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マルコス・ヴァーリ、待望の新作『シンゼント』の日本盤CDが本日リリース

2020.05.27

多彩な作詞家を迎えて制作されたアルバム

ブラジル音楽界を代表するシンガーソングライター マルコス・ヴァーリの約1年ぶりとなる新作『シンゼント』の日本盤CDが本日リリースされた。

今回の作品は昨年発売された前作とは対照的なシンプルな編成ながら、たぐいまれなメロディは健在で、グルーブ感溢れるサウンドで、マルコスのファンはもちろん、全音楽ファン必聴のハイクオリティーな作品に仕上がっている。

ジェセー・サドッキ(トランペット他)が3曲、パウリーニョ・ギターハ(ギター)が1曲に参加したほかは、マルコス(ピアノ、エレキピアノ、オルガン、シンセサイザー他)、アルベルト・コンチネンチーノ(ベース)、ヘナート“マッサ”カルモン(ドラムス、パーカッション)のトリオ編成で制作されている。

このコンセプトのルーツは1973年の名盤『プレヴィザォン・ド・テンポ』である。この名盤は当時、マルコスのライブのバックをつとめていたアジムスとのスモールバンド編成を軸としたアルバムで、1990年代にロンドンのクラブで人気を集め、マルコスの音楽が若い世代に再評価されるきっかけとなった作品だ。

また、この作品で注目すべきは、インストゥルメンタルの2曲を除きすべて、マルコスが多彩な作詞家たちと組んでいる点だろう。

モレーノ・ヴェローゾ、ドメニコ・ランセロッチ、カシン、ベン・ジル、エミシーダ等、マルコスの子供世代にあたる若手アーティストが作詞に参加しており、そのほとんどがマルコスとは初共作である。

プロデューサーとして全曲のアレンジも手掛けているマルコス自身は、本作について、「今僕たちが生きている世界は憎しみ、アートへの迫害、同じ家族が政治的に意見が合わなくて分かれてしまっていることに溢れている。『シンゼント』(「灰色/グレー」を意味する)はアルバム・タイトルにぴったりだと思ったんだ。」と語っており、マルコスの現在の思いが詰まった注目の作品だ。
 

マルコス・ヴァーリ(Marcos Valle)

1943年9月14日生まれ、今年で77歳となるブラジル音楽界を代表するシンガーソングライター。
 
1964年のデビュー以来、ボサノヴァ、サンバ、MPBにジャズやロック、ソウルなどの要素も取り入れるなど、ジャンルを越えた音楽性で高く評価されている。
 
数多くの名盤を残しており、デビュー50周年を記念して発売されたライブアルバム『マルコス・ヴァーリ&ステイシー・ケント・ライヴ』もヒットした。
 
現在もアルバムのリリース、ライブなど精力的な活動を続けている。

リリース情報

『シンゼント』
発売日:5月27日(水)
価格:2,500円+税
高品質Blu-spec CD2
解説:中原 仁/歌詞・対訳付(対訳:國安真奈)

配信・再生はこちら

【収録内容】
1.ヘシークロ 
2.シ・プロテージャ
3.ヘヂスコブリール
4.ハストロス・ハーロス
5.ペロ・シン、ペロ・ナォン
6.ラメント・ノ・ローズ
7.シンゼント(feat. エミシーダ)
8.ナーダ・エジスチ
9.ポスト・ノーヴィ
10.ソ・ペンソ・エン・ジャズ
11.ルガーリス・ヂスタンチス
12.セン・パラーヴラス

「シンゼント」Live Session

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