アニプレックスの海外戦略――世界を熱狂させるファンマーケティングの探求①
2024.09.15
対戦ゲームをスポーツ競技と捉える“eスポーツ”が注目を集める中、かつてないアプローチの新リーグが発足した。
「e-sports Queen League」、通称「EQリーグ」は女性芸能人が芸能プロダクション対抗でゲーム対戦する、eスポーツクイーン決定戦。2018年10月からの本リーグ開幕を前に、4月からプレシーズンマッチが開催されている。
「女性タレントのeスポーツ大会? キャッキャ言いながらゲームで遊ぶだけでしょ」なんて思ったら大間違い! 各チームとも本気で練習を重ねているため、蓋を開ければガチofガチの真剣勝負。観客がどよめくほどのスーパープレイを披露する選手、ライバルチームに敗れて悔し涙を流す選手などが続出し、心を揺さぶるドラマを生み出している。
それでは6月24日、東京カルチャーカルチャーで開催されたプレシーズンマッチDay3の模様をレポートしよう。
10月からの本リーグを前に、4月から毎月1回開催されてきたプレシーズンマッチ。第3戦となる今大会は、ついにプレシーズンの優勝チームが決定する重要な一戦だ。総合MCのイジリー岡田さんが7チーム43名の選手を呼び込むと、会場は一気にヒートアップ!
EQリーグは参加する芸能プロダクション対抗で全チームが総当たりで対戦していく形式。プレシーズンマッチには8つの芸能プロダクションから計7チームが参加しているが、出場メンバーが大会ごとに入れ替わってくのも楽しみのひとつ。それではDay3に出場したメンバーを紹介しよう!
最初のゲームは、爆弾で相手を倒すアクションゲームとしてお馴染みの『スーパーボンバーマン R』(コナミデジタルエンタテインメント)。
3vs3でステージ上のクリスタルを奪い合い、より多くゲットしたチームが勝利となる「グランプリ」モードでの対戦となる。素早くクリスタルを集める係、ボムで敵を攻撃する係など、役割分担とチームワークがカギを握るルールだ。
ちなみに、観客にはゲームのルールや出場選手をまとめた小冊子が配られるため、ゲームに詳しくなくても大丈夫。試合前にはDay2までのおさらいコーナーもあるので、初めて来場した人でも流れを把握できる。
『スーパーボンバーマン R』のDay2までのトップは、東宝ガールズとBlueWeeds。同率3位はteamSMQとShochiku Sisters。そして、いまだ一勝も収めていないX21、ホリッちと続き、この日試合のないDS☆ゲーム部は最下位が決定。優勝決定戦も気になるが、事務所の先輩であるイジリーさんは「ホリッちが同率最下位になるかどうか見守りましょう」と新たな楽しみ方も提案していた。
対戦前から火花バチバチで、マイクパフォーマンスを繰り広げる両チーム。
まずteamSMQのKittan選手が「ホリッちに唯一負けないもの、それはおっぱいです!」とFカップを見せつければ、ホリッちはHカップアイドル・わちみなみ選手が応戦。
さらに追い打ちをかけるように、浜口順子選手が「こっちは怖いもんなんかないんじゃ! ホリプロは捨て身の精神を持ってるんじゃい!」と大阪弁でまくしたてる。しかもこの日は、浜口選手の誕生日。観客からバースデーソングで祝福され、一気にホリプロ優勢ムードに……?
しかし試合が始まってみれば、teamSMQが押しまくる!
