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連載Cocotame Series

Eyes on

Chego:チェゴ改めChegoとしてアーティスト活動を本格始動

2023.07.05

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今、注目すべき旬のアーティストにスポットを当て、最新インタビューとプライベートショットで素顔に迫る連載「Eyes on」。

今回は、SNSを中心に人気のダンス&ボーカルユニット、Chegoが登場。YouTubeのダンス動画で人気に火がつき、このほどアーティスト活動を本格始動するにあたってチェゴからChegoへと名称を変更した。そんな3人に、これまでの経緯と、その裏側にあった想いを聞く。また、活動のオフショットを本人たちの解説付きで紹介する。

  • Chegoプロフィール画像

    Chego

    チェゴ

    (写真左から)kotone、haruka、maho。高校の同級生で構成されたダンス&ボーカルユニット。2017年より、YouTubeにK-POPのダンスカバーやオリジナル振り付けの動画を投稿する。2018年よりライブ活動を開始し、現在、初の東名阪ツアーを開催中。2023年4月12日にシングル「Real」を配信リリースし、「Searchlight」を経て、7月12日には新曲「Over Drive」が配信される。

チーム感がすごく良かった

──2017年からYouTubeを開始し、K-POPの“踊ってみた”で一躍人気となったチェゴが、このほどChegoへと生まれ変わりました。そもそもどのような経緯で結成したんですか?

kotone:もともと私たちは、高校の同級生なんです。当時「MixChannel」(現、ミクチャ)っていうアプリにハマっていて、私はそこにいろんなダンス動画をアップしてたんです。そこで、TWICEのダンスカバーコンテストのイベントに出るためにK-POP好きな人たちを集めたのがChegoの始まりです。高3のラスト、2017年の卒業間近の時期でした。

──チームを組んでみたら手応えがあったんですね。

kotone:はい。ほかにもBLACKPINKのコンテストなどにも出たんですが、チーム感がすごく良かったんです。私たちが通ってた高校がダンスを学べる学校だったんですよ。午前が勉強、午後がダンスの授業というところで。そのときのダンスの先生が私たちを気にかけてくださっていて、「YouTubeやってみたら?」ってアドバイスをいただいたんです。それでYouTubeチャンネルを開設してK-POPのカバーをするようになりました。

maho:Chegoを結成した最初のころは、ただ好きなK-POPを踊っているという感覚だったんです。だけど、もっと私たちを知ってほしいという気持ちにちょっとずつ変わっていって。それで、「ガチでK-POPダンスカバーをやっていくぞ!」って感じになりました。

haruka:K-POPのアーティストがすごい好きでしたし、どんどん本気度が増していきましたね。それで、実際に韓国の方たちにも見てもらいたいと思って、2018年のはじめにみんなで韓国に行ったんです。そのときは、ほぼ毎日路上ダンスをしていました。

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「ファッションブランドのSPINNSと初めてコラボしたときの写真です。オリジナルのロンTを着ています。私たち、同級生で組んだグループが人気ブランドとコラボできるようになるなんて信じられなかったです」(kotone)

──メンバーそれぞれの自己紹介と、グループでの役割を教えてください。

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haruka:Chegoの青色担当でリーダーをやっているharukaです。ダンスの振り付けをしたり、チームを引っ張ることを優先に頑張っています。パフォーマンス面ではカッコ良い担当です。AB型の左利きが自慢です(笑)。

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kotone:Chegoの緑色担当のkotoneです。動画のサムネイルを作ったり編集をしたり、いろいろやってます。パフォーマンス面で自分の得意なことは“表情管理”です。いろんな表情が見せられるよう、身体だけじゃなく顔でも踊るっていうことを意識してますし、曲ごとに別人かのようにパフォーマンスしたいっていうのも心掛けてます。

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maho:ピンク色担当のmahoです。キューティセクシーになりたいのと、歌姫を目指してます。よく天然って言われます(笑)。お洋服とかファッションがすごく好きで、グループでは衣装を決めたりしています。

一晩話し合って「本当のアーティストになろう!」

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「『#コンパス_戦闘摂理解析システム』というスマホゲームのイベントに出演したときのものです。幕張メッセという、自分史上最も大きな会場だったので、写真の顔もちょっと緊張してますね(笑)。この日は、『#コンパス』のキャラクターソングで、オリジナル振り付け動画を投稿している『レトロマニア狂想曲』」を披露しました」(maho)

