平井一夫が「プロジェクト希望」で取り組む子どもたちの体験格差の縮小と未来への種まき①
2024.09.30
2015年4月に韓国でデビューした7人組ガールズ・グループ「OH MY GIRL」。
そのメンバー全員が参加する初の派生ユニット「OH MY GIRL BANHANA(オーマイガールバナナ)」が、8月29日(水)にミニアルバム『バナナが食べれないサル』で日本デビューすることが決定。デビューに先駆けて6月11日(月)、都内で日本デビュー発表記者会見を行なった。
Cocotameでは、そんな彼女たちの魅力に迫るべく、インタビューを敢行。会見直前の心境と日本デビューにかける想いをうかがい、その後の記者会見にも密着した。
OH MY GIRLは2015年4月に韓国でデビューした、ヒョジョン、ミミ、ユア、スンヒ、ジホ、ビニ、アリンの7人からなる平均年齢21歳のガールズ・グループ。
そのキュートなルックスもさることながら、楽曲とパフォーマンスへの評価も非常に高く、TWICEやEXIDなどの人気グループのメンバーもOH MY GIRLのファンを公言しているという。彼女たちはこれまでに韓国で8枚のCDをリリースしているが、作品を出すたびに様々なコンセプトを打ち出すことから「コンセプトの妖精」としても知られている。
そんなOH MY GIRL初の派生ユニットとして今年4月から活動をスタートしたのが「OH MY GIRL BANHANA」。仲の良いOH MY GIRLらしく、メンバー7人全員が参加しているのが特徴だ。
日本デビュー作となるミニアルバム『バナナが食べれないサル』のコンセプトもまたユニーク。
リード曲「バナナが食べれないサル」は、“バナナが食べれないサルだけど、バナナ牛乳があれば幸せ”と歌い、“欲しいものが手に入らなくても、違う物でいくらでも幸せは感じられる”というメッセージが込められた楽曲になっている。また、カップリングには、そんな“バナナが食べれないサル”を見守る普通のサルの気持ちを歌った「そうなんだって」、そして、“でも、やっぱりバナナが好き!”という気持ちを歌った「惚れたんじゃない」等が収録された、とてもコンセプチュアルなミニアルバムとなる。
そんなOH MY GIRL BANHANAの日本デビュー発表記者会見が都内で開催された。今回の会見ではOH MY GIRLのメンバー全員が出席するとのことで、会見直前の7人にインタビューを試みたところ、彼女たちはほとんど通訳を介さず、丁寧な日本語で一つひとつの質問に応えてくれた。
――日本デビュー曲のミュージックビデオを撮り終えたばかりなんですよね。撮影はいかがでしたか?
ヒョジョン:すっごく雰囲気のいい撮影現場でした!
スンヒ:監督さんとスタッフのみなさんがとてもエネルギーに溢れている方々でしたね。皆さんがとても上手に私たちをリードしてくれたおかげで、とてもリラックスして撮影に臨むことができました。
ユア:スタッフの皆さんと私たちはとても息が合うように感じましたし、日本での活動がもっと楽しみになりましたね。
――それにしても、皆さんは本当に日本語がお上手ですね。
ヒョジョン:ありがとうございます。でも、まだまだですね。勉強が足りないです。
ビニ:ジホちゃんとミミちゃんは私たちのなかでいちばん上手なんですよ。
ミミ:ジホちゃんと私は練習生の頃から日本語を勉強しているんです。これからもっと頑張らなきゃ。
――今日はこのあとに記者会見が控えていますけど、今はどんなことを考えていますか?
ミミ:夢みたいです。じつは昨日の夜もそれでよく眠れなくて……。
ジホ:私も眠れなかった(笑)。「どうすれば私たちの想いが伝わるんだろう?」と考えてたら、あっという間に時間が過ぎちゃって。
アリン:私も今すごく緊張してます。日本の皆さんに私たちのことを好きになってほしいから。
ヒョジョン:私たちはみんな、日本の文化が本当に大好きなんですよ。
ビニ:飛行機のなかでも日本のドラマをずっと観てました。私が最近観たのは『校閲ガール』。
ヒョジョン:私は『好きな人がいること』を観ました。特にミミちゃんは日本のドラマや映画にすごく詳しいよね?
ミミ:日本のドラマや映画、毎日たくさん観てます(笑)。あと、最近は京都を旅行してきたんですけど、そのときに食べたすき焼きがすごく美味しくて。すき焼き、忘れられない……。
スンヒ:いいなぁ。ミミちゃん、私たちに「京都のすき焼きは本当に美味しいんだよ」って自慢してくるんです(笑)。
――いつかメンバー全員で食べにいけるといいですね(笑)。日本デビューしたら、どんなことを実現させたいですか?
