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連載Cocotame Series

CHEMISTRY 活動休止から再始動まで、そして今後の活動について想いを語る<前編>

2017.11.13

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2017年2月に開催した約5年ぶりのライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 -TWO-」をもって、活動を再開したCHEMISTRYが、再始動初であり、6年ぶりのシングルとなる「Windy/ユメノツヅキ」を11月15日(水)にリリースする。

活動再開までの経緯や約5年ぶりのライブのこと、ニューシングルや今後の活動について、川畑要と堂珍嘉邦に訊いたインタビューを、<前編><後編>にわたってお届けする。

――2012年に活動休止を発表してから、おふたりはソロ活動に専念されていましたが、なぜ今このタイミングでCHEMISTRYの活動を再開しようと思われたのですか?

川畑:それぞれがソロ活動期間を過ごすなかで、CHEMISTRYがデビュー15周年を迎える2016年が近づいてきているのを意識し始めたことが、(再始動の)最初のきっかけです。僕のなかでは、再始動する時は、CHEMISTRYを待ってくれていた人たちに向けて、ライブでふたりが歌っている姿を最初に見せたいと思っていました。そこで、堂珍は15周年という節目をどう思っているのか、2015年の元旦にメールで聞いてみたんです。

堂珍:僕もCHEMISTRYが再始動するなら、みんなの顔が見えるライブで「戻ってきました!」という報告を最初にするべきだと思っていたので、お互いの想いを確認できて良かったです。

川畑:そのメールをきっかけにして、ふたりで何度も会って、再始動に向けて話し合いを重ねていきました。

ソロ活動期間中にもおふたりは頻繁にやりとりをしていたんですか?

川畑:ほぼなかったですね(笑)。お互いの舞台やライブに行ったくらいです。

堂珍:あと、CDを送り合ったりとか。

川畑:僕らの付かず離れずな距離感は、いい意味で最初の頃と変わらないかもしれないですね。

堂珍:うん。それに、そもそも仲が悪かったら一緒にやっていませんから(笑)。

――ソロ活動期間中は映画やドラマ、バラエティ番組への出演など、音楽活動以外のフィールドでも活動されていましたね。

川畑:CHEMISTRYとして活動している時も、僕らふたりはそれぞれのカラーを出してきました。ただ、もともと僕らがソロボーカル・オーディション出身だということを考えると、「川畑要」として、「堂珍嘉邦」として、ひとりで何と向き合って、どう勝負していくのかという想いは、お互いにどこかで持っていたと思うんですよ。

CHEMISTRY 川畑要

堂珍:CHEMISTRYとして活動をしていくなかで、ルーティンになっていることが増えてきたというのもありましたね。セルフプロデュースをしたり、表現のひとつとしてダンスをしてみたりと、いろいろなことを試していくなかで、表現すること、歌を歌うということは何なのか、自分たちがそこに立っている意味とは何なのかを見つめてきたCHEMISTRYとしての10年間があったので、ここから新しいものを生むためにも、ソロ活動にチャレンジしたい、と。

川畑:CHEMISTRYを背負いながらも、ソロという軸を動かして勝負をしてみたかったんです。そこでどんな反応があるかは動いてみないとわからないですから。

堂珍:ソロは「堂珍嘉邦」というひとりの人間に何かを感じてもらえた場所だと思っています。自分がどう変化していくのか楽しみでしたし、どのように成長して、どこまでできるのかを確認できる場所になりました。

川畑:僕としては、素の自分をもっと知ってもらいたいという思いがあったので、全面的に出てましたね(笑)。ソロ活動の中で「川畑要」という存在をまず知ってもらって、その先にあるものに気づいてほしかったし、「川畑要」がどういう人間で、どんな音楽をやっているのかを知ってほしかった。僕はたまに自分のことを“マルチシンガー”と表現してるんですけど、ソロ活動をしたことで、僕がどういう人間かを知ってもらえる、わかりやすい名刺みたいなものができたと思います。

堂珍:舞台や映画に出演したことで、監督さんや役者さんをはじめ、たくさんの出会いがあったし、俳優として生きてきた方たちの世界観と自分がそれまでやってきた世界観がシンクロすることが、自分的にはフレッシュで楽しかったです。様々な経験をしたことで、CHEMISTRYに戻ってきた時に、より確信に変わる部分がありました。以前よりも自信を持ってCHEMISTRYをやれている気がしますね。

――では、話を活動再開に戻します。おふたりの中で再始動の始まりはライブにしたいという想いが固まってからは、まず何を始めましたか?

