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乃木坂46アジアへの挑戦「NOGIZAKA46 Live in Taipei 2019」ライブレポート【特集第1回】

2019.3.8

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Live/Event

日本ではアイドルグループとして確固たる地位を築き上げ、次のステップとして活躍の場をアジアへと広げている乃木坂46。17年11月には『C3AFA(※1) Singapore 2017』、18年2月には『C3AFA Hong Kong 2018』にてライブが実現。そして、18年12月、上海メルセデス・ベンツアリーナでアジアでの初の単独公演「NOGIZAKA46 Live in Shanghai 2018」が開催され、約1万枚のチケットがソールドアウト。中国進出の玄関口とも言っていい上海での公演は大成功のうちに終わった。

Cocotameでは、乃木坂46のアジア進出を特集。アジアでの彼女たちの現状、そして今後さらなる飛躍を遂げるために必要なことを、関係スタッフをはじめとしたさまざまなスタッフの証言をもとに考察していく。第1回は、19年1月26日に開催された、「NOGIZAKA46 Live in Taipei 2019」の模様をお届けする。

※1:日本のアニメ、ゲーム、キャラクターなどを展示・販売するアジア最大規模のポップカルチャー、キャラクターイベント

歓迎ムードが広がる台北アリーナ

乃木坂46は、17年7月から現在まで台湾のセブン-イレブンのCMに起用され、18年には台湾で絶大な人気を得た映画『あの頃、君を追いかけた』の日本リメイク版のヒロインに齋藤飛鳥が出演したことで、台湾でのファン層拡大が一層進み、会場となった台北アリーナは上海公演に続いて約1万人の観客で満員になった。



この台北アリーナはアリアナ・グランデやマドンナをはじめ、安室奈美恵や嵐なども公演を行なっている台湾最大規模の会場であり、日本を代表するグループのひとつとして乃木坂46は、その大きな舞台に立った。

開場前にはグッズ売り場に長蛇の列ができ、日本と同様の光景が見られた。首にはタオル、手にはサイリウム、また自作のボードなどを持つファンも多く見受けられ、開演前にはメンバーのコールが次々と起こるなど、日本のファンをよく見て、日本と同じように盛り上がろうという気持ちがそこかしこに表われていた。

開演間近になると観客の姿がステージ前方のスクリーンに映し出され、それぞれが推しメンバーの名前が入ったタオルや「台湾へようこそ」と日本語で書かれたボードなどを掲げ、会場中が歓迎ムードに染まる。

2019年最初のライブがスタート

照明が暗くなるとスクリーンにこれまでのアジアでの活動の様子がオフショットとともに映し出され、台北のシーンが登場するとひときわ大きな歓声が。そして「今年最初のライブは台北から」という文字が浮かび上がると、盛り上がりはピークに達する。そう、乃木坂46の2019年のライブはここ台北からスタートしたのだ。

映像が終わると、待ちに待ったメンバーが紫色のサイリウムで照らされたステージに登場。台湾公演に出演したメンバーは秋元真夏、伊藤理々杏、梅澤美波、大園桃子、久保史緒里、齋藤飛鳥、斉藤優里、阪口珠美、佐藤楓、新内眞衣、高山一実、寺田蘭世、中田花奈、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、山崎怜奈、山下美月、与田祐希、渡辺みり愛の20名(五十音順)。

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センターを務める齋藤飛鳥が「你好,台北!大家一起high起來吧!(ニーハオ、タイペイ!ダージア イーチーhighチライバ!)=こんにちは台北!皆さん一緒に盛り上がりましょう!」と中国語で挨拶し、「裸足でSummer」で幕を開けた。そのアッパーなサウンドにリードされるように、会場全体が揺れているかのような盛り上がりを見せ、その後も「おいでシャンプー」「走れ!Bicycle」「太陽ノック」とヒットシングルを立て続けに披露。1曲ごとに歓声が大きくなっていった。

「太陽ノック」の後は各メンバーが中国語で自己紹介。それぞれに笑いとたくさんの拍手が沸き起こった。なかでも松村が「我尚古錐(ゴァーションゴーズ))=私が一番可愛い」秋元が「感謝(ガムシアー)=ありがとう」と、台湾語で話した時はひときわ大きい歓声が聞かれた。そうしたメンバーの台湾のファンへの気遣いに対して、観客も一斉に「台湾へようこそ」と日本語で書かれたボードを掲げて歓迎ムードを演出。お互いに待ち焦がれた機会がようやく訪れ、喜びが湧き出た瞬間だった。

