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連載Cocotame Series

Eyes on

Girls²:新体制8人組で見る未来の景色

2023.05.25

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今、注目すべき旬のアーティストにスポットを当て、最新インタビューとプライベートショットで素顔に迫る連載「Eyes on」。

今回は、8人組となって初のEP「Countdown」を発表したGirls²から、増田來亜と菱田未渚美のふたりが登場。新体制になっての意気込み、新作での挑戦、そして、これから向かっていく未来について語る。また、各メンバーのコメント付きオフショットも紹介する。

  • Girls²アーテイスト写真

    Girls²

    ガールズガールズ

    (写真左から)隅谷百花、小田柚葉、原田都愛、山口綺羅、菱田未渚美、増田來亜、鶴屋美咲、小川桜花。2017年から2020年に、特撮実写ドラマ『ガールズ×戦士シリーズ』でヒロインを務めた卒業生で構成するガールズパフォーマンスグループ。2019年6月26日、シングル「ダイジョウブ」でデビュー。2021年まで『おはスタ』で“おはガール”を務め、2022年は『この恋イタすぎました』にレギュラー出演するなど多方面で活躍中。新体制初リリース「Countdown」がオリコンデイリーランキング1位を獲得。

ここからどうやって上がっていくかが重要

――Girls²はグループ結成5年目に突入した今年3月末日をもって石井蘭さんが卒業し、8人組での活動がスタートしました。

増田:新体制になったことで、最初はファンの方が不安を感じているのではないかという心配があったんですけど、今、各地を回っているリリースイベントでは、温かい反応をいただけています。私たちもメンバー同士の結束力が高まってるなとも感じていて。前に進むしかないという気持ちですし、今はここからどうやってもっと上がっていくかということのほうが重要だと思ってます。

増田來亜アーテイスト写真

増田來亜/2003年8月19日生まれ。宮崎県出身。血液型A型

菱田:私も來亜ちゃんと同じく、最初はファンの方がどう思うかな? っていう心配がありましたね。パフォーマンスの面でも、ひとりいなくなると変わってくるし、ファンの方にこれからもGirls²を応援したいって思ってもらえるように、皆さんに寄り添えるような意識がもっと必要だと思って頑張ってます。

菱田未渚美アーテイスト写真

菱田未渚美/2006年12月26日生まれ。兵庫県出身。血液型A型

――メンバー同士で今後のことについて話し合ったりはしましたか?

増田:一人ひとりのダンスのスキルをもう一段上げていこうという話し合いはしました。

菱田:8人体制になってから、個々のダンスレッスンやボーカルレッスンの数も増えました。一人ひとりのパフォーマンスに対しての意識はやっぱり変わってきたのかなって思います。

増田:みんなが自分自身に集中するような期間にもなっている気がします。グループでやるときはもちろん統一感を出してやりたいから、個々を高める時間を有効に使っていけたら、グループにとってプラスになると思っています。ただ、正直に言えば、すごく先のことまで話し合えているわけではなくて。まずは目の前のこと1個1個に集中して。今は「Countdown」のリリースを盛り上げることを目標にしています。

菱田:リリースイベントでは全国のショッピングモールを回ったりしています。私たちを知らない通りすがりの方々にも、Girls²の存在に気付いてもらえるように頑張っていて。パフォーマンスも、1回1回を大切にしていきたいなって思っています。

Girls²写真1

「『Countdown feat. APOKI』のダンスプラクティスビデオ撮影で、私と百花の上着が色違いでした。そこでふたりで写真を撮ろう! となり、ふざけに入って笑っている写真です(笑)」(小田柚葉)

Girls²写真2

「仕事終わりに美咲とふたりで写真を撮って遊んでいたときの1枚。これからもGirls²の変化していく姿を見ていてください!」(隅谷百花)

トレンドを取り入れることで次に進める

――新体制最初のEPの表題曲「Countdown」は、バーチャルK-POPアーティスト・APOKIとのコラボ楽曲になっています。

増田:私自身は、トレンドになっているK-POPなどの要素を取り入れていくことで次に進めるんじゃないかと考えています。だから、このコラボができることを聞いたときはうれしかったですね。APOKIさんの少し大人っぽい歌声が入ることで、私たちの普段の楽曲とはまた違う色になっています。ずっと応援してきてくれたファンの方にも好きになってもらえたらうれしいですし、今までGirls²を知らなかった方たちとも出会えるチャンスかなと思いました。

Girls²写真3

「ファンミーティング愛知公演の裏側です。名古屋コーチンサンドに群がるメンバーたち! いつも美味しいものを用意してくださるイベンターさんに感謝です^_^」(鶴屋美咲)

菱田:私はAPOKIさんの歌のうまさに圧倒されて、心地の良い英語の発音もすごいなと思いました。あと、曲のなかに英語と日本語と韓国語が入っているのが、今までになかった、カッコ良いけどポップさもある楽曲になったので、また新しい姿をお見せできたのかなって思います。APOKIさんとはミュージックビデオでも共演ができて、素敵な形でコラボできたことがうれしかったです。