──皆さんはYouTubeで活動していく上での楽しさを、どんなところに感じていますか?

haruka:基本的に踊ることが好きなので、好きな曲で踊るのは全部楽しいです。ただ、すっごい凝って気合いを入れて作った動画が全然再生数が伸びないこともあって、そのときはめっちゃ悲しいですね。2021年にAdoさんの「踊」をオリジナルの振り付けで、衣装とか照明とか全部自分たちで作り込んだ動画をアップして、今では619万回ぐらい再生されてるんです。自分のなかでは、そこがChegoのターニングポイントだったなって印象があります。

Ado - 踊 踊ってみた!【オリジナル振付】【チェゴ】

kotone:YouTubeではダンス動画以外にも、企画ものもアップしてるんです。3人とも笑いのツボが浅かったり、harukaが結構ゲラなんですよ(笑)。そういう、3人の素が出る動画もやってて楽しいです。

maho:ダンスカバーは撮影してるときから楽しいけど、動画ができあがっていくときのワクワク感も好きですね。企画ものだと、モッパン系のずっと食べてるものとか、ゲームで男装したりとか、めっちゃ変なことをやるのも楽しいです(笑)。

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「『踊』のオリジナル振り付け動画がバズったのがきっかけで、2021年の『YTFF』(YouTube Fanfest)に映像出演したときの撮影中の写真です。フルで5テイクは撮ったので、めちゃめちゃ疲れました(笑)」(kotone)

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「YTFFに出演が決まったときはあまり信じられなかったんですが、撮影してやっと実感が沸いてきたのを覚えてます」(haruka)

──ダンスカバーが中心だったChegoが、本格的なアーティスト活動を目指したタイミングはいつごろだったんですか?

maho:4人組だった結成当初からライブ活動はしていたんですが、やっぱり自分たちの曲が少なかったんですよ。ライブハウスってみんなオリジナル曲を披露する場所なのに、自分たちだけオリジナル曲1曲とカバーダンスみたいな感じだったんです。「ダンスうまいね」とは言ってもらえたけど、ちょっと不安な気持ちもありました。

haruka:そういう意味では、たぶんこの3人になったときが本気のスタートだったと思います。

kotone:
2019年8月20日にメンバーがひとり離れることになって、8月31日から3人でリスタートする形になりました。

──メンバーの卒業があると、つづけていくメンバーにも気持ちの変化がありますよね。そのとき、3人で話し合いはしましたか?

kotone:めちゃめちゃ話しました。

maho:三軒茶屋のマックで泣きながら。

haruka:夜中12時ごろから朝まで「これから3人になってどうしていくか」「どういう人を参考に動いていけば良いか」とか、超泣きながら話し合いました。Chegoはそれまで4人でひとつのグループというイメージが強かったから、不安もすごく大きかったんです。また一からのスタートという感覚でした。それでひと晩ずっと話し合って「本物のアーティストになろう!」「とにかく本気で団結して頑張ろう!」って3人で決意して朝を迎えました。

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「YTFFへの出演が発表されたとき、Chegoの名前が東海オンエアさんの次にあって、めちゃくちゃうれしかったです」(maho)

──3人の新体制となったChegoは、そこからどんな活動をしていったんですか?

maho:まずは1カ月毎日投稿を始めました。

kotone:見た目のインパクトをつけようって話になって、YouTubeの企画で知り合いの美容師さんにお願いしてイメチェンしたんです。それで、今の髪型とメンバーカラーが決まりました。

haruka:そのときに、ダイエットダンスとかK-POPランダムダンスとかの動画をアップして、再生数がすごく上がって登録者数も伸びたんですよ。あと、3人になってすぐにワンマンライブがあったんですが、チケットが完売になりました。そこから、よりアーティスト活動に力を入れていくようになりましたね。