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続く「夏のFree&Easy」からはセンターが1曲ごとに変わっていき、曲ごとにさまざまな表情を見せていく。齋藤がセンターの「ぐるぐるカーテン」が終わったところで、再びスクリーンに映像が映し出された。2期生の堀未央奈が海外展開の気構えを、そして3期生の与田祐希が乃木坂46への加入や同じグループの仲間としての1、2期生への想いを語ったインタビューが結成当時の映像を交えながら紹介されていった。

乃木坂46

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映像が終わり、「逃げ水」で再びメンバーがステージに登場。「何度目の青空か?」「君の名は希望」などをパフォーマンスした後、「Threefold choice」(齋藤、星野、堀)、「僕が行かなきゃ誰が行くんだ」(斉藤、佐藤、中田、寺田、山崎、渡辺)、「せっかちなかたつむり」(秋元、伊藤、梅沢、坂口、新内、高山、松村)、「言霊砲」(大園、久保、山下、与田)の乃木坂46内のユニット曲4曲が披露された。

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再び映像がスクリーンに映し出され、「初期に歌っていたときと気持ちは変わらない」というテロップとともにメンバーが登場。セーラー服姿で歌う「制服のマネキン」のリリース時にはいなかった2期生、3期生とともに息の合ったパフォーマンスを見せ、2019年の乃木坂46としてアップデートされた姿を印象づけた。

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後半も息をつく暇もないほどにヒット曲、人気曲のオンパレード。初めての台湾公演ということで、乃木坂46の魅力を余すところなく見せるセットリストになった。

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齊藤から台湾ファンへのメッセージ

アンコールラストの「乃木坂の詩」の前には齋藤が台湾のファンに向けて最後の挨拶を行なった。
「(観客の大半が掲げる「やっぱ乃木坂だな!」と書かれたボードを目にして)また何か上げてくださってますか? 『やっぱ乃木坂だな!』って書いてある! すごい! でも、『ダンケシェーン』をやるとはわかってなかったのに。ありがとうございます、シェイシェイ。

普段日本で活動している時は台湾のファンのみなさんが日本に会いに来てくれることが多くて、私たちが台湾に行ってみなさんに会いにいけたらと思っていたので、今回こういう機会をいただけて本当にうれしく思っています。こうして乃木坂46を好きだと言ってくださっているファンの方を実際に目の前にして、ちゃんとみなさんがいてくださるんだなとリアルに感じて、幸せな時間を送ることができました。また絶対に会いにきます。それまで待っていてください」

「乃木坂の詩」が終わった後、深々とおじぎをして、名残惜しそうに会場全体に手を振るメンバーたち。そして、齋藤がステージにひとり戻ってきて、「みなさん、新年快楽!」と春節の挨拶をして、熱狂が絶えることがなかった2時間が終わった。

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今年最初のライブの地に台北を選んだこと、そして大成功を収めたことが乃木坂46の今後を象徴するようであり、アジアにおける次なる一歩を踏み出す公演になったのはまちがいない。19年も乃木坂46は大きな飛躍を見せてくれそうだ。

<セットリスト>

1.裸足でSummer
2.おいでシャンプー
3.走れ!Bicycle
4.太陽ノック
5.夏のFree&Easy
6.ガールズルール
7.バレッタ
8.今、話したい誰かがいる
9.ぐるぐるカーテン
10.逃げ水
11.何度目の青空か?
12.君の名は希望
13.きっかけ
14.悲しみの忘れ方
15.Threefold Choice
16.僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
17.せっかちなかたつむり
18.言霊砲
19.制服のマネキン
20.世界で一番孤独なLover
21.僕だけの光
22.命は美しい
23.いつかできるから今日できる
24.サヨナラの意味
25.シンクロニシティ
26.インフルエンサー
27.ロマンスのスタート
28.ハウス!
29.ジコチューで行こう!

アンコール
1.転がった鐘を鳴らせ!
2.ダンケシェーン
3.乃木坂の詩

関連サイト

乃木坂46オフィシャルサイト

 

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