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AnimeJapan 2018『Fate/EXTRA Last Encore』丹下桜&植田佳奈が考えた「第4階層」の予想図とは?【特集第3回】

3月24日(土)、『AnimeJapan 2018』RED STAGEにて、アニメ『Fate/EXTRA Last Encore』スペシャルトークステージが開催された。セイバー役の丹下桜さん、遠坂リン役の植田佳奈さんが登壇し、岸浪ハクノ役の阿部敦さんからのビデオメッセージも! 当日は丹下さんの誕生日とあって、サプライズを交えたステージとなった。

アニメ版『Fate/EXTRA』は「考えるな、感じろ」!?

『Fate/EXTRA Last Encore』のステージイベントは、2018年1月27日(土)に開催されたアニメ先行上映会に続き、今回が2回目。今回も多くの観客が詰めかけ、セイバー役の丹下桜さん、遠坂リン役の植田佳奈さんに熱い視線を送っていた。

セイバー役の丹下桜さん、遠坂リン役の植田佳奈さん

登場早々、丹下さんが「日本のローマ市民よ、元気か!」と煽ると、会場は一気にヒートアップ。植田さんも、笑顔で観客に挨拶していた。

『Fate/EXTRA Last Encore』は、2010年に発売されたゲーム『Fate/EXTRA』から派生したアニメ。8年経ってのアニメ化とあって、丹下さん、植田さんもひときわ感慨深かったという。「ゲームは静止画が中心で、動きがあるのはバトルシーンだけ。アニメを観て、ワダアルコさんの絵は動くとますますかわいくなると感じました。特にリンは、セクシーでかわいい小悪魔系の魅力がさらに過熱しています」と丹下さんが話せば、植田さんは「私の中では、セイバーのほうがエロかわいい。ぷりぷりっとしたかわいさがあって、激しい戦闘シーンでも『なんでこんなにかわいいんだろう』と思いながら観ています」とセイバーを絶賛。丹下さんも「大事なセリフも、お尻が気になって皆さん頭に入ってこないのではないでしょうか(笑)。動くキャラクターの魅力に感動しています」と応じた。

アニメでは、ゲームのストーリーをそのままなぞるわけではなくオリジナルの展開を見せている。両作品の違いについては、「第1話は『始まりましたね』という感じでしたが、第2話になると『え、わかりません!』という反応が多かったです。みなさんが混乱されていて、今までのシリーズにはない反応が、新鮮で面白かったです」と植田さん。丹下さんは「『俺たちは雰囲気で『Fate/EXTRA Last Encore』を観ている』という感想に、私も共感しました。真正面から受け止めると戸惑うので、『頭で考えるな、感じろ!』という感じです」と述べていた。

植田佳奈

続いては、これまでの名場面のおさらいコーナー。第1階層から第5階層まで、印象深いシーンやキャラクターをふたりが振り返った。

写真左から、植田佳奈さん、丹下桜さん

まずは、間桐シンジがフロアマスターを務める第1階層「停滞の海」。植田さんが印象に残っているのは、シンジのサーヴァント・ドレイクだという。「酒場のシーンでドレイクが登場した時、『Fate』シリーズでこんなにお酒が似合うキャラクターは珍しいと思いました。しかも、ドレイクを演じる高乃麗さんの声にも痺れます。あんなに軽口を叩いているのに、ひと言ひと言が重い。アフレコでは、先輩の凄さ、声の重みを感じました」と語ると、丹下さんも「高乃さん自身もお酒が似合う方。言峰神父役の中田譲治さんもお酒が似合いますよね。一緒に飲みたいです」とコメントを述べていた。

また、植田さんが演じる遠坂リンは、シンジと縁の深いキャラクター。「私とシンジは長い付き合いですが、あんなに大人の色気を醸し出している彼も珍しいです。これまでは下っ端感が抜けないお兄ちゃんという感じでしたが、今回のシンジは達観しています。殻を脱ぎ捨てた、カッコいいシンジでした」と、その変化に驚きを見せていた。

第2階層「悔恨の森」のフロアマスターは、ダン・ブラックモア。丹下さんは、彼とそのサーヴァントであるロビンとの関係性に心惹かれたそう。「単なる主従関係ではなく、ロビンは『気づいてくれるといいんだけどな』という思いを抱いて仕えています。その関係性が切なくて。最後のシーンは、敵だけど勝たせてあげたいと思うぐらい好きでした。この二人に限らず、アニメではどのサーヴァントとマスターの絆も掘り下げて描いています」と述べた。

植田さんも「サーヴァントとマスターは、コアにあるものが似ているという設定がありますよね。どこが似ているのかな、どこに惹かれ合っているのかなと、サーヴァントとマスターを見るたびに考えます。『Fate/EXTRA Last Encore』のサーヴァントとマスターは、必ずしも一蓮托生ではありません。同じ考え方をしているわけではないけれど、相手の気持ちがわかるから寄り添っている。切なくて寂しい関係性が多いなという印象です」とコメント。丹下さんは「同じ匂いがしますよね。魂の色が同じ」と、両者の関係性を独特の表現で分析した。

続く第3階層「忘却の庭」は、ありすとキャスターが登場する独創的な世界。「映像が凄いですよね。『アリス イン ワンダーランド』をダークな設定にしたようなビジュアルでした。そういう世界観が好きなので、食い入るように見てしまいました」と、丹下さんもこの階層がお気に入りのよう。