川畑:ふたりの気持ちは決まっていても、CHEMISTRYは僕らだけで動かせるものではないので、今回のシングル「Windy /ユメノツヅキ」をプロデュースしていただいた松尾潔さんをはじめ、多くの方たちに力を貸していただきました。

――松尾潔さんはCHEMISTRYの生みの親のような存在ですし、デビュー当時のプロデューサーでもある方ですね。

川畑:そうです。ただ、松尾さんにCHEMISTRYをプロデュースしていただいた期間って、実は2年くらいなので意外と短いんですよ。

堂珍:なので、松尾さんにプロデュースしてもらうのは15年ぶりですね。

――新曲を作るというのも最初から決まっていたのでしょうか。

川畑:再始動後の最初のライブは、自分たちが今までやってきた楽曲だけでやるのがいいのかということを話し合う中で、ソロ活動を経た今のCHEMISTRYをみんなに届けたいという想いがふたりの間で自然に生まれました。

堂珍:その流れから、まずはライブで披露する新曲を作ろうということになり、それならデビュー当時にお世話になった松尾さんに再びプロデュースをお願いするのが、再始動に相応しいという話になって、制作がスタートしました。

CHEMISTRY 堂珍嘉邦

CHEMISTRYとしての久しぶりのレコーディングがいかがでしたか?

川畑:久しぶりなので、やっぱり緊張もしたんですが、いざスタジオに入ってお互いに声を出し合うとしっくり来るというか(笑)。ソロをやっている時間よりもCHEMISTRYとしての時間の方が長いので、不自然さを感じることは一切なかったですね。

堂珍:松尾さんが作った曲を歌うのは、本当に久しぶりだったので、歌ってみなければわからないこともあるだろうと思っていましたが、自分の声をコントロールしながら、自然と歌の世界観に入ることができました。CHEMISTRYのために作ってもらった曲を歌うと、自分たちの声がCHEMISTRYの声、CHEMISTRYの歌い方になる感覚がありますね。

川畑:それ、すごくわかる。この声だよな~、CHEMISTRYだとこの感じだよな~っていう、ね(笑)。

堂珍:松尾さんとアレンジやサウンドの方向性を話したりする共同作業も楽しかったですし、一緒にやるからこそ生まれる気持ちの良さを感じましたね。

川畑:今の自分の声でありながら、お互いにCHEMISTRYとしてやりとりできるのが、すごく楽しかったです。

それぞれがソロ活動を経験したことで、個々の持ち味とCHEMISTRYという存在を俯瞰で捉えられるようになったことが、話を聞いていてもよくわかる。「川畑要」と「堂珍嘉邦」が奏でるメロディ。その可能性がまだまだ無限にあることを信じているからこそ、ふたりは“第二章”をスタートさせたに違いない。

明日公開予定の後編では、6年ぶりのシングルとなる「Windy/ユメノツヅキ」のこと、そして12月からスタートする全国ツアー『CHEMISTRY LIVE TOUR 2017-2018 「Windy」』への意気込みや今後の活動に向けたふたりの想いをお届けする。

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CHEMISTRY「Windy/ユメノツヅキ」11月15日リリース!

【初回生産限定盤(CD+DVD)】AICL-3433~3434/¥4,800(税込)


[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
[DVD]
再始動ライブ「CHEMISTRY LIVE 2017 –TWO-」東京国際フォーラム
2017年3月1日のライブ映像を全24曲、完全収録
※メンバーによる副音声入り
※24Pブックレット

【通常盤(CD)】AICL-3435/¥1,300(税込)


[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
3, Horizon
4, ユメノツヅキ(Slow&Emotional)

【期間生産限定盤(CD)】AICL-3436/¥1,300(税込)


※アニメ描き下ろしジャケット
[CD]
1, Windy
2, ユメノツヅキ
3, Horizon
4, Windy-TV edit-

CHEMISTRY LIVE TOUR 2017-18「Windy」
12月より5年ぶりの全国ツアーがスタート!
詳細はこちら(新しいタブで開く)

CHEMISTRYオフィシャルサイトはこちら(新しいタブで開く)

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