DISH//、「I Can Hear (in 2022)」「猫 (in 2022)」配信リリース

2022.01.06

ソニー・ミュージックレーベルズ

バンド結成10周年リテイク･プロジェクト「再青」

DISH//の「再青」（さいせい）プロジェクト第1弾として、「I Can Hear (in 2022)」「猫 (in 2022)」の2曲が配信リリースされた。

「再青」プロジェクト始動ティザー映像

バンド結成10周年を記念した企画「再青」は、この10年間で生み出されてきた楽曲の数々を“現在”の彼らの演奏と声でリテイクする、“過去”と“未来”を繋げるプロジェクト。1月1日に配信が開始された今回の2曲を初回として、毎月1日に2曲ずつリテイク楽曲が配信される。今回は事前にリリースが発表されていた彼らのメジャーデビュー曲「I Can Hear (in 2022)」、そして配信当日に「猫 (in 2022)」のリリースがサプライズ発表されたが、今後も1曲は事前に発表、もう1曲は配信日当日までシークレットとなる。

また、「再青」プロジェクトの配信ジャケットは、毎回話題のクリエイターとコラボすることが決まっている。「青春・青い時代」を意味するプロジェクトのキーカラー“青”と、今のDISH//の手によって再び血が通うという意味の“赤”を統一テーマとして、それぞれ楽曲の世界観に合うビジュアルが作り込まれていく。

「I Can Hear (in 2022)」はアート界に突如として現れた覆面アーティスト、COIN PARKING DELIVERY（コインパーキングデリバリー）とのコラボで、“10代特有の青さ”を持ったこの楽曲から感じる疾走感を、彼ならではのポップアートに昇華。「猫 (in 2022)」はポートレート撮影やファッション、アーティスト写真、映画スチール、小説への寄稿など多岐にわたって活動する長田果純の撮り下ろしで、楽曲からインスピレーションを受けて誰かに想いをはせながら窓の外を眺める、そんな瞬間が切り取られている。

■「I Can Hear (in 2022)」について
【DISH// 北村匠海（Vo／G）　コメント】
僕らがメジャーとして、歩み出した最初の曲。
あの時の、衝動でしか前に進めない、とにかく走り出すしかない。そんなこと思いながら突き進んできて、今あの頃を振り返ることができている。
こんな幸せな事ない。今にしかない I Can Hear になっています。

【COIN PARKING DELIVERY　コメント】
過去に作った曲をもう一度いまのDISH//さんが創るということで、当時の曲調から今回の曲調への変化をより可視化できるように精進しました。
ジャケットの端から4点からのエネルギーが集まりいまのDISH//さんだからできる過去からの進化、再構築性も持たせています。
ジャケットを見ながらイメージを膨らませ音楽を感じてもらえれば嬉しいです。

■「猫 (in 2022)」について
【DISH// 矢部昌暉（Cho／G）　コメント】
匠海と2人で歌RECした5年前。今でもその時の感動を覚えています。今回の歌REC、その感動を軽々越えました。そして今回はメンバー全員での楽器RECまで。この曲はさらに進化します。新しい「猫」をご堪能ください。ちなみに矢部家の3匹の猫は元気です。

【長田果純　コメント】
寂しくて虚しい気持ちも、すべてが過ぎ去った時にはそんな感情になれたことすら幸せだったと気づかされます。この曲を聴いた時は思わず自分の過去と重ねてしまい、心が少しだけ苦しくなりましたが、未来への期待や希望も含まれていて、きっと誰もがこの曲の"猫になった君"であり"僕"なのだと思いました。

ジャケット写真には、特別なものは写っていませんが、誰かに想いを馳せながら窓の外を眺める瞬間がみなさんにもきっとあるのではないでしょうか。
「猫」という曲と聴いた方々を繋ぐひとつの要素になっていれば何よりですが、忘れられない光のように、あの日の空気のように、触れることはできないけど確かに存在していて、消えない思い出とこれから続いていく未来のような、そんな小さな希望を感じていただけたら幸いです。