冷静沈着な大釜ケリー選手が司令塔となり、楽屋で弁当を4つ食べたという岩村彩未選手が軽やかな動きで敵チームを翻弄。見事、勝利に貢献した。
負けたホリッちは、イジリーさんに「全然悔しい顔をしてない」「次回は全員総入れ替え」とイジられまくり。「誰か泣きなさいよ!」と浜口選手が促したものの、誰一人として涙を流すことなくステージから去っていったのであった……。
続く第2試合では、Shochiku Sistersにハプニング勃発!? チームメンバーが颯爽と入場するが、3人1チームにもかかわらず登壇したのは2名のみ。「誰か助けてくれる人はいませんか?」と客席に呼びかけると、軽快なテーマソングに合わせて「二の腕パンパンおじさん」がやってきた!! しかも、頭頂部に「ボンバーマン」と同じような突起物がついた「二の腕パンパンボンバー」Ver.での登場である。
「ボムを遠くまで投げられるキャラとして、ぜひ商品化してください!」と商魂たくましく訴えたせつこ選手……いや二の腕パンパンボンバーが笑いを巻き起こし、場内のムードを一変させた。
二の腕パンパンボンバーが加わったShochiku Sistersは、試合でも圧倒的な強さを見せつける。第1ラウンドは、すべてのクリスタルを奪ったShochiku Sistersがパーフェクト勝利。続く第2ラウンドでも、危なげない試合運びで勝利を手にした。
第3試合は、『スーパーボンバーマン R』プレシーズンマッチの優勝がかかった同率1位同士の一戦。
BlueWeedsの鉄砲玉・福田朱子選手が「東宝ガールズはメイクさんを連れてきていますが、私たちは自メイクでも引けをとりません!」と雑草魂をアピールすると、東宝ガールズの門山葉子選手は「本当に一生懸命練習してきたので、絶対に優勝します」と清純派女優らしく凛とした表情で応酬。
両チームが静かな闘志を燃やす中、決戦の火ぶたは切って落とされた。
「『ボンバーマン』最強キャラ」の呼び声高いアヌビスボンバーを使いこなして善戦した東宝ガールズだが、結果はBlueWeedsの圧勝! リーダーの白河優菜選手がクリスタルを集め、寄ってきた敵を倒してさらにクリスタルを稼ぐという作戦で、見事優勝を飾った。
歓喜に沸くBlueWeedsに対し、勝利を逃した東宝ガールズは涙、涙……。泣きながらも「まだまだ練習不足でした」と気丈に話す門山選手、「本当に悔しいです」と言葉を振り絞る平山りの選手、「いざコントローラーを持ったら、手が動きませんでした」と優勝決定戦の緊張感を振り返る須藤叶希選手。
涙にくれる3人の姿から、この大会に懸ける強い思いが伝わってきた。その姿を見たイジリーさんも、「これぞスポーツのあるべき姿!」と絶賛!
続く『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』(バンダイナムコエンターテインメント)は、1チーム2曲をプレイし、対戦チームより合計スコアが高ければ勝利というルール。各チームとも、相手チームが指定した曲、自軍が選んだ曲の2曲をプレイすることになる。Day1から練習を重ねてきたため、もはやフルコンボは当たり前。今回もハイレベルな戦いが期待されていた。
Day2までの成績1位は、東宝ガールズとホリッち。3位がteamSMQとShochiku Sisters、5位がX21とDS☆ゲーム部と続き、最下位が確定しているのがBlueWeeds。一度のミスがスコアに大きく響くため、一瞬たりとも気が抜けない戦いとなっていた。
teamSMQはももみ選手と小松美咲選手、X21は籠谷さくら選手と末永真唯選手が出場。
それぞれ「エイリアンエイリアン」と「さくらんぼ」を指定曲に選んだ。
難易度は自分で選べるため、難しい曲で高スコアを狙うか、確実にフルコンボで点を稼ぐかという楽曲やモード選択も勝敗のカギを握る。やや乱れたものの「エイリアンエイリアン」を「むずかしい」モードでプレイした末永選手、「さくらんぼ」で「ふつう」モードを選んで手堅く1ミスに抑えた籠谷選手など、それぞれの戦略も浮き彫りになった。
最終的に、teamSMQが約30万点差をつけて圧勝したものの、注目を集めたのはかわいらしいルックスに似合わぬ毒舌女王様キャラを開花させたX21の籠谷選手。記録よりも記憶に残る活躍となった。
