ELOオマーシュプロジェクト「L.E.O.」、唯一の作品の日本独自企画盤『アルパカス・オーグリング+10』9/8発売

2021.07.14

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アルパカス・オーグリング』にボーナストラック10曲を追加収録

エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のオマーシュプロジェクト「L.E.O.」。彼らの唯一の作品『アルパカス・オーグリング』にボーナストラックとして中心メンバー ブルウの初CD化を含むベスト選曲10曲を追加した日本独自企画盤が、9月8日(水)に発売されることが決定した。

「L.E.O.」はエレクトリック・ライト・オーケストラをこよなく愛するミュージシャンやプロデューサーが集まって結成された限定ユニット。パワーポップ界の奇才 ブルウを中心として、アンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)、マイク・ヴァイオラ(キャンディ・ブッチャーズ)、ハンソン、ジェイソン・シェフ(シカゴ)、スティーヴ・ゴーマン(ブラック・クロウズ)、マット・マハフィー(セルフ)、ジョン・フィールズ(プロデューサー)、トニー・ゴッデス(パパス・フリータス)、エリック・バラオ(ザ・コーションズ)、スコット・サイモンズ(ジ・アーギュメント)、ポーラ・ケリーほか、21世紀のオルタナティヴ・ポップ版トラヴェリング・ウィルベリーズとも呼べる多彩な才能が集っている。

2006年に発売された『アルパカス・オーグリング』は、ELOとトラヴェリング・ウィルベリーズのエッセンスがたっぷりと取り入れられたジェフ・リンへのオマージュだ。愛情に満ちた甘く切ないメロディに貫かれた超ポップな楽曲が満載で、LA Weekly誌では“L.E.O.とは、ELO狂のプロデューサー陣によるスーパーグループ。ゴリラズmeetsラトルズが「ザナドゥ」でやっているような感じである!”などと称されていた。近年しばらく入手困難となっていたが、2021年最新リマスターで復刻。ビートルズを愛するジェフ・リン率いるエレクトリック・ライト・オーケストラに敬意を表したこの作品は、隔世遺伝的BeatleDNAともいえる極上のメロディ満載の珠玉のポップアルバムとなっている。

また、今回の日本独自企画盤にはボーナストラックとして、中心メンバー ブルウのソロの名曲の数々やレアトラックから新曲まで初CD化を含む“The Best Of Bleu”ともいえる10曲を追加収録。これまでブルウが発表してきた『Readhead』から『To Hell With You』までのアルバム5枚からの選曲に加え、2020年に新たに制作された新曲3曲をコンパイル。彼の代表曲のひとつであり映画『スパイダーマン』にも使用された「Somebody Else」は、2012年にクラウドファンディングのプロジェクト「Redhead Record Club」によって再レコーディングされた音源が使用されている。新曲「Love You So」「Golden Child」「Baby By Your Side」は、3曲ともCDに収録されるのは初めてのナンバー。「Golden Child」は、ブルウらしい最高のポップナンバーで、トランプ元大統領を皮肉るミュージックビデオも必見だ。

「Bleu - Golden Child」ミュージックビデオ

ブルウはこのプロジェクトについて、「ELOはピュア・ポップなメロディとコード進行が大好きで、ジェフ・リンの出すものはいつも非の打ち所がない。ジェフ・リンの独特のプロダクションも魅力的だった。ある時ELOとともに、ザ・ビートルズ、ジョージ・ハリスン、ロイ・オービソン、トム・ぺティ、トラヴェリング・ウィルベリーズなどをプロデュースした時のジェフ・リンの独特のメソッド、スタジオでの手法やテクニックについて、プロデューサーのリック・ルービンが語っている話を聞いたんだ。それを実践してみたいと思ったのが、L.E.O.のきっかけだった。そして、彼のスタイルで新しい曲を作る(そうすることによって彼のソングライティングを研究する機会を与えられる)ことなしには、真の意味でジェフ・リンの音楽を探求することができないと思ったんだ。それに、カヴァーだと大抵の場合オリジナルと比べると色褪せて見えるものだしね。でもL.E.O.でトライした方法は”トリビュート“アルバムへのアプローチとしてとても個性的だと思う。コラボレーションの多くは、実はオンライン(メールとインスタント・メッセージ)でやったんだ。というわけでこのグループL.E.O.のフルネームはLittle Email Operas(リトル・イーメイル・オペラズ:小さな電子メールのオペラ)なんだ。」と、語っている。

