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AnimeJapan 2018

AnimeJapan 2018『グランクレスト戦記』ステージは、豪華声優陣がやりたい放題?

2018.04.05

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累計1,000万部を突破した『ロードス島戦記』で知られる水野良さんが原作を手掛ける、一大戦記ファンタジー『グランクレスト戦記』。3月24日(土)に開催された『AnimeJapan 2018』スペシャルステージでは、アニメの主要キャストが勢ぞろいした。声優陣が語る今後の見どころは? そして彼らが考案したヤバすぎるオリジナルキャラクターとは!?

キャストのお気に入りシーンは? 前半戦の名場面を振り返る

2018年1月からテレビアニメの放送がスタートした一大戦記ファンタジー『グランクレスト戦記』は、皇帝聖印〈グランクレスト〉を巡る戦乱を描き出している。

今回のステージではテオ・コルネーロ役の熊谷健太郎さん、シルーカ・メレテス役の鬼頭明里さんがMCを務め、アーヴィン役の中村悠一さん、アイシェラ役の上田麗奈さん、モレーノ・ドルトゥス役の松岡禎丞さん、プリシラ・ファルネーゼ役の高森奈津美さん、マリーネ・クライシェ役の茅野愛衣さんが登壇。物語前半の名場面や今後の見どころ、オリジナルキャラクター制作など、さまざまな話題で盛り上がった。

キャストが登場すると、まずは挨拶から。ラシック役の日野聡さんの名前を高らかに叫んだ松岡さん、「ここしばらく出番がない」と嘆く高森さん、「出番はあってもいろいろとひどい目にあってます」と話す茅野さんなど、観客に向けて思い思いのひと言を述べた。

続いては、これまで放送された中から声優陣がお気に入りのシーンをピックアップ。中村さんは人狼の女王クララのシーンを選び、「クララ役の沢海陽子さんのお芝居が刺さりました。短いシーンながら、いろいろな思いを感じられた」とコメントした。

人狼の女王クララ

上田さんと茅野さんは、ふたりそろって第9話をセレクト。「テオとシルーカ、ミルザーとマリーネの対比、AパートとBパートの落差が印象的で、複雑な思いが心の中に沸き上がってきます」と上田さんが話すと、茅野さんは「崖の上のミルザーとのシーンがショックで、今も引きずってます。羽多野(渉/ミルザー役)さんがアドリブを頑張って入れていたのに、全部カットされていたことにもショックを受けました」と応じた。

テオとシルーカ

ミルザーとマリーネ

松岡さんが挙げたのは、モレーノのセリフが多かった第2話。「テオやシルーカと戦ったモレーノは、捕らえられて人質的な立場になります。『ラシック様は魔法師が捕らえられたぐらいでひるむ方じゃない』と言いますが、ラシックは『降伏するぞ』と言い、『え!?』となる。野心にしたがって先に進むためにもテオに従うという、印象深いシーンでした」。

モレーノ

ラシック、モレーノ

最後に高森さんが選んだのは、名場面というより印象的なキャラクター。「アレクシス様のかわいさ! リアクション、表情、すべてどの女性キャラよりもヒロインらしいと思いました。無垢な少女のようなんです。マリーネ様との出会いのシーンがいちばん好きです」と述べると、茅野さんも「いい時でした」としみじみ過去を振り返っていた。

アレクシス

マリーネ様、アレクシス

アレクシス

スマホアプリ用キャラクターの制作で、あの人が大暴走!?

2018年、スマートフォンアプリ『グランクレスト戦記 戦乱の四重奏』がサービス開始を予定している。このアプリは、4人でパーティを組み、迫りくる軍勢に立ち向かう戦乱開拓3DアクションRPG。テオ、プリシラなどすでに公開されているキャラに加え、ステージでは新たにヴィラール、アレクシス、マリーネ、マルグレットの参戦も発表された。

グランクレスト戦記 戦乱の四重奏

ヴィラール、アレクシス、マリーネ、マルグレット

スマートフォン用ゲームアプリ『グランクレスト戦記 戦乱の四重奏』第1弾PV(新しいタブで開く)

また、すでに応募は締め切られたが、『グランクレスト戦記 戦乱の四重奏』ではキャラクター案コンテストを開催していた。今回のステージでは、キャストにもオリジナルキャラクターを考えてもらおうということで特別企画「オリジナルキャラクター制作記」を実施。声優陣が事前に考えたキャラクターを発表し、会場の中継をしているニコニコ生放送の視聴者に投票してもらおうという企画だ。「もし自分のキャラクターが採用されたら、お金は入るんですよね?」と先走る中村さんだが、副賞は熊谷さん、鬼頭さん、高森さんのサイン入り色紙。松岡さんは「うれしい!」とノリノリになっていた。

まず発表されたのは、司会の熊谷さん、鬼頭さんのキャラクター案。熊谷さんが覆面レスラーのような「邪紋使いのマスク ド カオス」を披露すると、その何とも言えないできばえに会場も微妙な空気に……。続く鬼頭さんの案は、かわいらしいウサギ。「バルギャリー殿下の仲間です。こう見えてもおじいちゃん。ローディング画面で使ってほしいです」とキャラクター設定を説明した。

3番手の茅野さんが描いたのは、愛くるしい豚のキャラ、その名も「こん豚」。「『グランクレスト戦記』というと“混沌”というイメージがあったので、“こん豚”という豚のキャラを考えました。胴体部分がトンカツの衣になっていて、ゲーム内でこの子を見つけると体力を回復するんです」と解説した。ちなみにキャラクターボイスは、アニメ『七つの大罪』でしゃべる豚・ホークを演じている久野美咲さんを想定しているとか。熊谷さんも「アニプレックスさん、コラボよろしくお願いします」とアピールした。

