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連載Cocotame Series

めざせミリオン&紅白歌合戦出場! “坂道シリーズ”第3弾「吉本坂46」お披露目会レポート

2018.08.29

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2018年8月20日(月)、有楽町・ヒューリックホール東京にて、乃木坂46、欅坂46に続く秋元康プロデュースのアイドルグループ“坂道シリーズ”第3弾「吉本坂46」のメンバー発表&お披露目会が開催された。

歌やダンス、水着審査など厳しいオーディションを勝ち抜いてきた吉本タレント80名のなかから、1期生となる46名が決定。

人気や知名度ではなく、アイドル性を重視した企画で、合否を巡ってさまざまなドラマが展開したこのオーディション。暫定センターには、斎藤司(トレンディエンジェル)と小川暖奈(スパイク)が選ばれ、「夢は紅白出場!」と気炎を上げた。

お笑いファンはもちろん、参加メンバーの家族も詰めかけた、豪華な発表会の模様をお届けする。

悲喜こもごもの“ガチ”なオーディション風景も上映

「吉本坂46」は、名プロデューサー・秋元康と吉本興業がタッグを組み、吉本グループ所属タレント、約6,000人を対象にオーディションを開催。乃木坂46、欅坂46に続く人気アイドルグループを誕生させようというプロジェクトだ。

吉本坂46 お披露目会

今年2月の電撃発表以降、オーディション参加者の軌跡を追う番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京、テレビ大阪 2局ネット/東京:毎週火曜26:05~/大阪:毎週水曜26:35~)もスタートし、世の注目を集めてきた。

今回の最終メンバー決定発表に先駆けて、第6次にわたる“ガチ”なオーディションと、ネット配信による双方向コミュニケーション仮想ライブ空間「SHOWROOM」での敗者復活戦を実施。書類選考、グループ面接による自己PRや歌唱審査、一般の皆さまからの投票による15秒自己PR動画【自分CM】審査、水着審査、グループによるダンス審査、秋元康を迎えた最終審査を経て、応募総数1,747名から勝ち抜いた80名が、この日を迎えた。

会場には、“推し吉本タレント”の勇姿を一目見ようというファン、オーディション参加者の家族や友人も詰めかけ、華やかな緊張感にあふれていた。

イベントは、これまで開催されたオーディション風景と参加者の裏側を捉えたダイジェストのドキュメント映像「吉本坂46の歩み」の上映からスタート。一線級で活躍する人気芸人から、このオーディションに命を賭けている若手芸人、タレントたちまで、それぞれの意気込みが紹介される。

なかでも目を惹いたのは、ダンスオーディションの風景。ダンスが得意なメンバー、初めてダンスにチャレンジするメンバーが、約10名ほどの即席グループを組んで厳しいレッスンを積み、絆が生まれていく様子を見ると、このオーディションに参加した芸人、タレントたちの本気度が伺えた。

続いて、千原ジュニアと、自身も「大阪パフォーマンスドール」のリーダーとしてアイドル活動を経験していた女優・タレントの武内由紀子がMCとして登場。最終選考にエントリーされたメンバーたちが会場後ろの扉から続々と会場に入ってきて、緊張した表情で客席に着く。

吉本坂46 写真左から、武内由紀子と千原ジュニア

写真左から、武内由紀子と千原ジュニア

コンビで残ったはんにゃ、坊主頭で登場した次長課長の河本準一らがコメントを求められるが、答えはいたって真面目。思わず千原ジュニアが「みなさん、緊張してます?」とツッコむ場面も。今回選出されるメンバーの数が、乃木坂46、欅坂46にならって、46名であることが参加者に告げられた。

涙と驚愕と笑いの「吉本坂46」正式メンバーを発表

そしていよいよ、合格メンバーの発表へ。千原ジュニアと武内が封筒に入った合格者の名前を1名ずつ読み上げていくと、その度に客席で待っていたエントリーメンバーたちとファンから、「おおっ!」「うわっ~!」と悲喜こもごもの歓声が挙がる。

最初に呼ばれたのは、最近、『さんまのお笑い向上委員会』のモニター横芸人としても知名度上昇中の、医師兼業の若手芸人・しゅんしゅんクリニックP。エグスプロージョンのまちゃあきや、起死回生を狙うはんにゃのふたり、一斉を風靡した8.6秒バズーカーの田中シングル、パンサー・尾形貴弘、ココリコ・遠藤章造、サバンナ・八木真澄、ガンバレルーヤのふたりなど、錚々たるメンツが続々とステージに呼び込まれ、喜びのコメントを述べた。