続いては、アキバ系アイドル・妄想キャリブレーションを擁するDS☆ゲーム部と、芸人を中心とするShochiku Sistersの決戦。
だが、ここでも波乱の展開が……。「ライバルチームに妄キャリファンがいる! 賄賂(CD)を渡して写真も撮った!」とDS☆ゲーム部の胡桃沢まひる選手が暴露した相手は、なんとせつこ選手……いや、二の腕パンパンボンバー。どちらを応援するのか両チームから決断を迫られるも、「両方頑張ってほしい」と煮え切らない返事……。
と、試合前は笑いに包まれていた会場だが、いざ対戦が始まると一気にピリッとした空気に。「さいたま2000」「ゴーストルール」の2曲で戦い、胡桃沢選手がフルコンボを達成するなど大きな盛り上がりを見せた。
中でも、テンション高いプレイで観客を惹きつけたのがShochiku Sistersの羽瀬(おはよーサンフランシスコ)選手。ミスは目立ったものの、おでこに鉢巻をして、大きなアクションで太鼓をたたく姿はいなせな姉御。イジリーさんも「ちょっと早めの日本の祭り。ベストパフォーマンス賞を差し上げましょう」と、羽瀬選手のプレイにすっかり魅了されていた。
Shochiku Sistersも健闘したものの、結果はDS☆ゲーム部の圧勝。二の腕パンパンボンバーは、負けたにもかかわらず「妄想キャリブレーション、とてもかわいかった……」と満足した様子でステージを後にした。
最後の試合は、『太鼓の達人』優勝決定戦。
東宝ガールズといえば、前回Day2で激ムズの「おに」モードをフルコンボでクリアしたみょん選手。「みょんは燃えてます! さっき『ボンバーマン』で負けてしまったので、私のめらめらレベルはMAXです!」と気合全開で、試合に臨んだ。
ずば抜けたテクニックを誇るみょん選手だけに最後にラスボスとして登場するのかと思いきや、トップバッターで太鼓の前へ。相手チームの指定曲「最終鬼畜妹フランドール・S」の「むずかしい」モードを選ぶと、見事フルコンボを達成!
続くホリッちの山口百恵選手は「さいたま2000」の「むずかしい」モードにチャレンジ。前半でミスしたものの、後半では見事に立て直してみせた。その後、ホリッち・石田晴香選手、東宝ガールズ・門山選手ともに見事にフルコンボでクリア! 2選手ともにフルコンボを成し遂げた東宝ガールズが『ボンバーマン』の雪辱を晴らし、『太鼓の達人』王座に輝いた。
浜口選手と同じくこの日が誕生日だという山口選手は、試合には負けたものの会場から温かいバースデーソングを贈られて涙……。「本リーグでは、絶対にリベンジします! 絶対にみょんを倒します!」と力強くアピールした。
『スーパーボンバーマン R』ではBlueWeeds、『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』は東宝ガールズが優勝を飾り、3戦にわたるプレシーズンマッチは終了。両チームは本リーグまでの3ヵ月間、EQリーグ広報大使としてメディアに登場することが決まった。
そして、この日最も優れたパフォーマンスを見せた人に贈られる「Queen of The Day」に選ばれたのは、二の腕パンパンボンバーとして大会を盛り上げたせつこ選手! 「入場から試合中、試合後まで、観客も出演者も楽しめるよう、時には仲間を裏切って頑張ってくれました。そのチャレンジ精神を称えます」という授賞理由とともに、ヘルメット頭に輝くティアラが授与された。
10月からの本リーグ開幕に向け、新たな参加チームを決定する『EQリーグ EXTRA STAGE』の開催も決定! 続報は8月に発表されるのでお楽しみに!
各ゲームで優勝を飾った2チーム、そして「Queen of The Day」に選ばれたせつこ選手のインタビューをお届けしよう。
──『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!(以下、太鼓の達人)』で優勝した感想をお願いします。
門山葉子:『太鼓の達人』の前に『スーパーボンバーマン R(以下、ボンバーマン)』で優勝を逃したことがすごく悔しくて……。「『太鼓の達人』は絶対に勝とうね!」と気持ちを切り替えて、みょんちゃんと一緒に頑張りました。結果的に笑顔で終えることができて、とてもうれしいです。
──おふたりともフルコンボでクリアしていましたが、相当練習したのでは?