続いての高森さんは、邪紋使いの人狼を披露。「筋肉は使わず、家庭にある薬箱のようなもので3とか5ぐらい体力を癒してくれるんです」と説明を加えた。

様子がおかしくなってきたのは、松岡さんから。某国民的RPGのキャラをモチーフに、「オルゴ・ミテーダ」というキャラを発表。鬼頭さんも「ギリギリアウトです」と厳しいジャッジを下した。

上田さんが考案したのは、邪紋使いのひよこ・ぴーこ。「邪紋の力で翼を大きくして戦いますが、大きくなるのは片翼だけなのでうまく飛べません。だからほうきに乗るんです。かわいさをプラスして、戦場の花になるようなキャラクターにしました」と設定を紹介してくれた。茅野さんからは「かわいい」という声が上がったが、熊谷さんは「無表情だから、戦場で目を合わせたくない」とコメント。上田さんも「私は着ぐるみが苦手なんです。目が死んでいるような気がして。その怖さも含めて描きました」とかわいいだけではない、ブラックな魅力をアピールしていた。

ラストを飾ったのは中村さん。「いろいろな職業のキャラが登場しますが、このタイプはいないと思って」と言いながらスケッチブックを開くと、どこかで見たようなサムライ風のカラクリロボットが……。会場が爆笑に包まれると、追い打ちをかけるように「でも、これだと怒られるかもしれないので代案も持ってきました」と黒いネズミのキャラを発表。詳しいコメントは差し控えるが、どんなキャラかは察してほしい……。

その後、ニコニコ生放送でアンケートを取ると、悪ノリした視聴者の票は中村さんのキャラに集中! これにはさすがの中村さんも「責任の重さを感じるので、辞退してもいいですか?」。結局、2位の茅野さんに優勝を譲り、「ギャラの配分は楽屋で話し合います」と笑いを交えてコーナーを締めくくった。

原作、アニメ、ゲーム、広がる「グランクレスト」の世界

ステージイベントの最後は、怒涛のお知らせラッシュ。アニメの新キービジュアル、PlayStation®4版『グランクレスト戦記』のCMを初公開したほか、「ねんどろいど テオ」、シルーカのスケールフィギュアなどのグッズ、原作やスピンオフ4コマ漫画の告知を行なった。

PlayStation®4版『グランクレスト戦記』第1弾PV(新しいタブで開く)

なお、PS4®版『グランクレスト戦記』のCMでは、ヴィラールの映像に「この悲劇は、覆せる」とのナレーションも。アニメではすでにヴィラールは死亡し、『AnimeJapan 2018』のアニプレックスブースでは「ヴィラール追悼式」が開催されていた。しかし、PS4®版を制作するバンダイナムコエンターテインメントからは「追悼式には参加できません」とのコメントが到着。PS4®版では、ヴィラールの運命も変わるのではないかと期待せずにいられない。

フィナーレは、キャストからのメッセージで締めくくられた。

「まだまだアニメは続きますが、収録は約1年前から進めてきました。いったん終わりましたが、最終話付近はまだ収録できていません。どういう終わり方になるのか僕らも知らないので、お届けできる日を僕ら自身も心待ちにしています」(中村さん)

「今後もアイシェラのひときわカッコいい決め台詞が聞けるのではないかと思っています。最後まで行く末を見守っていただければと思います」(上田さん)

「今後もちょくちょくモレーノが登場します。PS4®版ゲームの世界マップを見ながらアニメを観ていただくと、『こんなところからこんなところに侵攻してきたのか』と新しい目線で楽しむことができます。アニメもゲームも原作も楽しんでください」(松岡さん)

「熊谷さん、鬼頭さんと3人でニコニコ生放送もやっていますので、ぜひご覧ください」(高森さん)

「マリーネも頑張ります! 敵側のキャラクターではありますが、応援よろしくお願いします」(茅野さん)

「みなさんと一緒にステージに立てて楽しかったです。これからも応援よろしくお願いします」(鬼頭さん)

「原作は完結しましたが、アニメはまだまだ続いていきますので、これからもよろしくお願いいたします。次のクールもお楽しみにお待ちください」(熊谷さん)

アニメは2クール目に入り、ゲームは6月にPS4®版、年内にスマートフォンアプリがリリースされる予定。刻々と移り変わる戦況、異世界での人間ドラマから、今後も目が離せない!

TVアニメ『グランクレスト戦記』公式サイト(新しいタブで開く)
スマートフォンアプリ『グランクレスト戦記 戦乱の四重奏』公式サイト(新しいタブで開く)
PS4®版『グランクレスト戦記』公式サイト(新しいタブで開く)

『グランクレスト戦記』
TOMKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、テレビ愛知、ABCテレビ 、AT-Xにて放送中

『グランクレスト戦記 戦乱の四重奏』
2018年サービス開始予定
価格:ダウンロード無料(一部課金アイテム)
ジャンル:戦況開拓3DアクションRPG
対応プラットフォーム:App Store、Google Play™

『グランクレスト戦記』
2018年6月14日(木)発売予定
価格:パッケージ版・ダウンロード版 8,200円+税
初回限定生産版 11,100円+税
ジャンル:戦術級RPG
対応プラットフォーム:PlayStation®4

©2017 水野良・深遊/株式会社KADOKAWA刊/エーラム魔法師協会

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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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