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「ЯeaL」ライブレポ&インタビュー『ANI-ROCK FES. 2018/銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』【特集第9回】

2018.5.30

Report

Live/Event

アニメ作品と音楽という、異なるカルチャーを愛するファンたちが、共に楽しめる場を創りたい。そんな想いから誕生した音楽フェス、それが『ANI-ROCK FES.』だ。

Cocotameでは、『ANI-ROCK FES. 2018』に出演した全11組のアーティストのライブレポートと突撃インタビューを敢行! アニメと音楽がクロスオーバーした先に、どんなステージが生まれたのかを時系列で明らかにしていく。

今回は『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』の2組目に登場したЯeaLのライブレポートと、ライブ直前&直後のインタビューをお届けする。

ЯeaLライブ直前インタビュー

――Aikaさんは『ジャンプフェスタ』でエリザベスまんを買うのに2時間並んだ筋金入りの『銀魂』ファンと伺いました。

Aika(Dr./Cho.):でも結局買えなかったんですよ。『銀魂』は小学校の時から好きで、まずは漫画から入って、アニメも欠かさず見てます。

Ryoko(Vo./Gt.):ドラム始めたキッカケも『銀魂』やもんな。

Aika:「太鼓の達人」でアニメ『銀魂』に使われていた曲を叩いてて、それが面白くてドラムを始めたんです。だからドラマーAikaの原点は『銀魂』なんです。

Ryoko:全部「鬼」(最高難易度モード)やからな。バチがもう見えなくなってた(笑)

Fumiha(Ba./Cho.):私も『銀魂』はAikaから教えてもらってから見るようになったんですよ。

写真左から、Aika、Ryoko、Fumiha。

――グループ内の『銀魂』広報役ですね。どういった部分にピンと来ましたか?

Aika:『銀魂』は、ギャグの要素が強いけど、シリアスな部分はスゴくシリアスだし、そのバランスが好きなんですよね。

Ryoko:私はキャラクターですね。お母さんと弟がエリザベスとジャスタウェイが好きで、リビングにエリザベスのぬいぐるみがあったり、窓枠に「エリザベス、エリザベス、ジャスタウェイ」みたいに、キャラの小さい人形がいっぱい並んでいたり。

Fumiha:個人的にはハタ皇子が好きなんですけど、その話をメンバーにしたら「え〜」って納得してくれなくて(笑)。

Aika:ハタ皇子、昔は美少年やったんやけど。

――「カゲロウ」が『銀魂』のオープニング曲に決まった時はかなり喜ばれたようですね。

ЯeaL「カゲロウ」(2017年3月1日発売)

Aika:衝撃すぎて、ホントにひっくり返りましたね。

Fumiha:メンバーと食事している時に聞いたんですけど、Aikaはホントに後ろに倒れて襖に激突するっていう(笑)

Ryoko:やっぱりオープニングで流れた時は感動したよね。内容と合いすぎてて、自分で言うのもなんやけど、「『カゲロウ』、良い曲や〜!」って。

Aika:『烙陽決戦篇』の映像が使われているんですけど、私はそこに登場する神威が推しなので、かなり感情が迸ってしまって、はっきり言って泣きました。

Fumiha:反響も大きくて、よく「カゲロウ」の人って言われるよね。ЯeaLって読めへんし、書けへんからかも知れんけど(笑)。

――「カゲロウ」は断片的にあった曲のパーツのフレーズが、『銀魂』にハマるかもしれないというところから、楽曲を膨らませていったそうですね

Ryoko:自分の中でアニメのテーマソングをイメージして作った1コーラスがあったんですけど、それを聴いてAikaが「これは絶対に『銀魂』に合う!」って言ってくれて、そこから『銀魂』の世界観を込めて広げていったんですよね。それがホントに『銀魂』のオープニング曲に決まったから、拍手!みたいな。

――今日のライブでは「カゲロウ」に加えて、DOESの「バクチ・ダンサー」をカバーされますね

Ryoko:カバーさせて貰えてホントに嬉しいですね。ただ、DOESさんは崇拝しているアーティストなので、逆に「大丈夫なのか、ЯeaL……」って。

Aika:「太鼓の達人」でもずっと叩いてた曲です。

Fumiha:みんなの反応が楽しみですね。緊張もしているけど、いつものЯeaLを見せつつ、最後までぶちかましていきます!

ЯeaLライブレポート

1組目のあゆみくりかまきのライブ後、休憩時間にはスクリーンに『銀魂』の歴代オープニング/エンディングの映像が映し出され、まさに『銀魂』づくしとなったこの日のカーニバル。再び万事屋の3人組、坂田銀時(以下、銀さん)、志村新八(以下、新八)、神楽のトークがスタート。神楽が次のアーティスト名の「Я」が逆だと指摘して、もはや答えがバレバレの状態の中、アーティストクイズに移る。

今度のヒントは〈ドラムの〇〇さんが『ジャンプフェスタ2018』でエリザベスまんを買うために2時間並んだ〉。このヒントの難易度はともかく、登場したのはガールズロックバンドのЯeaLだ。

