小袋成彬の新曲「Parallax」、映画『ムーンライト・シャドウ』とのコラボレーションソングに決定

主人公・さつきの物語を別の角度から捉えるスペシャルコラボミュージックビデオ公開

小袋成彬の新曲「Parallax」が、9月10日（金）より上映中の映画『ムーンライト・シャドウ』のコラボレーションソングに決定。これは2nd アルバム『Piercing』以来1年9カ月ぶりの新曲となる。

そしてリリース日などの詳細が未定のなか、映画『ムーンライト・シャドウ』×小袋成彬「Parallax」スペシャルコラボミュージックビデオが公開された。主人公・さつき（小松菜奈）の一人称での物語を恋人・等（宮沢氷魚）目線で捉えた映像で、本編未使用カットも収録されている。小袋成彬の研ぎ澄まされた感性から生み出されるノスタルジックな雰囲気を醸しながら世の理を示すような洗練された音楽が、“喪失”と“再生”をテーマに描く映画の世界観ともマッチし、映画を観た人もその世界観にどっぷりハマれるミュージックビデオになっている。

映画『ムーンライト・シャドウ』×小袋成彬「Parallax」スペシャルコラボミュージックビデオ

映画『ムーンライト・シャドウ』情報

1988年刊行、世界30カ国以上で翻訳され、社会現象ともいえる大ヒットを博した吉本ばなな著「キッチン」に収録される短編小説「ムーンライト・シャドウ」は、吉本自身も「初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説」と語る作品で、ファンのなかでは初期の名作との呼び声も高い。
そんな吉本ばななの原点とも言える名作ラブストーリーが、33年のときを経て映画となって生まれ変わった。映画化にあたり、主人公・さつきを本作が初の長編映画単独主演となる小松菜奈、そしてさつきの恋人・等役を宮沢氷魚が演じ、以前から原作のファンだったというマレーシア出身のエドモンド・ヨウ監督がメガホンを取り、これからのアジアを牽引するフレッシュかつ実力あるキャスト、スタッフが集結。9月10日に上映がスタートすると、「役者さんの表情や風景、音の全部が小説から飛び出してきたみたいだった」「あのころ想像していた世界を見ているのか不思議な感覚になりながら、静かに涙が溢れていました」など、夢のような鑑賞体験に浸る原作ファンが続出している。映画『ムーンライト・シャドウ』は全国の劇場で絶賛上映中。
 
＜作品概要＞
原作：「ムーンライト・シャドウ」吉本ばなな著（新潮社刊「キッチン」収録作品）
タイトル：映画『ムーンライト・シャドウ』
出演：小松菜奈　宮沢氷魚　佐藤緋美　中原ナナ　吉倉あおい　中野誠也　臼田あさ美
監督：エドモンド・ヨウ
脚本：高橋知由
宣伝：S・D・P　配給：エレファントハウス
 
＜原作情報＞
吉本ばなな「ムーンライト・シャドウ」
1988年、「キッチン」収録作品
1987年、日本大学藝術学部長賞受賞
1988年、泉鏡花文学賞受賞

©2021映画「ムーンライト・シャドウ」製作委員会

2ndアルバム『Piercing』アナログ盤10/27リリース

また、2019年12月18日にデジタルのみでリリースされた小袋成彬の2ndアルバム『Piercing』がアナログ化され、10月27日（水）に発売されることも決定した。

完全なるセルフプロデュースで制作されたこのアルバムは、小袋のトラックメーカーとしての先進性とソングライターとしての普遍性をあらためて提示した重要作。Tohjiを迎えた「Tohji’s Track」、5lackを迎えた「Gaia」、宇多田ヒカルを共作者に迎えた「Down The Line」などが収められ、その選択眼の確かさは彼のプロデューサーとしての資質の高さを物語るだけにとどまらず、そのどれもが本作のハイライトとも言える必然性を備えている作品だ。

リリース情報

『Piercing』
アナログ盤
発売日：10月27日（水）
予約はこちら

【購入特典】
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