大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、オリジナルサウンドトラック第3弾11/9発売決定

2022.10.28

ソニー・ミュージックレーベルズ

「大河紀行3」＆「大河紀行4」先行配信中

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のオリジナルサウンドトラック第3弾が、11月9日（水）に発売されることが決定した。

オリジナルサウンドトラック第3弾は、鎌倉時代に突入し、そのなかで起こるさまざまな権力闘争を勝ち抜いていく主人公が劇的に描き出される作品となっている。

三谷幸喜が脚本を手掛ける大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座をめぐる男たち女たちの駆け引き、そして源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権となる北条義時の物語だ。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームが描かれている。

音楽は、アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』やアニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』など数々の映像音楽を手掛けるアメリカ出身で日本在住の作曲家エバン・コールが担当。オリジナルサウンドトラックの第3弾では、物語の終盤の音楽が中心に選曲され、承久年間にクライマックスを迎える群像劇を劇的に描き切っている。また、大河紀行第3弾、第4弾BGMではテルミンの第一人者、竹内正実とマルチボーカリストのteaとのコラボレーションやハンガリー出身のクラリネット奏者、コハーン・イシュトヴァーンが参加するなど、それぞれで見事な演奏が繰り広げられている。なお、「大河紀行3」と「大河紀行4」の2曲は先行配信が開始されている。

エバン・コール（Evan Call）

バークリー音楽大学にてフィルムスコアリングを学び、2012年より日本で作曲活動を開始。映像音楽を中心に、ボーカルソングへの楽曲提供、作詞、歌唱など、幅広く活躍する。代表作品はアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』、アニメ『ハクメイとミコチ』、NHK BS時代劇『螢草』、NHK『サタデースポーツ/サンデースポーツ』など。

竹内正実

1993年、ロシアに渡り、発明者レフ・テルミンの血縁で愛弟子のリディア・カヴィナにテルミン演奏法を師事。レフ・テルミンに始まる古典的演奏法の継承者。マトリョーシカ型テルミン「マトリョミン」のメーカーの代表も務め、2013年にはマトリョミン合奏で世界記録を樹立（272名「最大数のテルミン演奏」として）。2016年、コンサート出演中に脳出血を発症。後遺症として右半身に麻痺が残る。右手と左手の役割を入れ替えた「左利き」テルミン奏者として再起を図る。

tea

インド、プネ出身のシンガーソングライター。2013年、バークリー音楽大学ソングライティング科を卒業。2016年から拠点を日本に移し、これまで1stアルバム『I N T E R S T E L L A R』（2017年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞の新人賞を受賞）、2019年にメジャーデビューとなる『Unknown Places』（ソニー・ミュージックレーベルズ）につづき、2022年11月に3枚目のアルバムとなる『Songbird』がリリースされる。自身のライブ活動のほか、ジャズからクラシックや民族音楽までカバーする才能を買われレコーディングやコラボレーションなどに引く手数多となっている。

コハーン・イシュトヴァーン（István Kohán）

ハンガリー出身のクラリネット奏者。管楽器ソリストのなかで最も注目度の高い奏者のひとり。12歳でバルトーク音楽高等学校英才教育コースに入学し、リスト音楽院を経て2013年に活動拠点を日本に移した。同年、東京音楽コンクール第1位および聴衆賞を受賞し、音楽家としての道を歩き始めた。2015年には日本で最も権威のある日本音楽コンクールにて第1位および岩谷賞（聴衆賞）、E. ナカミチ賞を受賞するなど、この数年で15のコンクールで24もの賞を受賞している。国内外の数々のオーケストラやアーティストとも共演を重ねる。コンサートや演奏活動に加え、東京音楽大学にて講師として教鞭をとっている。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

作：三谷幸喜
音楽：エバン・コール
ロゴデザイン：佐藤亜沙美
語り：長澤まさみ
出演：小栗旬　ほか
制作統括：清水拓哉、尾崎裕和
演出：吉田照幸、末永創、保坂慶太、安藤大佑
プロデューサー：長谷知記、大越大士、橋本万葉、吉岡和彦、川口俊介

NHK総合毎週日曜（総合）：20:00～
BS4K、BSP：18:00～

リリース情報

「鎌倉殿の13人大河紀行3 feat. 竹内正実＆ tea」
配信日：10月26日（水）
配信・再生はこちら

「鎌倉殿の13人大河紀行4　feat. コハーン・イシュトヴァーン」
配信日：10月26日（水）
配信・再生はこちら

『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」オリジナル・サウンドトラック　Vol.3』
発売日：11月9日（水）
予約はこちら
価格：3,300円
高品質CD Blu-Spec CD2
音楽：エバン・コール
大河紀行演奏：竹内正実（テルミン）、tea（ボーカル）、コハーン・イシュトヴァーン（クラリネット）

【収録内容】
01．そして執権になった男│And So He Became Regent
02．北条の未来を継ぐ者│The Future Master of the Hōjō
03．終着への道│All Roads Must Come to an End
04．悲しみの連鎖│Chain of Sorrow
05．尼将軍│Ama Shōgun
06．神との戦い│To Stand Against a God
07．3代鎌倉殿│The Third Lord of Kamakura
08．坂東武者の宿命│Fate Calls for the Bandō
09．あざやかな罠│Schemes of the Brilliant
10．雪辱業火│Flames of Vindication
11．殺し屋の歩み道│The Path of the Assassin
12．花の散るらむ│As the Flowers Fall Before Us
13．世運隆替│The Divine Will of the World
14．残された者の生き様│The Ones We Leave Behind
15．隠忍自重│The Weight of Kamakura
16．神である男│A God Among Men
17．犬は友を食らう│Even A Dog Will Eat Its Friend
18．昔と違う自分│The Man I Used to Be
19．玉虫色の悪夢│Iridescent Nightmares
20．散際の矜持│In Death May We Find Pride
21．殺し屋の心│Heart of the Assassin
22．我が父へ│To My Father
23．歳寒三友│Three Friends of Winter
24．泰時の想い│Yasutoki Rising
25．軒下の梅～requiem～│Requiem Under the Plum Covered Eaves
26．鎌倉のために│For All I Love in Kamakura
28．鎌倉殿の13人大河紀行3 feat. 竹内正実＆ tea│THE 13 LORDS OF THE SHOGUN - Travel Journal 3 feat. Masami Takeuchi ＆ tea
29．鎌倉殿の13人大河紀行4　feat. コハーン・イシュトヴァーン│THE 13 LORDS OF THE SHOGUN - Travel Journal 4 feat. István Kohán

テルミン：竹内正実（28）
ボーカル：tea（28）
クラリネット：コハーン・イシュトヴァーン（29）
音楽：エバン・コール（except M25）
M25 is composed by Wolfgang Amadeus Mozart（Requiem in D minor, K. 626）and arranged by Evan Call.