前置きなく演奏を始めた彼女たちだが、その聞き覚えのあるフレーズに客席は一気に湧き上がる。最初の曲は「バクチ・ダンサー」だ。荒々しくも勇ましいカバーで初っ端から盛り上げると、ワイルドなロックチューン「Shooting Star」ではRyokoが「何も変わらないの飽き飽きしてきたんじゃない~♪さいたま!」と歌ってさらに激しく燃え上がる。

間奏では「みんな一緒に歌ってくれますか?」とコール&レスポンスを行なって、オーディエンスを見る見るうちに熱狂の渦へと引き込んでいくЯeaL。MCでは「簡潔にわかりやすく自己紹介すると『烙陽決戦篇』の『カゲロウ』の人です」(Ryoko)と、本当に簡潔に説明して笑いを誘う。

「さっそく新曲をやっちゃおうと思います!」(Ryoko)との声に続けて披露されたのは「未来コネクション」。ブイブイと唸りまくるベースとポップなメロディーで楽しく盛り上げると、そこから先ほど説明した「カゲロウ」へと繋げる。

スクリーンにて繰り広げられる『銀魂』の激しい戦闘シーンと共鳴するように熱量を増す演奏と明滅する照明。終盤には神楽と神威の壮絶な兄妹ケンカの様子が映し出され、“消えない消えない あの日のカゲロウ”という歌詞がリンクしていく。

その後「最後にひとつだけ伝えたいことがあって」と話し始めたRyoko。彼女には、ライブの場では強がらないでほしいという想いがあり、良いことばかりではない日々の中で抱えた感情をぶつけて、笑い合える場所、泣き合える場所をめざして、ЯeaLのライブをやっているのだという。

「最後の曲です、君に届け」と力強く言い放った彼女がラストに歌ったのは「光になれない」。“君が居たから 僕はここにいるよ”、“でも君の側に居たいと思うよ”と叫ぶように歌う姿がオーディエンスに鮮烈な印象を残して、彼女たちはステージを終えた。

その熱い余韻もつかの間、スクリーンでは神楽と沖田総悟(以下、沖田)によるライブグッズ紹介対決が勃発。だが、先攻の沖田は何故か『ハイキュー!!』Tシャツをおススメ。一方の神楽はちゃんと『銀魂』の缶バッジセットを紹介するも、自分の柄のバッジ以外はおまけ扱い。結果は引き分け、残りのグッズも銀さんがおもいっきり雑に紹介するなど、『銀魂』らしい幕引きにファンも大笑いだった。

<セットリスト>
1.バクチ・ダンサー
2.Shooting Star
3.未来コネクション
4.カゲロウ
5.光になれない

ЯeaLライブ直後インタビュー

――ライブの手応えはいかがでしたか?

Ryoko:楽しかった!

Fumiha:楽しかった!

Aika:楽しかった!

Ryoko:……絶対語彙力無いって思われてる(笑)。でも、言葉にならないぐらい楽しかったですね。お客さんもとにかく盛り上がってくれて、本当に嬉しかったです。「バクチ・ダンサー」で登場して、一気に盛り上がった時に「……やった!」って(笑)

Aika:ドラム叩いててめっちゃ気持ち良かったもん!

Fumiha:「カゲロウ」は勿論、「未来コネクション」とか、私達の曲でも盛り上がってくれたのも嬉しかったです。

――今日のライブは今後に繋がりそうですか?

Ryoko:今日出来る事は全部やりきったライブでしたが、自分たちの限界はもっと上にあると思いましたね。もっと強くなって、またこのステージに立ちたい。

Aika:ワンマンで立ちたいよね。

Fumiha:実はライブ中ずっと足がつってたんですよ。だから、もっと運動しないとこのステージには戻ってこれないなって(笑)

――最後に今後の活動予定を教えて下さい。

Ryoko:『ЯeaLワンマンツアー2018 4th single「未来コネクション」Release Tour』が東名阪で6月より始まるので、今回のライブを楽しんで貰えたら、ぜひ遊びに来てほしいですね!

テレビアニメ『銀魂』をおさらい

週刊少年ジャンプで好評連載中の『銀魂(作者:空知英秋)』を原作としたテレビアニメ。

舞台は、地球が「天人」と呼ばれる宇宙人の襲来を受け、攘夷戦争ののち天人の侵略を受け入れて開国した江戸時代末期。攘夷志士が弾圧され、天人たちが闊歩する江戸の街で、謎の過去を持つ風変わりな侍・坂田銀時(以下、銀さん)が何でも屋「万事屋」を開く。

そこに転がり込んできた、剣術道場のひ弱な跡取り息子・志村新八(以下、新八)、宇宙最強の戦闘民族「夜兎族」の少女・神楽、犬のような巨大宇宙生物・定春たちが、江戸を舞台に笑いあり、涙あり、シリアスなドラマありの、破天荒な活躍を繰り広げる。

『銀魂 LIVE CARNIVAL 2018』では、銀さん、新八、神楽の万事屋メンバー達が登場し、個性あふれる掛け合いで、『ANI-ROCK FES.』を盛り上げる。

イラスト上段左から志村新八、坂田銀時。下段左から神楽、定春。

 

次回は、DISH//のライブレポートとインタビューをお届けする。

『ЯeaLワンマンツアー2018 4th single「未来コネクション」Release Tour』詳細はこちら

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(C)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

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