同じくこのプロジェクトに参加したアンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)は参加することにした理由について、「影響を受けやすい若手音楽ファンとして、ELOの存在感はとにかく避けようがないものだったからね。ジェフ・リンのフックやメロディに対する天才的なセンスは、僕の耳に本当にたくさんの珠玉のポップを残している。僕が自分自身の音楽的な言語を開拓するようになったときも、ミスター・リンの影響が明らかに存在していたんだ。退屈なトリビュート・アルバムのオンパレードの中、このCDはユニークだ。カヴァー曲で埋め尽くす代わりに…そういうのはいつもオリジナルに遠く及ばないよね…このプロジェクトはELOの音楽的な言語に敬意を表して、そのボキャブラリーを利用してまったく新しい会話を作ろうとしている。その枠組みの中でこれだけ多彩で新しい景色を作り出すことができるというのは、ここに参加している多種多様なアーティストたちの才能だけじゃなくて、ジェフ・リンとELOが作った言語の活力を証明しているんだ」と、説明した。

日本独自企画盤『アルパカス・オーグリング+10』は、今の日本でしか実現しないポップミュージックファン垂涎の1枚となるだろう。また、BeatleDNAコンピ第2弾『Power To The Pop 2』が、9月8日(水)に同時発売されるのも楽しみなところだ。

リリース情報

『アルパカス・オーグリング+10│Alpacas Orgling +10』
発売日:9月8日(水)
価格:2,750円
高品質BSCD2

【収録内容】
L.E.O.『Alpacas Orgling』 2021 remaster
1.Goodbye Innocence│グッバイ・イノセンス
2.Ya Had Me Goin’│ヤ・ハッド・ミ-・ゴーイン
3.Distracted│ディストラクテッド
4.Make Me│メイク・ミー
5.The Ol’ College Try│ジ・オル・コレッジ・トライ
6.Nothin’ Will Ever Change│ナッシン・ウィル・エヴァー・チェンジ
7.Don't Let It Go│ドント・レット・イット・ゴー
8.Private Line│プライヴェート・ライン
9.Sukaz Are Born Every Minute│サッカーズ・アー・ボーン・エヴリ・ミニット
10.Don't Bring Me Down│ドント・ブリング・ミー・ダウン(ELOカヴァー)
11.Money & Music│マネー&ミュージック
<BONUS Tracks: “The Best Of Bleu”>
12.Could Be Worse│クッド・ビー・ワース (2003『Redhead』)
13.Somebody Else│サムシング・エルス (Redhead Record Club) (初CD化)
14.No Such Thing As Love│ノー・サッチ・シングス・アズ・ラヴ (2009 『A Watched Pot』)
15.B.O.S.T.O.N.│ボストン(2010 『Four』)
16.How Blue│ハウ・ブルー(2010 『Four』)
17.Save It For A Rainy Day│セイヴ・イット・フォー・ア・レイニーデイ
18.Grasping At Straws│グラスプリング・アット・ストロウズ (2015 『To Hell With You』)
19.Love You So│ラヴ・ユー・ソー(新曲)(初CD化)
20.Golden Child│ゴールデン・チャイルド(新曲)(初CD化)
21.Baby By Your Side│ベイビー・バイ・ユア・サイド(新曲)(初CD化)

「Goodbye Innocence」ミュージックビデオ

『Power To The Pop 2』
発売日:9月8日(水)
価格:3,300円
高品質BSCD2/2枚組/全40曲収録/曲目解説含む資料的価値ある4万字ライナーノーツ/全曲歌詞・対訳付
詳しくはこちら(新しいタブで開く)

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