Girls² - Countdown feat. APOKI(Music Video)

――カップリングの2曲はメンバーが楽曲選びから関わったそうですね。

増田:そうなんです。新体制になるということもあって、私たちからも提案させてもらいました。1曲は、私たちのダンススキルを見てもらいたいねというところで「CLICK」を選んで、もう1曲は、新体制になることをファンの方たちにポジティブに捉えてもらえるように、今までになかった楽曲をこのタイミングで出したいねっていう話になったんです。

Girls²写真4

「約3年半ぶりに開催したリリースイベントのステージ裏での写真! ちょこっと緊張したけれど、すごく楽しい♡ 皆さんに会える機会が増えて、とってもうれしいです♡」(小川桜花)

――「CLICK」は、Girls²のパフォーマンスを前面に出す、ベースミュージックのようにファットなベースが効いたダンスナンバーになっています。

増田:そうですね。たくさんのデモ音源のなかには、いろんなダンス楽曲があったんですけど、そのなかでもあえてカッコ良い系というか、頑張ればカッコ良く魅せられるなっていう楽曲を選びました。選んだ当初は、スタッフさんから「少し難しいかもよ」と言われたんですけど、みんなでレッスンを重ねて、もう1段スキルを上げて完成させた楽曲です。

菱田:見どころは、やっぱり最後のサビのところですね。フロアに入る振り付けがあるんですけれども、これまでの曲では床を触るっていうフリはあんまりなかったので、最初はみんな苦戦しました。

増田:これまでの楽曲と比べても、リハーサルを何度も重ねましたし、手の位置やしゃがむ角度もみんなで揃えたので、私的にはダンスプラクティス動画は自信作です。胸を張って、「このダンスを見てほしい」って言える作品になったと思います。

Girls² - CLICK(Dance Practice Video)

――もう1曲のシンセポップ「LETTERS」には、それぞれどんな想いを込めましたか?

増田:実際に一人ひとりが書いた手紙を作詞家さんにお渡しして、そこから抜粋して歌詞を書いていただきました。ライブの終盤で歌えるような存在の曲になったら良いなと思って手紙を書いたので、本当にライブに来てくれたファンの人たちへの想いが詞に込められています。

菱田:ライブの終盤に歌う楽曲で、みんなで手を振ったりしたらすごい楽しいだろうな、会場が一体になるなっていうふうに想像しながら書きました。自分で書いた手紙からは、たぶん、“Follow us”が使われたのかなって。日本語で“ついてきてね”って書いたので。“大切で特別な時間”も使われています。

増田:デビュー当時から現在までを振り返って、「こんなこともあったな」と思いながら書いたんですけど、私の採用部分は一番少なかったんです(笑)。でも、自分の想いは「LETTERS」に詰まってるし、素敵な歌詞になったと思います。

Girls² - LETTERS(Music Video)

Girls²写真5

「ソニーミュージックに行ったときに私たちのミュージックビデオが流れていて、ちょうどソロシーンの百花と実物の百花とのツーショットが撮れました! 画面いっぱいGirls²でうれしかったです!」(増田來亜)

もう5年目なんだっていう心境

――これまでの活動を振り返ると、どんな景色や出来事が思い浮かびますか?

増田:デビュー当時からテレビに出たり、ライブをやったり、いろいろな仕事をやらせていただけて。1個1個辿るとすごく長かったなと感じますけど、「結成5年目突入ですね」って言われてみると、すごいあっという間だったなと思います。メンバーの雰囲気もあまり変わってないし……もう5年目なんだっていう心境ですね。

――菱田さんは、5年目でもまだ16歳ですからね。

増田:ビビりますよね。スタート、何歳なんだっていう。

菱田:あははは。小学6年生からやってて、今、高校2年生になりました。なので、青春をGirls²と一緒に過ごせてるというか、学校生活とともに自分の好きなダンスと歌をできてるっていうのはすごい幸せなことだと思いますね。

印象的だったのは、やっぱり去年の3周年記念のアリーナライブかな。もう1回、あの大きなステージにGirls²として立ちたいなっていう気持ちがあるので、これからもまだまだ頑張っていきたいと思ってます。

増田:私も去年のアリーナライブが印象的ですね。それまでにも、Zeppやホールのステージには立たせてもらってたんですが、アリーナでのワンマンライブってこんな気分なんだって感じました。結成当初からアリーナライブを目標にはしてたんですけど、正直、夢のまた夢っていう感覚だったんですよ。

でも、当日リハーサルで初めてアリーナのステージに立って、夢が現実になって。あのときの気持ちは今でもすごく鮮明に覚えてますし、1回公演だったのがすごい寂しくて、もっとやりたいなと思ったライブでした。

Girls²写真6

「『がるがるちゃんねる』というYouTubeチャンネルがあるのですが、その撮影が始まる寸前に撮った写真ですっ! このときはNGワード対決のゲームをしました~~」(菱田未渚美)

――オフタイムでのメンバーとの思い出はありますか?

