを生み出していきたいですね。

最後に、今後の活動に向けた想いを聞かせてください。

川畑:CHEMISTRYとして再始動したばかりなので、いい意味で、あまり先のことを考えてないというのが、正直なところです。それこそ今度のツアーで自分たちが何を感じ、アルバムまでどうアプローチしていけるかを、まずはじっくり考えようと。それができてから、また一つひとつ、目の前にあることに取り組んでいきたいと思います。

堂珍:ちょっと乱暴な言い方になっちゃうんですけど、今のCHEMISTRYならなんでもできると感じることがあって、僕らふたりが揃ったから様になることや、皆さんに伝えられることが、まだまだたくさんあるんじゃないかと。再始動したCHEMISTRYをたくさんの方に知ってほしいからこそ、何をやるにしても楽しくやりたいと思ってます。

再始動という新たなスタートラインに立った彼らの視線の先には、ファンとの再会を果たす全国ツアー、そして2018年に発売されるであろうニュー・アルバムがしっかりと見据えられていた。「以前よりも自信を持ってCHEMISTRYをやれている」(堂珍)「ふたりで歌うと自然とCHEMISTRYになる」(川畑)と、それぞれがインタビューで発したこの言葉に込められた想いこそが、今のCHEMISTRYの核となっているに違いない。ふたりがはじめた”ユメノツヅキ“をぜひ一緒に見てもらいたい。

-----------------------------------------------------------------------------
CHEMISTRY「Windy/ユメノツヅキ」11月15日リリース!

【初回生産限定盤(CD+DVD)】AICL-3433~3434/¥4,800(税込)


[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
[DVD]
再始動ライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 –TWO-」東京国際フォーラム
2017年3月1日のライブ映像を全24曲、完全収録
※メンバーによる副音声入り
※24Pブックレット

【通常盤(CD)】AICL-3435/¥1,300(税込)


[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
3, Horizon
4, ユメノツヅキ(Slow&Emotional)

【期間生産限定盤(CD)】AICL-3436/¥1,300(税込)


※アニメ描き下ろしジャケット
[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
3, Horizon
4, Windy-TV edit-

CHEMISTRY LIVE TOUR 2017-18「Windy」
12月より5年ぶりの全国ツアーがスタート!
詳細はこちら(新しいタブで開く)

CHEMISTRYオフィシャルサイトはこちら(新しいタブで開く)

  • Sony Music | Tech Blogバナー

公式SNSをフォロー

ソニーミュージック公式SNSをフォローして
Cocotameの最新情報をチェック!