『イナズマロック フェス 2018』グランプリ“ソウルズ”の初めての“イナズマ”に密着!
2018.10.18
2018.10.17
西川貴教が地元・滋賀に恩返しがしたいという想いから立ち上げた“イナズマロック フェス”(以下、“イナズマ”)。10回目の節目を迎えた今年は規模を拡大し、9月22日、23日、24日の3日間にわたって開催された。
特集第14回では、フリーエリアのなかからご当地キャラやお笑いステージが楽しめる“龍神ステージ”、ご当地グルメが堪能できる“フードエリア”、県内外から“イナズマ”を訪れる人々に、滋賀の魅力を発信する“おいで~な滋賀 体感フェア”のレポートをお届けする。
メディアでは、人気アーティストが顔を揃える“雷神ステージ”の模様がピックアップされがちだが、“イナズマ”のフリーエリアは西川の滋賀への想いと地元愛が最も表れている場所である。
フリーエリアは、会場メインゲートから有料のライブエリア“雷神ステージ”入場口まで続く、広いスペース。入って左手すぐの場所には、期待の若手アーティストがフリーライブを行なう“風神ステージ”。
その後ろには オフィシャルグッズやアーティストグッズの販売エリア、
屋台感覚で飲食が楽しめる “フードエリア”、
“おいで~な滋賀 体感フェア”では、滋賀県の物産の展示・販売や各市町村が地元をアピールするスペースが軒を連ね、とても賑やかだ。
さらに“雷神ステージ”手前の琵琶湖を臨む湖畔には、滋賀ならではのショーが繰り広げられる“龍神ステージ”があり、メインステージに負けない熱気と笑顔に包まれていた。
”龍神ステージ”は、ファミリー向けのイベントが盛りだくさん。滋賀県からはもちろん、全国各地から集ったご当地キャラたちが出演するステージや大運動会、若手お笑い芸人たちがネタを披露する「お笑いステージ」、今年初開催となった「滋賀県高校生ダンス甲子園」など、バラエティに富んだラインナップで会場を盛り上げていた。
北は北海道のアックマから南は高知県のしんじょう君まで、全国各地のご当地キャラたちが、3日間にわたってカラダを張った競技で予選~決勝と、対戦を繰り広げた「ご当地キャラ大運動会」。
予選では、客席に降りて指定されたアイテムや人物を探す「借り物競走」など、楽しい種目で大盛り上がり!
3日間、1日2ステージずつ行なわれた「タボくんバンドSHOW」の時間になると、立ち見客が出るほどの大賑わいに。2日目には、アックマがサプライズ参戦。アックマの特技であるエレキギターの生演奏で、タボくん&いなッピーが西川貴教のナンバーに乗ってノリノリのダンスを繰り広げた。
今年で1回目となる「滋賀県からエンタテインメントを発信する」新企画として、「滋賀県高校生ダンス甲子園」を開催。滋賀県各地の高校ダンス部が、自慢のプログラムを披露した。3年生にとってはこれが部活引退前最後のステージとなり、感動の涙を流していた学校や、先輩達の後を継いで新体制でパフォーマンスに挑んだ学校など、青春の息吹を感じられる爽やかで元気いっぱいのステージを見せてくれた。
2日目に出場した近江兄弟社高校 ダンス部は、この夏に3年生が引退。今回のダンス甲子園は、初めて全員2年生の新チーム体制で挑んだ記念すべきパフォーマンスとなった。
ステージを終えた8人の2年生メンバーは、口々に「こんなにたくさんの人の前で踊るのは初めてですごく緊張しました!」、「緊張はしたし、ちょっと振り付けを間違えたところはあったけど、ベストを尽くせて良かった!」、「たくさんの人にダンスを観てもらえて、たくさん拍手もしてくれて楽しかったです。できればまた次回も参加したいです!」と満足そうな笑顔を見せてくれた。
若さあふれる熱演の数々で、“龍神ステージ”を盛り上げてくれた「滋賀県高校生ダンス甲子園」。次回の開催も楽しみだ。