写真左から、植田佳奈さん、丹下桜さん

また、このエピソードにはある仕掛けも隠されていた。植田さんが観客に「ループしていると気づいた人は?」と聞くと、手を挙げた人がちらほら。「何回も同じことを繰り返していると気づくまで、時間がかかりますよね」(植田さん)、「ヒントは奏者(ハクノ)の令呪です」(丹下さん)と、改めて6、7話について解説してくれた。

そして最後は、第5階層「ザザ鳴りの街」の話題に。丹下さんは「私たちも全く設定を聞かされずに演じていたので、ハクノ役・阿部さんも軽くへこんでいました」、植田さんは「真実を知ることで目的意識がはっきりするのが第5階層あたりだなと思いました」と述べ、物語が重要な局面を迎えたことを示唆していた。

キャストが大予想! 「第4階層、こんな階層!?」

続いてのコーナーは、アニメでは描かれなかった第4階層を勝手に想像する「第4階層、こんな階層!?」。ハクノ役の阿部敦さんからも事前にイラストで回答をもらい、キャスト3名が考える第4階層を披露した。

阿部さんの回答は、木がたくさん生えた謎の階層。「クリスマスツリー?」と丹下さん、植田さんは首をひねるが、正解は「ものスゴい花粉濃度の第4階層」とのこと。丹下さんは「私も花粉症なので、この絵を見ただけで行きたくないと思いました」、植田さんは「通過して正解です」とげんなりした表情を見せていた。

写真左から、植田佳奈さん、丹下桜さん

植田さんが考案したのは「夏だ! 海だ! 水着だらけの第4階層」。「アニメと言えば、温泉回と水着回はマストです。だから、第4階層で水着の回があってもいいんじゃないかと思って。特典映像として収録されることを期待しています」とコメントした。

植田佳奈さん

最後に発表されたのは、丹下さん考案の「すごいテルマエロマエの階層」。「ここに来たら、みんな戦意喪失。全員裸の付き合いで、もうどうでもよくなっちゃうんです。卓球で勝敗を決めましょう」と、平和すぎる第4階層を披露し、笑いを誘っていた。実際の第4階層は謎のままだが、いつかスピンオフが制作される際には、3案のうちのどれかになるかも……?

丹下桜さん

岸浪ハクノ役・阿部敦さんが動画で参戦

阿部敦さん

ここで、阿部さんよりコメント動画が到着。「別のお仕事があり、今頃は空の上にいるんじゃないかと思います」と話す阿部さんが、コメントを届けてくれた。「まだ謎はたくさん残っていますが、僕たちも収録が終わっていないので全貌はわかっていません。原作・奈須きのこさんに聞いても教えてくれないんです(笑)。今収録が終わっているところまででもドラマティックな展開になっていますので、我々の行く末をこれからも見守っていただければと思います」

このコメントに対し、ハクノと行動をともにするセイバー役の丹下さんは「奏者は毎回、肉体的にもメンタル的にもグサグサ刺されていますよね。けして強い男の子というわけではありませんが、しなやかな強さがあります。セイバーとしても守ってあげたい気持ちにさせられます。ドラマCDの時は草食系でしたが、それよりも『男子!』という感じがします。一人称も“僕”から“俺”になりました」と、その変化に対する感想を述べた。

阿部敦さん

ここからはインフォメーションコーナー。3月31日(土)からスタートする、東京ソラマチ ツリービレッジとのコラボイベント、パッケージ情報が告知されたほか、9話に登場した岸波白野の設定画も公開された。

なお、8月1日(水)に発売されるBlu-ray&DVD1巻には、特典として録り下ろしドラマCDが同梱される。タイトルは「あまり者の聖杯戦争」。出演するのは、尼里ミサオ、間桐シンジ、遠坂リン、ライダーだ。植田さんは「アニメの裏側で起こったあるワンシーンを切り取ったお話です。第1、2階層はリンが偵察でいなくなりますが、その時に何をしているかが描かれています。ここだけで明かされる秘密もありますし、悲しくて衝撃的なお話です。ぜひ聴いてドキドキしていただければと思います」とコメントした。

写真左から、植田佳奈さん、丹下桜さん

ステージのラストには、二人からのメッセージで締めくくられた。「物語が佳境に入り、さらに深まる謎に私たちもドキドキしながらアフレコをしています。ハクノ、セイバー、リンの物語がどうなっていくのか、見守っていただけるとうれしいです」と植田さん。丹下さんは、ちょうどステージで流れていたエンディングテーマについて「この曲を聴くと毎回切なくなります」とコメントし、さらに「エンディングと言えばラストでセイバーと奏者が手をつなぐシーンがあり、そこにキュンキュンしています。ありすの階層では、奏者が指をピンと伸ばしたままですが、セイバーは恋人つなぎをしていました。その温度差が個人的にツボでした。ちょっとしたところに二人の関係性が表われているので、隅々までチェックしてください」と締めくくった。

セイバーたちの戦いも佳境に差し掛かり、岸浪ハクノにまつわる謎、そしてもうひとりの岸波白野の秘密も徐々に明らかに。終始笑いに包まれつつも、今後の展開への期待が高まるトークステージだった。

TVアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』公式サイト

『Fate/EXTRA Last Encore』
7月にスペシャル放送<イルステリアス天動説>の放送が決定!

©TYPE-MOON / Marvelous, Aniplex, Notes, SHAFT

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