ジョン・レノンとオノ・ヨーコの軌跡を辿る展覧会『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展の開催が決定

2020.06.29

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ジョン・レノン80回目の誕生日10/9から開催

ジョン・レノンとオノ・ヨーコという伝説的なカップルの軌跡を彼ら自身の言葉や作品で辿る展覧会 『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』東京展が、ジョン・レノン80回目の誕生日となる10月9日(金)から2021年1月11日(月)までソニーミュージック六本木ミュージアムで開催される。

『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』は、2018年5月から2019年11月までジョンの故郷であるイギリス・リバプール博物館で開催された大規模な展覧会である。

“ジョンの故郷であるリバプールのために”とヨーコ自身も深く関って完成させ、その圧倒的な内容で高い評価と反響を呼んだ。会期も当初の予定から7カ月も延長され、異例の70万人を動員した。

そして今回、ジョン・レノン生誕80年、そして没後40年となるこの節目の年に、ヨーコの故郷である東京での開催が実現される。

この展覧会では、ジョンとヨーコが生み出したアート、音楽や映像作品とともに、ヨーコ自身のプライベートコレクションからの貴重な品々を含めた100点以上が展示される。

展覧会は時系列順に展開され、前衛芸術界を牽引するひとりの芸術家ヨーコと、世界的ロックスター ジョン、というふたりの天才の誕生から、ロンドンのインディカ・ギャラリーでの運命的出会いを経て、その後互いに影響を与えあったアーティスト活動全般が辿られる。

なお、チケット発売は8月末を予定されており、詳細は追って公式サイト/SNSなどで発表される。
 

 

ジョン・レノン

1940年10月9日、イギリス・リバプール生まれ。
 
1960年代はザ・ビートルズのメンバーとして活躍、史上最高のロックンローラー。
 
1966年、オノ・ヨーコと出会い、1969年3月に結婚。ふたりは共作したコンセプチュアル・アート「Acorn Peace(平和のどんぐり)」「Bed In(ベッド・イン)」「WAR IS OVER!」などの平和運動とともに、「Give Peace A Chance(平和を我等に)」発表後プラスティック・オノ・バンドとして活動。
 
ザ・ビートルズ解散後の1970年、『John Lennon/Plastic Ono Band(ジョンの魂)』を発表しソロキャリアをスタートさせる。
 
1971年、ニューヨークへ拠点を移し、同年『Imagine(イマジン)』を発表、英米日で1位を獲得。翌1972年にはヨーコとともに『Some Time in New York City(サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ)』を発表し、その後もコンスタントにアルバムを発表。
 
1975年、息子ショーンが生まれたのを機に主夫として生活、しばらく音楽活動を離れる。1980年、5年の沈黙を破りジョン&ヨーコ名義での『Double Fantasy(ダブル・ファンタジー)』で音楽シーンに再登場。しかし、リリース直後の12月8日、凶弾に倒れ悲劇的な死を迎える。享年40歳。ジョンが遺した作品、メッセージは今もなお人々の心に寄り添い、時代を超えて生き続ける。

 
 

オノ・ヨーコ

1933年2月18日、東京都生まれ。
 
1950年代後半よりNYで芸術活動を開始。コンセプチュアル・アートの先駆者、前衛芸術家、音楽家として60年以上にわたり全世界へ向けてメッセージを発信し続ける。
 
1964年、『Grapefruit(グレープフルーツ)』を出版。1966年、ロンドンのインディカ・ギャラリーで開催した個展でジョン・レノンと出会い、その後ともに音楽、芸術活動を行なう。
 
1968年、『Unfinished Music No.1: Two Virgins(未完成作品 第一番 トゥー・ヴァージンズ)』を発表。1970年『Yoko Ono/Plastic Ono Band(ヨーコの心)』、1971年『Fly(フライ)』ほか、2018年最新作『WARZONE(ウォーゾーン)』まで20作のアルバムを発表している。
 
ジョンは生前「イマジン」は『グレープフルーツ』から着想を得ていたと語っており、1971年のリリースから46年後の2017年にジョンの希望通り、ヨーコの名前が共作者として正式にクレジットされるに至った。
 
一貫してアートと日常生活の境界を崩すことを試み、彼女ならではの前衛的な方法で愛と平和を訴え続けている。
 
「一人で夢みる夢は ただの夢 一緒に夢みる夢は 現実となる」(「Now Or Never」より)

展覧会の見どころ

Photo by Mark McNulty ©Yoko Ono

■ヨーコの「Ceiling Painting(天井の絵)」、「Painting to Hammer a Nail(釘を打つための絵)」、「Apple(リンゴ)」
1966年、ロンドンのインディカ・ギャラリーをジョンが訪ね、ここからすべてが始まった。

©Yoko Ono

■ジョンの手書きの歌詞
「Imagine」、「In My Life」、「Give Peace a Chance」、「Happy Xmas (War is Over)」、「Woman」など。

■Grapefruit(グレープフルーツ)
ヨーコが1966年にジョンにプレゼントしたアートブック。1964年に出版されたこの本は、コンセプチュアル・アートの代表作であり、「イマジン」の歌詞やアイデアに直接影響を与えた、とジョンも語っている。2017年6月、ジョンの希望通り「イマジン」の共作者として正式にヨーコの名前がクレジットされた。

Photo by Miki Slingsby Courtesy of Yoko Ono

■Bed In(ベッド・イン)
1969年にアムステルダムとモントリオールで行なわれた有名な平和活動、ベッド・インから、ギターやメッセージ・ボードなどのアイテム。

■「The Daily Howl」ほか
ジョンが少年時代に手作りしたイラスト満載の本をはじめ、独特の線画による絵画も多数展示されている。

■NEW YORK CITY Tシャツ ほかアイコニックな服
ボブ・グルーエンのポートレートで着用したあまりにも有名なTシャツの実物、ジブラルタルでの結婚式の衣装など。

©Yoko Ono

■ジョンがついに手に入れたグリーンカード
アメリカに移住を決めてから5年の戦いを経て1976年に取得したグリーンカード。

■ふたりが共作したパフォーマンスアート作品
“WAR IS OVER! (if you want it)”、“Plastic Ono Band”やふたりの初めての共同作品である『Acorn Peace(平和のどんぐり)』など。

■Wish Tree(願かけの木)
展覧会を訪れた人なら誰でも、短冊に平和への願いや夢、メッセージを書き、木の枝に結びつけることができる参加型のアート作品。展示終了後、短冊のデジタルコピーはジョンとヨーコによる世界平和祈願の象徴であるアイスランドの“IMAGINE PEACE TOWER”に永久に保存される。

『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』開催概要

展覧会名:『DOUBLE FANTASY - John & Yoko』(読み:ダブル・ファンタジー ジョン・アンド・ヨーコ)
会期:2020年10月9日(金) ~ 2021年1月11日(月祝) 予定
場所:ソニーミュージック六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20)
主催:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント/株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
メディアパートナー:朝日新聞社
チケット情報:8月末発売予定(詳細は追ってオフィシャルサイト/SNSなどで発表。)

関連サイト

オフィシャルサイト:https://doublefantasy.co.jp/(新しいタブで開く)
オフィシャルTwitter:@DoubleFantasyJP (新しいタブで開く)
オフィシャルInstagram:@doublefantasyjp(新しいタブで開く)
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/DoubleFantasyJP/(新しいタブで開く)

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