“雷神ステージ”に多数の人気芸人が登場することでもおなじみの“イナズマ”。“龍神ステージ”には、これからの活躍が期待される若手お笑い芸人が集合した。各日5組ずつが出演し、2日目はアンダーパー、ギャンブルフード、絶対すのはら、魔族、メカイノウエが登場し、バラエティに富んだネタで来場者を沸かせた。
フードエリアには、8月に開催された“イナズマ”出店権利獲得をかけて行なわれた『イナズマフードGP 2018 in 草津』の入賞ショップ20店舗と、滋賀県各地のグルメと“イナズマ”オリジナルフードを販売する16店舗が集結。終日、賑わいを見せていた。
ここでしか味わえない限定の西川貴教コラボメニューや、
「イナズマフードGP 2018」でグランプリを獲得した京都の大人気ラーメン店「セアブラノ神」には長蛇の列ができていた。
また、毎年コラボしている滋賀県を代表するB級グルメ「サラダパン」が、昨年までの「イナズマサラダパン」を「イナズマレインボーサラダパン」へとバージョンアップ! たくわん、きゅうり、なす、みょうが、しそ、こんぶ、おつけもの丸長(滋賀県大津市)の日野菜漬という7種類の具材を挟み、美味しさも華やかにグレードアップ。
県内外から“イナズマ”を訪れる人々に滋賀県の魅力を発信するために、今年は20団体が参加。アート体験やパンの製造体験、滋賀県立湖南農業高校が育成した近江米の試食など、このエリアだけでもゆっくりと遊べるイベントがたっぷり。
*草津市観光物産協会による、“イナズマ”ロゴや公式キャラクター・タボくんのフェイス・ボディペイント
フリーエリア内には、他にもたくさんのお楽しみがあり、参加者を飽きさせない工夫が満載だ。子どもから大人まで、1日だけといわず、3日間かけてたっぷりとフェスを楽しめるのが“イナズマ”の魅力だ。
メインゲート脇に設けられた”KIDSエリア“には、親子で楽しく遊べる遊具が置かれ、こちらも連日盛況だった。広い場所でボール投げや輪投げ、テント遊びができるのもフェスらしい楽しみだ。
開催前からSNSを使って来場者や出演アーティストが参加していた、「イナズマロックフェス晴天祈願企画」のてるてる坊主も、”KIDSエリア”に多数飾られていた。
2018年、「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」をテーマとした滋賀県の観光キャンペーンを記念し、本キャンペーンのナビゲーターを務める西川貴教の写真がラッピングされた「ミニ虹たび号」の試乗コーナーもファミリーやカップルで賑わっていた。
また、フリーエリアの各所には、Instagramにアップしたくなるフォトスポットが多数設置されていた。お気に入りのアーティストグッズを手にして、参加者同士で撮影会を開いている様子もフェスならではの光景だ。
若い音楽ファンだけでなく、年に一度の華やかなフェスを見物しにきたファミリーや、全国の人気“ご当地キャラ”たちとの触れ合いを楽しみに来た人、“龍神ステージ”で行なわれた「高校生ダンス選手権」を応援しに来た人たちなど、地元の人が遠方より訪れた人たちと一緒になって笑顔を見せていたのは、フリーエリアならではの光景だ。
滋賀県民が、“イナズマ”を単なる音楽フェスとしてだけではなく、自分たちが積極的に参加して盛り上げる“地元のお祭り”として迎え入れている様子が、会場のそこかしこから肌で感じられたフリーエリア。それも、“イナズマ”が10年の歴史のなかで地道に培ってきた、素晴らしい成果といえるだろう。
今年は、新たに「高校生ダンス選手権」が行なわれるなど、より地元密着のイベントとなるべく進化を続けていたのが印象的だ。次回はどんな変化があるのだろうか。楽しみにしたい。
特集第15回目は、「イナズマゲート」でグランプリを獲得した”ソウルズ”の初めての”イナズマ”の模様をお届けする。
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