門山:毎週末、事務所に集まって作戦を練りながら練習しています。練習時間は、2タイトル合わせて8時間ぐらい。「やらなきゃ!」という義務感ではなく、熱中しすぎて気づくとあっという間に時間が過ぎているんです。もちろん個人練習もしています。練習を重ねると、どんどんできることも増えてきますし、『ボンバーマン』なら「相手をここに落とそう」、『太鼓の達人』なら「フルコンボを狙うならあのパートは左手から始めたほうがいいね」と発見もあります。誰かが失敗したときにも「ドンマイ!」と励ましあって、本当にひとつのスポーツに取り組んでいるようでした。もともと私たちはみんな負けず嫌いですし、凝り性なので何かを極めるのが大好き。みんなで一生懸命にゲームを極めるのは、すごく楽しいですね。
──本リーグに向けての抱負をお願いします。
門山:『ボンバーマン』で負けてしまったことが、どうしても悔しいんです。今回対戦したBlueWeedsさんだけでなく、ほかのチームももっともっと練習してくると思うので、みなさんに負けないよう対策を練って頑張りたいと思います。『太鼓の達人』は、「打倒みょん!」とみなさんが狙ってくるので、ほかのメンバーの技量を上げつつ、チーム力を高めたいと思います。
みょん:ほかのみなさんが届かないところまで、実力を上げていきたいです!
門山:私たちもみょんにばかり頼りすぎるので、プレッシャーをかけないようにしないとね。チーム全体で頑張りたいです。
平山りの・須藤叶希:頑張ろう!
──EQリーグの魅力は、どんなところにあると思いますか?
門山:真剣にプレイする楽しさはもちろん、ほかのチームが戦っているのを袖で見て「頑張れー!」って応援するのも楽しいんです。お客さんと一緒になって応援できるのが魅力だと思います。
みょん:本当にスポーツそのものだよね。
平山:みなさんに成長を見てもらえる場でもあります。私自身、EQリーグが始まるまでゲームをほとんどプレイしたことがなくて。でも、今では休みの日は「ゲームするか」とすっかりインドア派に(笑)。こんなことは人生で初めての経験です。練習すればしただけ結果に表われますし、みんなで練習するのも楽しくて。こうやって決勝まで残れるなんて私自身も信じられません。
須藤:これまで部活をやってこなかったので、試合に出るという緊張感もすごくて。スポーツだなと思いました。勝ち負けでこんなに盛り上がれるなんて、最初は思ってもみませんでした。楽しくプレイできてよかったです。
門山:一緒になって応援してもらえると、私たちもとてもうれしいです。ぜひ一緒に盛り上げていきたいなと思います。ワールドカップに負けない気持ちで、本リーグも頑張ります!
──『ボンバーマン』の優勝、おめでとうございます。勝因はどこにあると思いますか?
白河優菜:私たちは、N-weedとblueskywalkersというふたつの事務所の連合軍なんです。ふたつの事務所の力が合わさっているところがチームの力ですし、力を合わせて頑張ろうという考え方が私たちを優勝に導いてくれたのかなと思います。
福田朱子:全員が同じ事務所だと、どこかで甘えが出たと思うんです。N-weedに比べれば私たちblueskywalkersはダメダメです。だからこそ、N-weedに迷惑かけちゃいけないと思いましたし、みんなで「大手事務所に負けないぞ!」と気持ちを合わせて頑張れたのだと思います。
──練習はどのように進めていったのでしょう。
白河:どちらかの事務所に集まって、みんなで練習しました。昼から夜まで練習したこともあります。みんなで話し合いながら「このキャラはこう使おう」と作戦を立てていきました。
──一方、『太鼓の達人』は残念ながら最下位に終わりました。
佐藤あかり:私はDay1、2どちらにも出場しましたが、成績は良くなかったですね……。でも、プレシーズンマッチで負けた分、本リーグまでにしっかり練習して、次はふたつのゲームで優勝できるように本気で頑張ろうと思います。
福田:本番ではフルコンボを出せなくても、私たちは練習でフルコンボを達成した姿を何度も見ているんです。だからこそ悔しい。しかも初戦で私がフルコンボを出していたら決勝に行けたかもしれないと思うと、すごく悔しくて……。最初は練習不足もありましたが、今では全員がそれなりに叩けるようになってきています。『太鼓の達人』でもチーム力で作戦を練って、次は絶対に勝ちます!
