ピンク・フロイド、幻の映像奇跡の発掘! 『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』8/4発売決定

2021.06.16

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ピンク・フロイド史上初の日本独自企画プロジェクト

ピンク・フロイドの初来日公演「箱根アフロディーテ」から50周年を記念して、奇跡の日本独自企画『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』が、初来日公演からちょうど50周年目を迎える直前の8月4日(水)に発売されることが決定。『原子心母』の7インチ紙ジャケットにCDと50年前の「箱根アフロディーテ」新発見映像をBlu-rayに収録した2枚組に、「未発表写真満載のフォト・ブック」「箱根アフロディーテ・パンフレット」「会場案内図チラシ」「大阪公演ポスター」「箱根アフロディーテ・チケット」を復刻した5大特典付きだ。

今から50年前。1971年(昭和46年)8月6、7日の2日間にわたって箱根芦ノ湖畔北斜面特設ステージ(成蹊学園所有の広大な敷地「乗風台」)で開催された海外アーティストを招聘した日本初の野外ロックフェスティバル「箱根アフロディーテ」。日本の数多くのアーティストとともにヘッドライナーとして招聘されたのがピンク・フロイドで、これがピンク・フロイドの初来日公演だった。

ピンク・フロイドの箱根アフロディーテ公演時映像は、これまで「原子心母 (Atom Heart Mother)」の1曲のみは存在が確認されていたものの、そのマスターの行方やこの映像が撮影されたいきさつも含めて長年の間“謎”に包まれていた。しかし、半世紀の月日を経て、公演時の映像が収められた当時の16mmのオリジナルフィルムが発見された。最新技術で16mmフィルムからひとコマずつデジタル化、長い年月をかけてフィルムのノイズやゴミを丁寧に取り除くレストア(修復)、リマスター作業を行ない、ピンク・フロイド側との交渉の末、「箱根アフロディーテ」50周年のタイミングで日本のみの商品化が実現した。

ライブ映像(音源も箱根アフロディーテ・ライブ音源)はもとより、オフショットや空港、ホテル、記者会見、新幹線、空の色や当時の日本の風景など、ピンク・フロイドの日本の“聖杯”とも呼べる歴史的映像が驚愕の美しさで鮮やかに甦る。

Pink Floyd - Atom Heart Mother (Hakone Aphrodite 1971) 「Original VS New Discovered Film」

さらに、3分ほどのピンク・フロイドのクルーを追いかけたB-Roll映像も新たに見つかった。ホテルから機材を積んでトラックで運び、現地で前日の大雨で泥濘にはまった機材車がブルドーザーに引っ張られている様子など、短いながらも当時の会場設営風景を初めて垣間見ることのできる貴重な映像となっている(Blu-rayにボーナス映像として収録)。また、今回発見された数多くの未発表写真も、全60ページのスペシャルフォトブックに収録。1971年のピンク・フロイド初来日時のドキュメンタリーを写真で振り返ることができる。

日本独自の素材が許諾されたものとしてはピンク・フロイド史上初の日本独自企画プロジェクト『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』。究極の日本が世界に誇る音楽遺産ともいえる歴史的価値ある新発見映像、当時の空気感を詰め込んだ特典満載のスペシャルパッケージとともに、半世紀前に思いをはせたい。

 

「箱根アフロディーテ」について

 
1971年8月6、7日の2日間にわたって箱根芦ノ湖畔成蹊学園所有乗風台で開催されたニッポン放送主催の海外アーティストを招聘した日本初の大規模野外ロックフェスティバル。南こうせつとかぐや姫、トワ・エ・モア、尾崎紀世彦、ハプニングス・フォー、モップス、赤い鳥、ダークダックス、成毛 滋&つのだひろ、渡辺貞夫グループ、山下洋輔、菊地雅章、佐藤允彦 ほか、ジャンルを超えた当時の日本のアーティストとともに、海外からはピンク・フロイド、1910フルーツガム・カンパニー、バフィー・セントメリーが参加。いわゆるフジロックやサマーソニックの原点ともいえる野外ロックフェス。前日は大雨というコンディションに加えて、すべてにおいて初めてのことばかりで、機材やPA含めてさまざまな困難のなか実現された(実現までの秘話をデジタルブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』に収録)。
 
