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Feat.ソニーミュージックオーディション

「Feat.ソニーミュージックオーディション」個性派揃いのファイナリストたちによる座談会<前編>

2018.08.22

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特集第2回は、ソニーミュージック主催の新機軸音楽トレンド創出オーディション「Feat.ソニーミュージックオーディション」のファイナリストによる座談会を実施。「音楽トレンドを作る」ことを目的に、ファイナリスト6組はそれぞれ奮闘中だ。

毎日ライブ動画配信を行い、そこで収入を得ているアジアのトップ“ライバー”葉山柚子さんは、「日本一周フォロワー10万人の旅に挑戦!」中のため欠席となったが、動機・目的もそれぞれに、個性豊かなファイナリストたちが集合した!

(写真左上より時計回り)夜中出社集団 ゆとり社長、SUKISHA、ドアノブロック クソメヤとセックスフラペチーノ、KID CROW、あさぎーにょ

(写真左上より時計回り)夜中出社集団 ゆとり社長、SUKISHA、ドアノブロック クソメヤとセックスフラペチーノ、KID CROW、あさぎーにょ

新機軸オーディションに残った個性豊かな6組の応募者たち

——まずは、みなさんの簡単なプロフィールと応募の動機を聞かせていただきたいのですが。

あさぎーにょ:YouTubeをメインに日常を音楽にしたりして、音楽や映像の制作をしています。あとはYouTuberとしてVログ(ビデオブログ)をやったり……このオーディションは、自分ではできないものを作りあげたいというのと、これまでトレンドを作りたいというのはずっと思っていたので、今回、こういう注目していただける機会に、新しいチャレンジをしていきたいと思いました。

Feat.ソニーミュージックオーディション あさぎーにょ

あさぎーにょ

Feat.ソニーミュージックオーディション KID CROW

KID CROW

KID CROW:僕はラップが大好きで。あとはデザイナーもやっているんですけど、音楽、映像制作、デザイン、いろいろなことを通して自己表現をしたくて。日本の音楽を世界に発信したい気持ちですね。

Feat.ソニーミュージックオーディション ドアノブロック セックスフラペチーノ

ドアノブロック セックスフラペチーノ

Feat.ソニーミュージックオーディション ドアノブロック クソメヤ

ドアノブロック クソメヤ

セックスフラペチーノ(ドアノブロックVo. 以下、セクフラ):ドアノブロックは「世界、ドン引き。」愉快犯バンドとして活動しています。愉快犯バンドというのはつまりなんだって話なんですけど、自分たちが楽しみながら、他者を巻き込んで、どんどんやらかしたいと思っていて。

そんな時に、私が働いているライブハウスに「Feat.ソニーミュージックオーディション」のチラシが置いてあって読んでみたんですけど、全然わけがわからなくて、「なんじゃこら!?」と思いながら過ごしていたら、たまたま「このオーディションに応募してみない?」って他のメンバーから話があがって、「300万円手に入れられるらしいよ。とりあえず受けてみようか」って応募しました。

Feat.ソニーミュージックオーディション 夜中出社集団 ゆとり社長

夜中出社集団 ゆとり社長

Feat.ソニーミュージックオーディション SUKISHA

SUKISHA

ゆとり社長:僕ら、夜中出社集団は「神出鬼没音楽集団」というコンセプトで、社会にある違和感とかおかしいなと思うことを、ストレートにディスるのではなく、ポップに皮肉っていくというのがコンセプトです。

メンバーとプロデューサーに別れていて、今、7名でやっています。もともとインディーズで活動していたんですけど、いろんな限界を感じていて。自分は普段会社を経営しているんですけど、お金があれば、おもしろいことができるという実感もあるので、今回応募したのは、ただのエゴですね。

SUKISHA:僕は、普通に音楽をずっと作っていました。基本的に家で曲を作っていますね。多分、この中では、ライブをめちゃくちゃやってきているわけでもないし、ちょっと系統も違うと思うんですけど、友だちにこういうオーディションあるから応募してみたらって言われて応募しました。

あさぎーにょ、SUKISHA、夜中出社集団が思う音楽の届け方

——自分にとって音楽はどういう役割で、どうユーザーに届けたいと思っていますか。

あさぎーにょ:もともと、音楽をきっかけに上京しているので、もちろん音楽は大事にしていきたいんですが、音楽を届けたいという気持ちよりも、作品を表現するという、表現方法のひとつとして、音楽があるというのが私の中で1番フィットします。私は音楽も映像も、かわいくもなく気持ち悪くもない、その間にある「へんてこポップ」という世界観がテーマ。

例えば音楽だったら、従来の曲構成でなくても、10秒でも踊れたり、もっと自由でいいなって。このオーディションをきっかけに、音楽でトレンドを作ることをテーマに、新しい届け方、新しい音楽の形を作っていきたいし、私が作った世界感に行ってみたいなーって思ってもらえる空間を作れたらいいなって思います。

——トレンドって意識したことってありますか。

SUKISHA:ありますよ! SUKISHAとして曲を作る時は、世の中に寄せたつもりで作っています。もともと音楽が好きで曲を作っているだけなんですけど、自分が好きで作った音楽が全然ウケなかった経験もあって。友達に優秀なビジネスマンが多いから「こういうのやってみたら?」って言われるんですけど、実際に試してみたもので、アニメ「けものフレンズ」のエンディングをアレンジしてアップしたら、15万回とか再生されたんですよね。そもそもアニメに詳しいわけでもないんですけどドーンとハネて。「これが世の中かー」という感じで、それには学びがありました。

