ポーランド発プログレッシブロックバンド、リヴァーサイドのニューアルバム『ID.エンティティ』2/22リリース決定

2023.01.12

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新ギタリストとしてマチイェ・メラーを迎え入れて制作した初の作品

ポーランド発のプログレッシブロックを代表するリヴァーサイドの通算8枚目となるニューアルバム『ID.エンティティ』が、2月22日(水)に発売されることが決定した。

薄暗い哀愁が漂うなかで鳴り響くソリッドなギター、近未来的シンセサイザーやアナログな肌触りのオルガン、そして温もりのある声質ではかなげに歌うボーカルが心地よく響くリヴァーサイドの音楽には東欧バンドならではの独特の風情があり、そのサウンドは“アトモスフェリックロックとメタル要素のブレンド”などと形容される。

2003年のデビューアルバム『アウト・オブ・マイセルフ』で早々にプログレッシブロックシーンで高い評価を得ると、その後も順調にキャリアを重ね、母国ポーランドでは直近4作品すべてがゴールドディスクを獲得するなど大きな成功を収めている。特に2018年にリリースされた前作『ウェイストランド』はポーランドチャートで二度目の1位を獲得したほか、ドイツや北欧では過去最高チャートを記録し、ポーランド国外での人気も着実に上昇している。

今回の5年ぶりとなるアルバム『ID.エンティティ』は、2016年に他界したギタリストのピョートル・グルジニスキの後任としてマチイェ・メラーを迎え入れて制作した初の作品。リヴァーサイドらしい陰りのあるハードエッジなプログレサウンドに加えて、1980’sニューウェイブ風のポップセンスを発揮した躍動感あふれる楽曲で、ライブさながらのダイナミックさや音楽的な懐の広さを持った“エンティティ”(=実体、本質)をより感じさせる内容となっている。

デビュー21年目となる今年、新たなステージへの力強い一歩を踏み出した作品と言えるだろう。

リヴァーサイド

2001年、ポーランド・ワルシャワで友人同士のマリウシュ・ドゥダ、ピョートル・グルジニスキ、ピョートル・コジエラスキ、ヤツェック・メルニツキの4人で結成。
 
2003年、1stアルバム『アウト・オブ・マイセルフ』でデビューするや否やプログレッシブロック界で高評価を獲得。このアルバム録音後にキーボーディストのヤツェック・メルニツキが脱退し、2004年、ミハウ・ワパイェが加入。
 
2005年発売の2ndアルバム『セカンド・ライフ・シンドローム』から、母国ポーランドを除く海外リリースにおいてインサイド・アウト・ミュージックと契約。順調にキャリアを重ね、2007年発売の3rdアルバム『ラピッド・アイ・ム-ヴメント』でポーランドのアルバムチャート2位、2009年発売の4thアルバム『アノウ・ドミニ・ハイ・デフィニション』で同チャート1位を獲得。
 
2015年に6thアルバム『ラヴ、フィア、アンド・ザ・タイム・マシーン』を発売。2016年、ギタリストのピョートル・グルジニスキがザ・ワイナリー・ドッグスのワルシャワ公演を観覧した翌日、肺塞栓症で他界する。
 
2018年、トリオ編成で7thアルバム『ウェイストランド』を発表、ポーランドでは2作目の1位、ドイツや北欧では過去最高チャートを記録する。2020年、ツアーサポートとして参加していたギタリストのマチイェ・メラーが正式メンバーとして加入、4人編成に戻り現在に至る。
 
マリウシュ・ドゥダ(Mariusz Duda)―Vocals、Bass、Electric & Acoustic guitars
ピョートル・コジエラスキ(Piotr Kozieradzki)―Drums
ミハウ・ワパイェ(Michał Łapaj)―Keyboards、Synthesizers、Rhodes piano and Hammond organ
マチイェ・メラー(Maciej Meller)―Electric Guitars

リリース情報

『ID.エンティティ』
発売日:2月22日(水)
価格:2,750円
高品質Blu-spec CD2仕様/解説、歌詞、対訳付

【収録内容】
01.Friend or Foe?│フレンド・オア・フォー?
02.Landmine Blast|ランドマイン・ブラスト
03.Big Tech Brother|ビッグ・テック・ブラザー
04.Post-Truth|ポスト・トゥルース
05.The Place Where I Belong|ザ・プレイス・ウェア・アイ・ビロング
06.I'm Done With You|アイム・ダン・ウィズ・ユー
07.Self-Aware|セルフ・アウェア
08.Age of Anger|エイジ・オブ・アンガー <ボーナス・トラック>
09.Together Again|トゥゲザー・アゲイン <ボーナス・トラック>

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