全力で応援します! 『アースフレンズ東京Z』ヘッドコーチ×応援隊『Zboyz』の熱血対談【前編】
2020.04.01
ソニー・ミュージックアーティスツ 他
2020.03.14
ソニーミュージックグループとBリーグの新たなコラボレーションとして、今シーズン、男子プロバスケットボールBリーグのB2に所属する『アースフレンズ東京Z』に、ソニー・ミュージックアーティスツの若手俳優4人で結成されたユニット『Zboyz』が応援隊として加入。ホームゲームでは試合中に応援をリードするほか、『Z応援歌~青き情熱』を披露し、会場を盛り上げている。
そんな彼らとチームの成長を追う連載企画「Zboyzの挑戦」の連載第5回は、『アースフレンズ東京Z』のWキャプテン・増子匠、柏倉哲平両選手と『Zboyz』の対談・後編をお届けする。後編では、ふたりの個人的な話題にも触れながら、最後には両選手が応援歌で拳を突き上げる!?
※この取材はリーグ戦中断前の2月16日試合後に行なわれたものです。
目次
Zboyz
『アースフレンズ東京Z』の応援隊として結成された『Zboyz』。(写真左から)松尾潤、丹羽紀元、久保田康祐、田村杏太郎の4人で構成され、『アースフレンズ東京Z』のホームゲームを中心に活動中。
増子 匠選手
柏倉哲平選手
久保田:普段から試合を拝見していて、おふたりに聞いてみたいことがあるんです。『Zboyz』がプレーについて感想を言うなんておこがましいのですが、おふたりとも果敢に3ポイントシュートを狙っていきますよね。素人からするととても難しそうですが、いつもどんなことを心がけてシュートを打っているんですか?
久保田康祐
増子:「入れー!」って(笑)。それだけです。
久保田:今日の試合(2月16日仙台89ERS戦)でも、シュートモーションからボールがゴールに吸い込まれるまで、一連の動きがスローモーションのように感じる会心の3Pシュートを決められていましたよね。あのときの間が絶妙だと感じたんですが、あれはわざと溜めを作っているんですか?
増子:それほどの余裕ないよ(笑)。フェイクをかけてから周りを見て、相手チームのディフェンスが来ていないなと思ったから打っただけ。もしディフェンスが来たら、ドリブルを入れてからシュートしてたと思います。狙って溜めを作れたらカッコ良いんだけど(笑)、そんなチャンスはそうそう来るものじゃないよね。
久保田:でも、あのシュートは会場全体の時が止まったように感じました。めちゃめちゃカッコ良かったです!
増子:ありがとうございます。
B2リーグでは、3ポイントシュートによる得点で上位をキープする増子選手。得点源としてもチームに欠かせない存在だ。
松尾:僕は、柏倉選手にうかがいたいことがあります。復帰されて好調なプレーをされていますが、先日までケガで2カ月近く戦列を離れていました。その間、どのようにモチベーションをコントロールされていましたか。
松尾潤
柏倉:正直に言うと、復帰するまでメンタル面は相当キツかったです。でも、「復帰したらこんなプレーをしたい」「こうやってチームに貢献したい」と復帰後のことをポジティブに考えるようにしていました。そうやって、リハビリを乗り越えています。
田村:増子選手もケガでお休みされていた期間がありますが、そこで得た教訓はありますか?
田村杏太郎
増子:スポーツ選手にはケガがつき物ですからね。でも、教訓はないんだよな……。ただバスケットボールが好きっていうだけだから。ケガをすると毎回「もう辞めようかな」「リハビリ面倒だな」「復帰したあと元の動きができるかな」ってめちゃめちゃ考えるんですよ。でもどんなに辞めようと思っても、しばらくしたら「バスケしたいな」って絶対に思うんです。ケガはしないに越したことはないけど、そこで得たものは何かと聞かれたら、毎回、バスケットボールが大好きだという気持ちが確認できることですかね。
丹羽:そこまでバスケットボールにのめり込んだ理由は何ですか? 増子選手は、そもそも野球をされていたんですよね。バスケットボールに心変わりをしたのはなぜでしょうか。
丹羽紀元
増子:モテたかったから(笑)。やっぱりバスケットボールって、カッコ良いじゃないですか。それで始めてみたけど、実際はモテなかった(笑)。全国大会にでも行けばモテるんだろうけど、俺はテツみたいに全国レベル(高校時代に国体で3位)じゃなかったからね。
柏倉:別に僕もモテてたわけではないですよ(笑)。
剛柔と対照的なキャプテンシーで若いチームをまとめる増子と柏倉だが、ともに東頭ヘッドコーチ、チームメイトからの信頼は厚い。
久保田:柏倉選手は、なぜバスケットボールを始めたんですか?