1960年代後半、海外ではモンタレー・ポップ・フェスティバルやウッドストックなど大規模ロックフェスが開催され、日本でも1971年は海外アーティストの来日が相次いだ「洋楽ロックコンサート元年」ともいえる年。そんな時代背景のなか「箱根アフロディーテ」は日本版ウッドストックを目指し企画され、日本のロックファンが初めて経験した伝説のロックフェスとして語り継がれている。

 
 

ピンク・フロイド初来日公演について

当時はアルバム『原子心母』を1970年10月発表後、『おせっかい』は発表前(1971年11月発売)という時期。ピンク・フロイドは「箱根アフロディーテ」フェスの大トリで出演。長いサウンドチェックの後、「原子心母」でスタートし、「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽賛歌」「エコーズ」「神秘」と全5曲を演奏(8月7日は、2曲目に「グリーン・イズ・ザ・カラー」を追加)。ステージの後ろは山、森に囲まれ、背後には芦ノ湖。新曲(当時未発売)の「エコーズ」を初披露した際には湖側から霧が立ち込め、野外で自然が演出した予期せぬ舞台効果もあり、神秘的、幻想的な伝説のライブとして語り継がれることとなった。ピンク・フロイドは当時まだ日本では珍しかった大規模なPAシステム使用し、それ以降の日本の音響、ステージ制作に多大な影響を与えたと言われている(「日本におけるコンサート音響」秘話をデジタルブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』に収録)。1971年の初来日公演は8月6、7日の「箱根アフロディーテ」のあと、8月9日には大阪フェスティバルホールで公演を行なっている(大阪公演の超貴重な公演ポスターを特典として復刻)。

リリース情報

日本が世界へ誇る音楽遺産
『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)│Atom Heart Mother (Hakone Aphrodite 50 Anniversary Edition)』
発売日:8月4日(水)
価格:6,600円
CD+BD 2枚組/完全生産限定盤/日本独自企画/7インチ紙ジャケット仕様/5大特典封入
購入はこちら(新しいタブで開く)

【収録内容】
<DISC1:CD> 原子心母 Atom Heart Mother
1.原子心母(父の叫び/ミルクたっぷりの乳房/マザー・フォア/むかつくばかりのこやし/喉に気をつけて/再現)
2.もしも
3.サマー'68
4.デブでよろよろの太陽
5.アランのサイケデリック・ブレックファスト(ライズ・アンド・シャイン/サニー・サイド・アップ/モーニング・グローリー)

<DISC2:Blu-ray>
1.原子心母(箱根アフロディーテ1971)
2.スコット&ワッツ(箱根アフロディーテB-Roll<ボーナス映像>)

<ピンク・フロイド初来日、箱根アフロディーテ50周年を記念したスペシャルパッケージ>
■ピンク・フロイド初の7インチ紙ジャケット仕様(当時の来日記念帯復刻)
■5大特典封入
①「未発表写真満載!全60Pスペシャル・フォト・ブック」
②「箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻
③「会場案内図チラシ」復刻
④「大阪公演ポスター」復刻
⑤「箱根アフロディーテ・チケット」復刻

■デジタル・ブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』
商品封入されているアドレスからアクセスすると、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語が収録されたスペシャルブックを見ることができる。:亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ/アフロディーテ Aステージ進行担当)/立川直樹/伊藤政則/佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長/箱根アフロディーテ制作総合プロデューサー)/井村文彦(当時ニッポン放送事業部主任)/日比野宏明(ヒビノ株式会社取締役会長)ほか

関連サイト

『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』特設サイト:https://www.110107.com/pinkfloyd_AHM50th(新しいタブで開く)
 
日本公式:http://www.pinkfloyd.jp/(新しいタブで開く)
ピンク・フロイドバイオグラフィー:http://www.pinkfloyd.jp/profile/(新しいタブで開く)

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