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連載Cocotame Series

KIDSTONEのキッズ向けフィジタルガジェット『VOLLY』、YouFab Global Creative Awards 2016 でファイナリストに選出!

2017.03.13

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ソニー・ミュージックエンタテインメントのキッズ専門ブランド「KIDSTONE」が、ラナ・エクストラクティブと共同開発した子ども向けボール型フィジタルガジェットの『VOLLY(ボーリー)』が、デジタルファブリケーション領域の優れた挑戦を表彰する「YouFab Global Creative Awards 2016」にて、世界31カ国196の応募作品の中からファイナリストに選出されました。

『VOLLY』(新しいタブで開く)とは

「フィジタル(Phygital)」とは、「KIDSTONE」が提唱するフィジカル(Physical)とデジタル(Digital)を組み合わせた造語。その「フィジタル(Phygital)」を形にしたのが、今回受賞した子ども向けボール型ガジェット『VOLLY』です。『VOLLY』は、内蔵された動態認識機能(振動、回転などを読み取る機能)によって、音声に変化を与えます。子どもたち自身が『VOLLY』に声を吹き込み、また、振ったり転がしたりしながら、感情の変化を生みだしたり、コミュニケーション能力を高めたりする、新しい形の遊具となっています。

『VOLLY』を企画した、ソニー・ミュージックエンタテインメント エデュケーション事業部Team KIDSTONE チーフの伊藤弘康さんのお話

『VOLLY』開発の経緯と目的は?

伊藤:子どもたちを取り巻く環境でデジタルが欠かせない状況の中、手を使ってモノをつくるなどのフィジカルな行為やクラフト的なことも大事にしたいと思い、フィジカルとデジタルを合体させた造語「フィジタル」という言葉を思いつきました。そのような中で、昔から一緒に仕事をしているラナ・エクストラクティブさんとキッズ向けにフィジタルなものをつくれないかとブレストを重ね、ボールを使ったアナログな動きと、デジタルテクノロジーを駆使した『VOLLY』をつくりました。

――入賞した理由は?

伊藤:「シンプルで、遊び心に富んでいる。カスタマイズができて、インタラクティブ。物語があり、コラボレーションもできる。『VOLLY』は、子どもたちが夢中になれる遊びの体験をデザインする上で、重要な特性をたくさん持っている」と、審査員の方にコメントをいただきましたが、ここにつきると思います。

今後『VOLLY』をどう展開していく予定ですか?

伊藤:プレーンな『VOLLY』にストーリーをのせて、様々なオリジナルプログラムやコンテンツをつくりたいと思います。そして「フィジタル」というキーワードのもと、フィジタルコンテンツを積極的に広げていきたいと思います。また、「KIDSTONE」は子ども専門のチームとして、今後もこういった子どもの好奇心を刺激する企画にたくさん取り組いきたいと思います。

VOLLY

「YouFab Global Creative Awards 2016」(新しいタブで開く)について
「デジタルとフィジカルを横断し、結合する創造性=Fab(ファブ)」とし、デジタルとフィジカルなものづくりの高度な連携によって生まれるクリエーションを国内外問わず広く募集し、アワードを通じて、未来を変える新たなアイデアや作品を見落とすことなく発見し、支援することを目的としています。

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