白河:観戦してくれるみなさんに、「プレシーズンよりもすごく成長してるじゃん!」と思ってもらえるように頑張りたいです。それが本リーグの課題です。
──本リーグに向けての抱負をお願いします。
白河:私たちは、まだまだ上を目指せると思っています。その成長を見ていただきたいです。EQリーグの魅力は、ゲームによって生まれる喜怒哀楽や人間ドラマ。そこにも注目していただきたいですね。途中から見ても楽しめますし、毎回熱いものを感じていただけると思います。
福田:それに、芸能人女子が集まっているので、キラキラしていてかわいいんですよ(笑)。ゲーム以外にも、見どころはいーーーっぱいあります! EQリーグによってeスポーツが盛り上がって、BlueWeedsの名を知らしめて、メンバーのTwitterやInstagramのフォロワーが増えて、仕事がガンガン舞い込んでくるところまで狙っていきます! ぜひ全員の名前を覚えてください。
──「Queen of the Day」に選ばれた感想をお願いします。
せつこ:二の腕パンパンおじさんというキャラで登場したので、「おじさんがクイーンになっていいものだろうか」と思いました(笑)。でも、選んでもらってとてもうれしかったです。試合では『太鼓の達人』で負けてしまいましたが、『ボンバーマン』は勝つことができました。本リーグに向けてみんなで練習していこうという意欲も、さらに沸いてきました。
──今回は二の腕パンパンおじさんが登場したのは、プレシーズンのラストマッチだからですか?
せつこ:もともとライブの合間に、この格好でゲームの練習をしていたんです。「じゃあそのまま出ちゃおうか」となり、今回登場しました。
──ゲームプレイ以外でも、たくさん見せ場を作ってくれました。
せつこ:Shochiku Sistersは芸人が多いチームなので。もちろんプレイは真剣ですけど、笑える部分を作りたいなと思っていました。でも、『ボンバーマン』は真ん中に座ってプレイしたので、両側のふたりに二の腕が当たってちょっと迷惑をかけてしまいました(笑)。そこは反省点です。
──本リーグでは、また違う仕掛けを用意しているのでしょうか。
せつこ:実はもう何個か、隠し玉を用意しております。隠し玉と言いつつ、そんなに大したものでもないですけど(笑)。ネタもゲームの腕もバージョンアップしていきますので、注目していただければ。
──本リーグに向けて、ゲームプレイについての抱負をお願いします。
せつこ:ひたすら練習するのみです。どちらのゲームも大好きでやり込んでいるので、どんどんパワーアップしていきたいです!
最後まで試合を観戦して感じたのは、参加選手たちの熱い思い。これまで真剣に練習に打ち込んできたからこそ、本気で熱くなり、試合後には歓喜の叫び、悔し涙がほとばしる。みょん選手にリベンジを誓う山口百恵選手など選手間のドラマも生まれ、続けて観戦するとプロレスのようなストーリー性を楽しむことができる。
また、回を重ねるごとに各選手のキャラクター性も浮き彫りに。芸人顔負けのトークで会場を沸かせる福田朱子選手、女王様キャラとして底知れぬ魅力を発揮し始めた籠谷さくら選手、確実に笑いを取ってくるせつこ選手やKittan選手といった芸人たち。“推し選手”が見つかると、観戦がもっともっと楽しくなるだろう。10月からの本リーグはネット配信も予定されているので、自宅で、会場でEQリーグを楽しんでほしい。
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