——ゆとり社長は、ご自身で会社を立ち上げていたり、いわゆるトレンドを作るプロだと思いますけど、音楽トレンドについては、どう思っていますか。

ゆとり社長:かけ算を意識しますね。自分がやっている洋服の事業だったら、古着×インスタグラムとか。夜中出社集団だったら、社畜×ファンクとか。オリジナルのアイデアって既存の掛け合わせでしかないと思っていますけど、その組み合わせがニッチであればあるほど広がりやすいから、ニッチかつポップでなければならないんですよね。今ないかけ算を意識して、隙間産業を狙っていくということは意識しています。

ドアノブロック、KID CROWの、自分なりの音楽トレンド

Feat.ソニーミュージックオーディション ファイナリスト

——ドアノブロックさんはトレンドとか考えていますか?

セクフラ:バカにしているんですか!?(笑)。

——今、インスタを積極的にやっていますが、どういう狙いかなって(笑)。

クソメヤ(ドアノブロックG.):新しい機能も追加されて、ちょっと先駆けかなと思ってやっているんですけど。

セクフラ:やっぱり電車の中で観られるのがデカいよね。

クソメヤ:YouTubeには通信制限があって、大学生は案外観ないんですよね。インスタのストーリーズは観られていて、6月下旬位にインスタにIGTVという機能がついて、YouTubeに対抗して60分くらいの映像をあげられるようになっているので、まだまださぐりさぐりですけど、今後ミュージックビデオを作ったら、もちろんYouTubeも含め、いろいろ絡めておもしろくできたらなと。

——「ドン引き。」というバンドの世界観にもつながるような。

セクフラ:そうですね。ドン引きって全人類に興味のあることに携わっていると思っていて。「COUNTDOWN JAPAN 17/18」に出演した際も、半裸になって乳首を出して、ドン引きされた。でも、ただ脱いだだけじゃエロになっちゃうからよくないと思って、でっかいペロペロキャンディで隠しながら歌って。そうなるとギリギリのラインでポップになるんですよね。結局すごく怒られちゃったんですけど。

でもあの場に居た人たちは、おもしろがっていたり、引いてたけど、何れにしても絶対忘れないと思うんですよ。記憶に残るって私の勝ちだから! あと、将来的に大人のおもちゃ屋さんになることが夢で、みんながおもしろがれるポップなエロをめざした、エンタテインメント施設を作りたいんですよね。

クソメヤ:僕は曲を作っていますけど、ボーカルのセクフラのやりたい世界観をどう体現するかなんですよね。エロがもっとポップになるとか、「どん引き」スタートが当たり前のものになるといいなと思います。

——KID CROWは、音楽×テクノロジー、AI(人工知能)とか、また違う角度からトレンドを作ろうと考えていますよね。普段、広告代理店で働いている上でトレンド作りはあたり前のようにやっていると思うんですけど、それを音楽で、どう考えていますか。

KID CROW:そうですね。トレンド作りって、普段からおもしろいと思いながら研究したり、考えていて、今日は「PR思考」(翔泳社)を持ち歩いてる。俺、あんまり感情的ではなくて、元カノにも「ロボットみたい」って言われたことがあるんですけど、AI好きだし、研究開発的にものを作ることも好きだし「ロボットいいじゃないか」って思ってる。ゲームボーイみたいなチープなゲーム音もムチャクチャ好きで、世界的にヒップホップにそういう音も取り入れられはじめているんですよ。そういうことを意識しつつ、自分のやりたいことの中でどう表現して、どう流行らせるか。難しそうだけどがんばります。

次回は、ファイナリストたちによる座談会後編を公開するので、お楽しみに!

平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)

平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)

池田美優(みちょぱ)

池田美優(みちょぱ)

■番組名:Feat.ソニーミュージックオーディション
■放送チャンネル:動画配信サイト「GYAO!」、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」
■放送:「GYAO!」……毎週金曜日午前0時(木曜日24時)~配信
「MUSIC ON! TV(エムオン!)」……毎週木曜日夕方5時30分~放送
※「MUSIC ON! TV(エムオン!)」は一週遅れての放送開始となります。
※放送予定内容は予告なく変更となる可能性があります。
■番組内容:次世代アーティストとソニーミュージックが新しい時代の音楽のトレンドを一緒に作る、新機軸のオーディション「Feat.ソニーミュージックオーディション」のファイナリスト6組に密着した音楽リアリティ番組。ソニーミュージックから提供されるトレンド作成に必要な応援予算を使用しながら、ファイナリスト自身がSNS上でのトレンドを生み出すための戦術や戦略などを考え、グランプリを目指す様子を放送。MCは、お笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の平井“ファラオ”光と、ファッションモデルの池田美優(みちょぱ)。

無料動画GYAO!:Feat. ソニーミュージックオーディション(新しいタブを開く)

イベント概要

■会場:Zepp DiverCity (TOKYO)
■開催日時:2018年10月9日(火)
■料金:無料招待制
■MC:平井”ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)、池田美優(みちょぱ)
※イベントの詳細は随時オーディション特設ページでお知らせします。
Feat.ソニーミュージックオーディション公式サイト(新しいタブを開く)

連載Feat.ソニーミュージックオーディション