記念すべき1人目として名前が呼ばれたしゅんしゅんクリニックP 吉本坂46

記念すべき1人目として名前が呼ばれたしゅんしゅんクリニックP

「吉本坂46」1期生メンバー(発表順)
まちゃあき(エグスプロージョン)/山本圭壱(極楽とんぼ)/岩橋良昌(プラス・マイナス)/小寺真理(よしもと新喜劇)/HIDEBOH/金田哲(はんにゃ)/斎藤司(トレンディエンジェル)

人気の女芸人・ゆりやんレトリィバァなど、仕事の都合で会場に足を運べなかったメンバーの一部は、結果を知らされないままテレビ電話が繋げられ、そこで合格を知ることに。福島・郡山での仕事後に、居酒屋でビールを飲んでいた最高齢63歳の村上ショージは、同席していた間寛平と一緒に「まさか選ばれるとは!」と合格の驚きと喜びをユーモラスな掛け合いで分かち合っていた。

居酒屋で合格の一報を受ける村上ショージ。お隣は間寛平

居酒屋で合格の一報を受ける村上ショージ。お隣は間寛平

「吉本坂46」1期生メンバー(発表順)
藤井菜央/田中シングル(8.6秒バズーカー)/尾形貴弘(パンサー)/小川暖奈(スパイク)/遠藤章造(ココリコ)/鰻和弘(銀シャリ)/A-NON/おたけ(ジャングルポケット)

芸人だけでなく、さまざまなジャンルや経歴、幅広い世代のメンバーが選出されていたのも、「吉本坂46」ならではだ。元アイドルの吉本新喜劇女優・小寺真理、上京したての16歳シンガー・藤井菜央、芸人を父に持つ女ピン芸人・光永、イケメン俳優・榊原徹士、脚本家・演出家の旺季志ずかなどに加え、映画『座頭市』の振り付けも担当したタップダンサー・HIDEBOHやA-NON、SHUHOといった世界的に活躍するプロダンサーたちも選ばれた。

「吉本坂46」1期生メンバー(発表順)
エハラマサヒロ/八木真澄(サバンナ)/光永/池田直人(レインボー)/きょん(ラフレクラン)/榊原徹士/旺季志ずか

さらに注目されたのが、現役アイドルの元NMB48の三秋里歩と高野祐衣。先日グループ卒業を発表したNMB48の山本彩と同期だという三秋は「同期と泥雲……雲泥? の差がつくというのを体験してます。今度こそ負けないで輝けるよう、がんばります」と高らかに宣言。高野も、最終審査で秋元康にNMB48とはライバルになるが大丈夫か? と聞かれたが、「やるからには、NMB48を超えるようがんばると言っちゃったので!」と、吉本坂46に賭ける意気込みを述べた。

吉本坂46 三秋里歩(元NMB48)
吉本坂46 高野祐衣(元NMB48)

ともに元NMB48メンバーの三秋里歩(写真左)と高野祐衣(写真右)

「吉本坂46」1期生メンバー(発表順)
SHUHO/なだぎ武/まひる(ガンバレルーヤ)/河本準一(次長課長)/川島章良(はんにゃ)/ケン(水玉れっぷう隊)/たかし(トレンディエンジェル)

野沢直子が、「言おうか言うまいか悩んでたんですけど……じつは明日、サンフランシスコに帰っちゃうんです!」と、メンバーに選ばれてからわずか数分での離脱宣言というサプライズも。

吉本坂46 野沢直子

「吉本坂46」1期生メンバー(発表順)
よしこ(ガンバレルーヤ)/おばたのお兄さん/松浦志穂(スパイク)/マサルコ

合格メンバー発表の最後に名前を呼ばれたのは、おしどり夫婦漫才コンビ、かつみ・さゆりの♥さゆりだった。ピアニストとしての腕も確かで有名な♥さゆりは、アイドルになるのが長年の夢だったと、大阪から自腹で応援に駆けつけたパートナーのかつみと涙で合格を喜んだ。

吉本坂46 ♥さゆり(かつみ♥さゆり)

発表会後の囲み取材では野望が続々!

