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連載Cocotame Series

ANI-ROCK FES. 2018

『ハイキュー!!』『銀魂』の主題歌を彩るアーティストの共演『ANI-ROCK FES. 2018』担当プロデューサーインタビュー

2018.05.11

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ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下、SME)の主催による音楽フェス『ANI-ROCK FES. 2018』を、5月12日(土)、13日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナにて開催。5月12日(土)は『ハイキュー!! 頂のLIVE 2018』、13日(日)はテレビ東京と共催の『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』を実施する。

音楽はもちろん、アニメの企画制作も行うソニーミュージックグループの強みを活かした新しいスタイルの音楽フェス『ANI-ROCK FES』は、2016年7月に幕張メッセイベントホールにて開催し、2日間で約13,000人を動員して大成功を収めた。
※2016年は両日ともにテレビ東京、SMEの共催

2年ぶり2回目の開催となる今回は、会場の規模も拡大してスケールアップ。
そのコンセプトなどを前説しつつ、今年の見どころなどについて、ライブ制作に携わるSME コーポレートビジネスマーケティンググループマーケティングオフィス プロデューサー 飯塚知佐子さん、村田莉惠さんに話を伺った。

2016年に開催した『ANI-ROCK FES』の模様

2016年に開催した『ANI-ROCK FES』の模様

『ANI-ROCK FES』とは? 背景・コンセプトを前説

複数のアニメ作品の主題歌やキャラクターソングを披露するイベントと違い、ひとつの作品の主題歌を担当したアーティストが一堂に会し、そのアニメ作品と寄り添った形でステージを展開する『ANI-ROCK FES』は、これまで多くのアーティスト楽曲をアニメ作品の主題歌として送り出してきたソニーミュージックグループならではの企画だ。アニメ作品・音楽といった異なるカルチャーを愛するファンたちがクロスオーバーし、共に集える遊び場を創りたい、そんな想いからイベントが誕生。

2016年の第一回開催当時は、「アニメ×ロック=アニロックという新しい形態」「声優が出演しないアーティストだけのイベント」というコンセプトの基、好きなアニメ主題歌以外の楽曲をいかに聴いてもらうか、試行錯誤を重ね、その甲斐あってかお客さんからの反応も手応えを感じるものだったという。

2016年7月17日開催の『NARUTO THE LIVE 2016』FLOWのステージ

2016年7月17日開催の『NARUTO THE LIVE 2016』FLOWのステージ

その成果を踏まえて企画された今年の『ANI-ROCK FES』では、設立50周年を迎えたソニーミュージックグループと同じく、今年で創刊50周年を迎えた『週刊少年ジャンプ』原作のアニメ作品と再びコラボレーション。1日目はバレーボールを題材にした人気作『ハイキュー!!』をフィーチャーした『ハイキュー!! 頂のLIVE 2018』、2日目はアニメ開始から13年目を迎える長寿作品『銀魂』との再コラボとなる『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』を実施。本年度は、このイベントを進化させることでアニロックというものがひとつの確立されたジャンル、ブランドとして拡がるよう、その土台の確立を目指す。

 担当プロデューサーに聞く『ANI-ROCK FES』の魅力

<各日の担当プロデューサー>

『ハイキュー!! 頂のLIVE 2018』:SME コーポレートビジネスマーケティンググループマーケティングオフィス 村田莉惠さん

『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』:SME コーポレートビジネスマーケティンググループマーケティングオフィス プロデューサー 飯塚知佐子さん

――『ANI-ROCK FES』のライブ制作にはどのように関わっているのでしょうか?

飯塚:『ANI-ROCK FES』は「アニメとロックの融合」というコンセプトで2016年の夏に立ち上がった、SMEが主催・企画しているライブイベントのひとつです。今回は『ハイキュー!!』DAYと『銀魂』DAYとして、それぞれのアニメ作品と1日ずつコラボレーションし、作品のお力を借りてイベントを作り上げていますが、その際に作品と向き合いながら内容をすり合わせていく担当として関わっています。

村田:部内にアニメの主題歌をコーディネートするチームがあり、それぞれの作品に担当がついています。今回の『ANI-ROCK FES.2018』に関して言えば、私は『ハイキュー!!』の担当、飯塚は『銀魂』を担当しています。

――近年はアニメ音楽に焦点を当てたフェスやライブイベントが増えていますが、その中で『ANI-ROCK FES』ならではの魅力はどんなところにあるとお考えですか?