増田:何だろうな……本当にほぼ毎日一緒にいるんですけど、プライベートで全員で何かをしたっていうことがほぼなくて。お正月休みはみんな地元に帰っちゃうし、集まるとお仕事が始まるので。……何かあったっけ? あ、打ち合わせのあとに、みんなでファミレスに突撃したことがあります(笑)。夜の8時くらいだったんですけど、詰め詰めで座って、全員でご飯を食べて。そのあと、またちょっと歩いて、プリクラ1台にギュウギュウに入って撮影したっていうことはありましたね。

菱田:そのときは、全員で原宿を歩きました。もう暗くなってたのであまり人はいなくて。みんなバラバラの私服で。

増田:学校帰りの打ち合わせだったから制服の子もいたしね。あれが一番の思い出かな。

菱田:たくさん笑った気がする。

増田:普通にみんなではしゃいでましたね。プリクラも、入れるかな? どうかな? って言いながらみんなでワチャワチャしながら撮って。

菱田:お仕事で宮崎県に行ったときも、たまたまプリクラが1台あって。みんなで撮る? みたいな感じで、みんなすっぴんで撮ったっけ。

増田:みんなで揃って行けたのはそのときくらいかもしれないですね。

Girls²写真7

「ダンスプラクティスビデオ撮影の休憩中の写真! 私が写真を撮ってもらっているところによーか乱入~。ふざけていたところ、ポーズがまさかのシンクロ! 激写されましたっ♡」(山口綺羅)

――では、この先の未来はどう考えてますか? 「LETTERS」では“キラキラな未来へ/見たことのない景色を見よう”と歌っていますね。

増田:大きなものとしては、デビュー当時と変わらず、アリーナツアーは目標にしてます。そこは変わっていないですね。近い目標としては、先日発表した全国ツアーを無事に完走したいです。それを将来的にアリーナツアーに繋げていけたら。

もっと大きな目標を掲げるのも良いと思うんですけど、まずは目の前のことを成功させていかないと次には繋がらないのかなと思うので、私としてはそこを最初の目標にしたいです。次のステップに進むことで、また次の目標が出てくるのかなと思っています。

あとは、これからももっともっとファンの方を増やしていきたいですけど、これまで応援してきてくださったファンの方たちを第一に考えた上で、一つひとつを大切にしていきたいなと思います。

菱田:最近リリースイベントをやっていて、自分と同い年ぐらいの方が観てくださることが増えてきたのがうれしくて。その方々にこれからも観に来ていただけるように、見られる立場として、身だしなみもそうですし、パフォーマンス部分も頑張りたいなって思います。アリーナツアーという目標があるし、もっともっとパフォーマンスのスキルを磨いていきたいと思ってます。

Girls²写真8

「UGGのアイテムのルックモデルをさせていただいたときの、水遊びのシーンです(笑)! モデルとしての活動も増やせるように頑張ります!」(原田都愛)

――個人としては、こんなふうになっていきたいという目標はありますか?

増田:私は余裕のある人になりたいってずっと思ってます。もうすぐ二十歳になるんですが、先のことを考えすぎて焦ったりしないようにしたい。1回1回達成感を得ていくことで、その余裕が出てくるのかなと思っていて。

――今はあんまり余裕がない?

増田:なんか急いでるというか、Girls²のなかでも年長なせいもあるのか、何かやらなきゃとか、上のステップに行かなきゃみたいな焦りを何となく感じていて。でも、焦ってもしょうがないのかなとも思います。だから、(菱田の)最年少が羨ましいです。16歳、まだなんでもできるな! みたいな。

――19歳もまだなんでもできますよ。

増田:もう間に合わないですよ(笑)! あと3カ月で10代が終わるんですけど、嫌かと聞かれたら嫌かもしれないです。20歳になったらもう何も許されないぞ、と(笑)。20歳の責任感みたいなものをじわじわ感じてきていますね。どう? 未渚美はどんな人になりたい?

菱田:私は何ごとも楽しめる人になりたい。結構、欲張りな部分があって、学校生活も充実させたいし、仕事も充実させたいんですよ。いろんな人と交流したりして、充実してる人生が良いです。自分の意思をしっかりと持った、楽しい人間になりたい。だから、仕事も学校も一生懸命に頑張ります!

文・取材:永堀アツオ

リリース情報

「Countdown」ジャケット写真

通常盤

「Countdown」
発売中

ライブ情報

『岡崎体育 自主企画対バンイベント「TECHNIQUE vol.3」』
 
公演日時:2023年7月5日(水)
会場:LINE CUBE SHIBUYA
詳細はこちら
 
※2023年秋より全国ライブツアースタート(詳細は後日発表)

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