柏倉:いとこの影響です。僕もそれまでは野球をやっていたんですけど、突然いとこに誘われてバスケットボールの練習に行き、ドはまりしました。そこからはバスケットボールの一本です。
「プレーで見ている人を沸かせて、試合にも勝つ」、キャプテンとしてもプレーヤーとしても柏倉選手は貪欲な姿勢を崩さない。
田村:増子選手は、髪の色をよく変えていますよね。あれはテンションを上げるためでしょうか。
増子:チームオーナーの山野(勝行)さんから「君はなんだかチャラそうだから、髪、染めてみれば?」と言われて、3年ほど前から染めるようになったんです。色は適当(笑)。目立てばいいかなって。
柏倉:そのこだわりのなさがすごいですよね(笑)。
丹羽:ファンの間でも、次はどんな色になるか注目を集めていますよね。これまでで一番気に入っている色は?
増子:シルバーかな。もし変な色になったとしても、最悪坊主にすればいいやって思ってるから。俺が坊主にしたら、絶対おもしろいでしょ(笑)。
『Zboyz』が歌う『Z応援歌~青き情熱』は、今ではファンと選手にも愛され、ホームゲームの応援には欠かせない存在になっている。
松尾:シーズンも終盤に差しかかってきましたが、今後キャプテンとしてどのようにチームを率いていきたいですか?
増子:僕の場合はプレーかな。練習や試合で、自分のプレーでしっかりチームを引っ張っていきたい。ほかのことはテツに任せます(笑)。
柏倉:僕は周りの人たちとコミュニケーションを取って、チームの良い雰囲気が崩れないようにしたいです。全員が同じビジョンで戦えるように、チームを引っ張っていけたらと思います。
丹羽:『Zboyz』も選手の皆さんに負けないよう、ファンの方々を巻き込んで声を出していこうと思います。アウェイチームのファンの皆さんも、ものすごい熱気で応援していますよね。それに負けない意気込みで、僕らも頑張りたいと思います。
開幕からいかにファンを巻き込んでいくかに取り組んできた『Zboyz』。リーグ戦後半に入って、チーム関係者も彼らの成長を認める。
久保田:それこそ、『Zboyz』が『Z応援歌~青き情熱』を披露するとき、ファン全員が同じ振り付けをやってくださるようになったらいいですよね。会場の熱気を高めるよう、これからもっともっと応援に力を入れていきます!
試合前のオープニングでは、『Zboyz』一人ひとりが観客席のファンに語りかけるなど、ファンとのコミュニケーションにも工夫を凝らすようになった。
田村:『Zboyz』が一番前に立って応援して、会場の雰囲気を作らないといけないですよね。『Z応援歌~青き情熱』は増子選手のお墨付きもいただいたので、よりいっそう自信を持って歌います! そこで少しでも会場の雰囲気を良くできたら、僕たちが歌う意味ももっと高まるんじゃないかと思うので。
タイムアウトではMC Umeさんの掛け声に合わせて、『Zboyz』も会場のファンと一体となってのタオル回し。プレー再開後の選手を後押しする。
松尾:これまで選手の方々とお話しする機会はあまりなかったので、今回こうした場を与えていただいたことで、よりいっそう応援に力が入ると思います。ファンの方々も『Zboyz』を温かく迎えてくださっているので、一丸になって戦っていきたいと思います。
『Zboyz』のパフォーマンスも、試合展開に応じて緩急がつけられるようになり、『Zgirls』と連携して応援するシーンも増えてきている。
柏倉:僕たち選手は、ファンの皆さん、『Zboyz』、『Zgirls』の応援に支えられているなと思います。今後『Zboyz』と『Zgirls』で一緒になって応援してくれたら、もっと盛り上がるんじゃないかな。
松尾:そのときは、柏倉選手も一緒に盛り上がってくれますか?
柏倉:もちろん!
久保田:じゃあ、最後に僕からワガママを言わせてください! 『Z応援歌~青き情熱』の振り付けを一緒にやってもらえませんか?
増子:え、俺も!?
Zboyz:お近づきのしるしにお願いします!
※動画に差し替え予定
久保田のリクエストで、増子、柏倉両キャプテンが、『Zboyz』ともに『Z応援歌~青き情熱』のサビの部分での拳を突き上げるポーズにトライ。その後、両キャプテンと『Zboyz』の間に笑顔が広がった。
文・取材:野本由起
撮影:増田 慶
日時/対戦相手
3月27日(金)19:00/西宮ストークス
3月28日(土)15:00/西宮ストークス
4月11日(土)17:00/東京エクセレンス
4月12日(日)14:00/東京エクセレンス
※試合会場は3月27、28日のみ世田谷区立総合運動場体育館。それ以外はすべて大田区総合体育館。
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