飯塚:『ANI-ROCK FES』はどちらかと言うと、ロックフェスにアニメの要素が入っているイメージなので、基本的には音楽を聴きに来る場所になっていると思います。もちろんアニメの要素もふんだんに入っていますが、例えば声優さんに生で出演していただくのではなくて、あくまでキャラクターとして登場していただくので、アニメイベントとしては少し特殊かもしれませんがそこが魅力となっていると思います。

村田:イベント全体を通してひとつのアニメ作品を取り上げて音楽を届けるライブイベントというのは、ありそうであまりない形だと思います。『ANI-ROCK FES』は、ロックイベントなので音楽が中心になりますし、出演アーティストの方々はアニメ主題歌以外の楽曲も披露するので、ライブという意味では他の音楽フェスと同じような感覚で楽しんでいただけると思います。

 今年の『ANI-ROCK FES.2018』の見どころ

――今年のフェスは、アニメの要素をどのように盛り込んでいるのでしょうか?

飯塚:『銀魂』と『ハイキュー!!』で演出の内容は少し違いますが、共通しているのは声優さんによる録り下ろしのキャラクターボイスが演出の要になっていることですね。

村田:『ハイキュー!!』に関しては、アニメのシリーズ構成を担当されている脚本家の岸本卓さんやプロデューサーと相談して、オリジナルの内容で録り下ろしのボイスを収録したので、会場でしか体験できない演出が楽しめます。内容は実際に来ていただいてのお楽しみになりますが、その時、その瞬間を楽しんでもらえるような形になっていると思います。

飯塚:『銀魂』も同じように製作委員会のお力をお借りして、キャラクターたちがその場にいるというシチュエーションを作るなど、オリジナルな演出をしており、その場でしか体験できない貴重なものになっています。

――出演アーティストのラインナップやセットリスト、ステージ演出に関して、こだわりを教えてください。

村田:『ハイキュー!! 頂のLIVE』では、その日限りの演出が幾つかあります。
まず、石崎ひゅーいが『ハイキュー!!』第2クールのオープニング「Ah Yeah!!」をカバーします。また、元Gallileo Gallileiのメンバーによる新バンド、Bird Bear Hare and Fishが『ハイキュー!! セカンドシーズン』の第1クールのエンディング「クライマー」を演奏します。
これらの演出により、歴代主題歌を全て生演奏で聴いていただくことができます。

飯塚:『銀魂』は十数年続いている長寿アニメなので、基本は直近のシリーズの主題歌を担ってくれたアーティストでラインナップを固めています。『銀魂』に関しては前回2016年に開催した『ANI-ROCK FES』(『銀魂LIVE CARNIVAL 2016』)でもご好評をいただいたので、今回もその演出にならった部分はありつつ、そこからパワーアップできるよう意識しました。会場も今回はさいたまスーパーアリーナということで、規模が前回の倍となっていますから、スクリーンを大きくして映像演出もしっかり楽しんでいただけるようにしています。

――前回の『ANI-ROCK FES』もそうでしたが、『ハイキュー!!』や『銀魂』の主題歌以外の楽曲もセットリストに組み込まれるので、個々のアーティストのライブパフォーマンスをしっかりと楽しめるのも魅力ですね。

飯塚:アニメ作品に惹かれて観に来た人がライブを観てアーティストのことを好きになったり、逆にアーティストのファンが観に来てアニメが好きになるという相乗効果が、イベントのコンセプトのひとつなんです。アニメのファンの方から見ると主題歌以外の楽曲は新鮮に映るかもしれませんが、そのような方でも楽しんでいただけるように、演出面で工夫を凝らしているので、主題歌を含め純粋に音楽を楽しんでいただきつつ、声優さんによる録り下ろしの演出も楽しんでいただければと思います。

村田:今回のイベント用に描き下ろしていただいたイラストを使用して、他では入手できない貴重なオリジナルグッズもご用意していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

『ハイキュー!! 頂のLIVE 2018』

開催日時 2018年5月12日(土)
開場/開演 15時00分 / 16時00分(予定)
開催会場 さいたまスーパーアリーナ
出演者 石崎ひゅーい / SPYAIR / tacica / NICO Touches the Walls / Bird Bear Hare and Fish / BURNOUT SYNDROMES(五十音順)
主催 ハイキュー!! 頂のLIVE 2018実行委員会
企画 ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作 バンダイナムコ ライブクリエイティブ
後援 文化放送
協力 集英社 / 東宝 / エムオン・エンタテインメント / 電通 / さいたまスーパーアリーナ

『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』

開催日時 2018年5月13日(日)
開場/開演 15時00分 / 16時00分(予定)
開催会場 さいたまスーパーアリーナ
出演者 あゆみくりかまき / SPYAIR / CHiCO with HoneyWorks / DISH// / BLUE ENCOUNT / ЯeaL(五十音順)
主催 銀魂 LIVE CARNIVAL 2018実行委員会
企画 テレビ東京 / ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作 バンダイナムコ ライブクリエイティブ
後援 文化放送
協力 集英社 / バンダイナムコピクチャーズ / テレビ東京ミュージック / エムオン・エンタテインメント / 電通 /さいたまスーパーアリーナ

『ANI-ROCK FES. 2018』公式サイト(新しいタブで開く)

©古館春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

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