吉本坂46 秋元康

プロデューサーの秋元康は、ムービーコメントで「とても選びにくかった。審査委員それぞれが、この人を! と推す人を選んでいったので、面白いバランスになった」と選考風景を振り返り、落選者と今回オーディションに応募しなかった吉本タレントに向けて「2期生を募集してます」と、早くも2期生の募集を匂わす発言も。会場の全員から「ええー!?」と驚きのツッコミが巻き起こった。

そして、合格メンバーが吉本坂46としていよいよ初お披露目、フレッシュな制服に着替えてステージに居並ぶと、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長・藤原寛氏から、暫定センター2名が発表に。

指名されたのは、斎藤司(トレンディエンジェル)と、べっぴん芸人としても人気の小川暖奈(スパイク)。さっそく斎藤はセンターとして「メンバー内の恋愛は禁止!」を宣言。千原ジュニアの「みなさんおめでとうございます!」の激励の声と共に、会場にはキラキラと銀テープが降り注いだ。

終演後のロビーでメンバー全員が来場したファンを見送るハイタッチでイベントを締めくくった後は、メディア向けの囲み取材も行なわれた。

吉本坂46

暫定センターを任された斎藤は「盆と正月が一緒にきたみたい。“暫定”が取れるようがんばりたい」と言いつつも、「小川は運動オンチだから」と同じく暫定センターを務める小川に対して心配顔。

その小川は「努力でなんとか! 気を引き締めてがんばりたい」と抱負を述べた。さらに目指すアイドルやライバルを問われた斎藤は、「大好きな、嵐のようになりたい。友達のあっちゃん(前田敦子)に、センターの心得を聞きます」。小川は、欅坂46のエース「平手友梨奈を目指したい!」と野望を語った。

トレンディエンジェル・斎藤

スパイク・小川

NMB48はライバル! と宣言した三秋里歩は、「NMB48の情報は持っているので、堂々と戦いたい」と意気込みつつ、「ハイタッチ会を見ていたら、みなさん、おじさん、おばさんの疲れが出すぎです。疲れを見せずにがんばりましょう」と厳しいアドバイスも。極楽とんぼ・山本は、相方・加藤浩次がMCの『スッキリ』のカメラが来ていないことを悔しがりながら、紅白歌合戦出場だけでなく、「2020年の東京オリンピック開会式やろうよ!」と怪気炎を挙げていた。

吉本坂46

最後に斎藤は「CDを出したらミリオンを目指す。サービスをつけた握手会もやりたい。吉本坂46がどうなるかはまだ分かりませんが、年収5,000万円を目指して、お客さんの笑顔のために頑張ります!」と元気に語った。今回はCDのリリース情報などについての発表はなかったが、今後、彼らがどんな活動を繰り広げるか、期待したい。

「吉本坂46」オーディション合格者(発表順)

①しゅんしゅんクリニックP
②まちゃあき(エグスプロージョン)
③ゆりやんレトリィバァ
④山本圭壱(極楽とんぼ)
⑤岩橋良昌(プラス・マイナス)
⑥小寺真理(よしもと新喜劇)
⑦HIDEBOH
⑧西村真二(ラフレクラン)
⑨金田哲(はんにゃ)
⑩斎藤司(トレンディエンジェル)
⑪藤井菜央
⑫田中シングル(8.6秒バズーカー)
⑬尾形貴弘(パンサー)
⑭小川暖奈(スパイク)
⑮遠藤章造(ココリコ)
⑯鰻和弘(銀シャリ)
⑰A-NON
⑱おたけ(ジャングルポケット)
⑲こいで(シャンプーハット)
⑳野沢直子
㉑エハラマサヒロ
㉒八木真澄(サバンナ)
㉓村上ショージ
㉔光永
㉕池田直人(レインボー)
㉖きょん(ラフレクラン)
㉗榊原徹士
㉘旺季志ずか
㉙多田智佑(トット)
㉚三秋里歩(元NMB48)
㉛SHUHO
㉜なだぎ武
㉝まひる(ガンバレルーヤ)
㉞大地洋輔(ダイノジ)
㉟てつじ(シャンプーハット)
㊱河本準一(次長課長)
㊲川島章良(はんにゃ)
㊳ケン(水玉れっぷう隊)
㊴たかし(トレンディエンジェル)
㊵島田珠代
㊶よしこ(ガンバレルーヤ)
㊷おばたのお兄さん
㊸松浦志穂(スパイク)
㊹高野祐衣(元NMB48)
㊺マサルコ
㊻♥さゆり(かつみ♥さゆり)

「吉本坂46」公式サイトはこちら(新しいタブで開く)

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