アヴリル・ラヴィーン、カナダ出身アーティストらと集結！――チャリティーシングル配信＆ミュージックビデオも公開

2020.04.28

ソニー・ミュージックレーベルズ

カナダ出身のアーティストたちにより発足された新プロジェクト「ArtistsCAN」

アヴリル・ラヴィーンが、新型コロナウイルス救援活動の一環としてカナダ出身のアーティストたちにより発足された新プロジェクト「ArtistsCAN」（読み：アーティスツキャン）に参加することが決定した。

また、4月27日にチャリティーシングル「リーン・オン・ミー」の配信が開始され、同時にミュージックビデオも公開された。

「リーン・オン・ミー」ミュージックビデオ
https://www.youtube.com/athd5_CW_z0

アヴリル・ラヴィーンをはじめ、ジャスティン・ビーバー、マイケル・ブーブレなど総勢27名の参加アーティストがチャリティーシングルとして歌うのは、今年3月に亡くなったアメリカ人シンガーソングライタービル・ウィザースの1972年にリリースされた楽曲「リーン・オン・ミー」。

民権運動や学生運動の活発化、ベトナム戦争の長期化などによって疲れ果てた人々に寄り添う歌詞が共感を呼び、全米シングル・チャートで1位を記録し、のちにグラミー賞で＜最優秀R&Bソング賞＞を受賞している名曲だ。

チャリティーシングル「リーン・オン・ミー」の配信と同時に公開されたミュージックビデオは、アーティスト各自で撮影した映像を1本に集結させた内容となっている。

「ArtistsCAN」プロジェクトは、カナダ出身のアーティストタイラー・ショーによって、カナダ赤十字社の新型コロナウイルス関連救援活動のための寄付金を募るために立ち上げられた。

音源そして映像による収益の一部は、新型コロナウイルス関連の救援活動のためにカナダ赤十字社へ寄付されることも発表された。

アヴリル自身は、4月24日に自身のチャリティーシングル「ウィー・アー・ウォリアーズ」をリリースしている。

ビル・ウィザース（Bill Withers）

1938年、ウェスト・ヴァージニア州の小さな炭鉱町で生まれる。

軍隊生活中に作詞作曲を始め、1965年に除隊した後、ロサンゼルスで本格的な音楽活動を始める。
アルバムリリースを重ね、”Hello Like Before”（1975年）, ”Lovely Day”（1977年）など、今もスタンダードとして愛され続ける歌を多く残した。

1980年には、ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr.の”Just the Two of Us”（邦題:クリスタルの恋人たち）にボーカリストとしてフィーチャーされ新境地を開拓。全米2位となる大ヒットを記録した。

1985年に第一線での音楽活動から退いたが、2009年にはドキュメンタリー映画『Still Bill』が公開され、2015年4月には「ロックの殿堂入り」を果たした。

これまでに、グラミー賞3部門を受賞している。

2020年3月、心臓の合併症のため亡くなった。（享年81歳）

リリース情報

「Lean On Me│リーン・オン・ミー」
アーティスツキャンチャリティーシングル
発売日：4月27日（月）
配信・再生はこちら

「We Are Warriors｜ウィー・アー・ウォリアーズ」
アヴリル・ラヴィーンチャリティーシングル
発売日： 4月24日（金）
配信・再生はこちら

アヴリル・ラヴィーン（Avril Lavigne）

カナダ出身、現在34歳。アルバムトータルセールス4,000万枚、最強無敵のロックプリンセスだ。

2002年、17歳で発表したアルバム『レット・ゴー』でデビュー。2018年9月、2014年にライム病と診断され、以来闘病中であったことを告白するとともに、その苦難のなかで最新曲「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」を書きあげたことを報告。

iTunesワールドワイドチャートで即日1位を記録するなど世界中のファンが彼女のシーン復帰を祝福した。

2019年2月に通算6作目となる最新アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』が世界同時リリースされた。

音楽活動と並行し、2010年に自身が立ち上げた慈善財団「アヴリル・ラヴィーン・ファンデーション」で慈善活動を継続。現在、ライム病をはじめとする難病患者支援のためのチャリティ活動を精力的に行なっている。