ジホ:東京ドームでコンサートしたいです!
スンヒ:もう、これ以上の目標はないですよね(笑)。そのためには「韓国のガールズ・グループと言えばOH MY GIRL」と言われるくらいにならないと。
ヒョジョン:うん。はやく日本の皆さんと一緒にOH MY GIRLの曲を歌いたいですね。
ビニ:うん。それにOH MY GIRLの7人にはそれぞれ違った魅力がありますから、まずはそこを伝えていきたいですね。
――よかったら、今ここで7人それぞれの魅力をちょっとだけ教えてくれませんか?
ジホ:ミミさんはOH MY GIRLのカリスマ性たっぷりなラッパーです。いつも優しくて、料理がすごく上手で、ひとりでなんでも出来ちゃう。そして、ご飯をいっぱい食べる人!
ミミ RAP&VOCAL 1995年5月1日生まれ
ミミ:あはは(笑)。ユアちゃんはご覧の通り、本当に美しい人ですね。そして、すごくプロフェッショナル。私と同い年なんですけど、彼女はいつも考えていることが深くて、とても大人っぽいんです。
ユア VOCAL 1995年9月17日生まれ
ユア:ヒョジョンさんはしっかり者。メンバーのなかでもいちばん自己管理を徹底している人ですね。誰よりも努力しているし、歌手として、同じグループのメンバーとして、彼女は私にいつも情熱をあたえてくれるんです。
ヒョジョン LEAD VOCAL 1994年7月28日生まれ
ヒョジョン:スンヒちゃんは本当に心が美しい人。ファンの皆さんのことを誰よりも大切に考えているし、歌の感情表現もすごく豊か。私はスンヒちゃんを見習っていることがたくさんあるんです。
スンヒ LEAD VOCAL 1996年1月25日生まれ
スンヒ:ビニちゃんは目が大きくて、いつも愛嬌たっぷり。それに私とビニちゃんは出身地も同じだから、通じ合えるところがたくさんあるんですよ。本当に大切な友達ですね。
ビニ VOCAL 1997年9月9日生まれ
ビニ:アリンちゃんは私たちのかわいい末っ子。頑張っている姿がとても愛おしいし、見ているだけで幸せになれちゃう、私たちの妹なんです。
アリン VOCAL 1999年6月18日生まれ
アリン:ジホお姉さんは、私たちのなかでいちばん日本語が上手。クールなようでいて、じつはすごく繊細だし、運動神経も抜群だし、笑顔が美しいし、まわりのみんなをいつも幸せな気持ちにさせてくれる人。でも、そういう人のことを日本語ではなんていうんだっけ……?
ビニ:カンペキ?
アリン:そう、カンペキ!
ジホ VOCAL 1997年4月4日生まれ
――(笑)。そろそろ時間ですね。会見、楽しみにしてます!
全員:がんばります!
いよいよ記者会見がスタート。デビュー・ミニアルバム『バナナが食べれないサル』のコンセプトにあわせてサル耳としっぽをつけた7人は、登場後、なんとカゴに入れたバナナを記者とカメラマン全員に手渡しでプレゼント。
そして報道陣の前に立つと、さっそくリード曲「バナナが食べれないサル」の韓国語バージョンをキュートなダンスとともに披露してみせた。OH MY GIRL BANHANAの曲を7人で人前でパフォーマンスするのは、これが初めてのことだ。
パフォーマンスを終えると、メンバー一人ひとりが日本語で自己紹介。その後のトーク・パートもほぼ通訳を介さずに行なわれ、デビュー・ミニアルバムのコンセプトや、オフィシャル・ファンクラブが開設したことなども自分たちの言葉でしっかりと説明していた。 その流暢な日本語に、その場にいた報道陣も一様に驚いていたようだ。
また、本体のグループよりも派生ユニットの日本デビューが先になったことについて訊かれると、ミミは「OH MY GIRLでも日本デビューできると思っています。待っていてください!」と返答。リーダーのヒョジョンも「日本のガールズ・グループともコラボレーションしたいですね」と続けてみせた。終始なごやかな雰囲気のなか、これからの日本での活躍にさらなる期待を抱かせるとても楽しい記者会見だった。
OH MY GIRL BANHANAの日本デビュー・ミニアルバム『バナナが食べれないサル』リリースの前日、8月28日(火)には東京・なかのZERO大ホールにてショーケース・ライブが開催されることも決定し、日本でもいよいよ本格的に動き出したOH MY GIRL BANHANA。Cocotameでは引き続き彼女たちの動向を追っていくつもりだ。
OH MY GIRL 日本公式サイトはこちら
OH MY GIRL 日本公式Twitterはこちら
取材/文:渡辺裕也
撮影:小川舞
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