──そして今年、本格的にアーティスト活動を開始しました。4月12日に配信されたシングル「Real」は、その第一歩となった曲です。

haruka:「Real」はほんとに、新しいChegoを象徴する感じの曲ですね。レコーディングから歌の難しさまで、全部の経験が新鮮でした。これまでのChegoらしさもありつつ、もっとパワーアップした部分も出せた曲で、いろんな想いが詰まってます。

maho:歌詞はイケイケなChegoって感じで、韓国語も英語も入ってます。

haruka:ミュージックビデオも気合いを入れて撮影しました。

【Official MV】Chego - Real

2024年までにZeppワンマンをやりたい

──つづいて6月28日には新曲「Searchlight」をリリースしました。

【Official MV】Chego - Searchlight

haruka:「Searchlight」は、トラックを聴いてメンバーそれぞれがどういう歌詞にしたいかの案を出して、それを元に作っていただいた曲なんです。私は、曲の雰囲気が、助けを求めているように感じました。

kotone:私は、今の等身大のChegoが歌詞に出たら良いなと思いました。変に大人びて強がるよりもありのままの姿を見せたほうが、聴いてくれる人たちが自分に置き換えて共感できるのかなって思ったんです。私は曲調から、不安な気持ちとかと戦っているイメージを感じました。

maho:私は、めっちゃ堂々とした感じの曲に聴こえたんです。3人でレッドカーペットを歩いてるみたいなイメージが浮かびました。

──そうした3人の意見を汲み取って、「Searchlight」の歌詞ができたんですね。

haruka:はい。それで、暗闇のなかの光を一緒に見付けに行こう、私たちがそばにいるから大丈夫だよっていう歌詞になったんです。

kotone:みんな一緒だから頑張ろう、私たちと一緒に行こうっていう想いが伝われば良いなって思いますね。

haruka:あと、曲調が結構クールなカッコ良い感じで、2曲目でも新しいChegoが出せたと思います。

──ダンスのポイントは?

haruka:ダンスは、歌詞に沿ったところが多いです。3人でひとつの形を作ったり、“おつかれ世界”っていうフレーズでは地球をイメージした振りになってたりします。それにプラスして力強さもあって、ガッツリくる感じですね。

kotone:あと「Real」で特徴的だったズームするような振り付けを「Searchlight」にも取り入れてます。

──これらの楽曲を引っ提げて、現在、初の東名阪ツアー『チェゴリシャス vol.3~SWAMP~』の真っ最中です。5月4日に東京でツアー初日を終えましたが、そのときの感想を聞かせてください。

haruka:東京公演はChegoにとって久しぶりのワンマンライブで、初めてイヤモニを使ってパフォーマンスをしたんです。すごくダンスに集中できましたね。Chegoの曲って入りが難しいんですけど、そうしたところもスムーズにできたし、ライブパフォーマンスがグンと上がったライブだったなと思います。

そのときに「Real」を初披露したんですけど、アンコールの最後の最後で「Searchlight」もサプライズで初披露しました。お客さんは誰も聴いたことがないのに、ちゃんとペンライトを振ってくれたりしたんですよ。そういうのも含めて、Chegoだけじゃなく、ファンのみんなと作り上げたライブだったなと思います。みんなの掛け声もすごかったし、達成感のあるライブでした。

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「東名阪ツアーの一発目、東京公演での1枚です。終演後だったんですが、この写真の通り、『イエーイ!』って気分でした。達成感と、心の底から楽しかったという表情です」(haruka)

──そして、7月28日に大阪、7月30日に愛知での公演を控えていますが、どんなライブにしたいですか?

haruka:東京公演がすごく充実して終わったので、これからのツアーももっと盛り上げていきたいです。夏を感じさせる新曲「Over Drive」も披露するので、夏真っ盛りというライブができたら良いなって思ってます。

kotone:新曲もめちゃめちゃ盛り上がる曲なので、ぜひ期待しててほしいです。

haruka:あと、今回のツアーは3カ所を回ってますが、全部セットリストを変えているので、そこにも注目してもらえたらうれしいです。Chegoのライブはアンコールのラストの曲で、見に来てくれている人がみんなで肩組んだりするんです。すごく温かいアットホームなライブなので、初めましての方でも楽しんでもらえると思います。

kotone:絶対に来て後悔のないライブにするので、ぜひこの夏の思い出を一緒に作りましょう!

maho:Chegoのライブの楽しさは実際に体験しないとわからないので、ぜひ来てください!

──では最後に、Chegoのこれからの目標を聞かせてください。

haruka:東京公演のときにも言ったんですけど、Chegoは、2024年までにZeppワンマンをやりたいっていう目標があるんです。それを実現させるためにも、今年は3人とも自分たちが持っている力をすべてアーティスト活動に注ぐつもりです。なので、ぜひ皆さんにはライブで直接会いに来てほしいです。そして、これからも進化していくChegoの姿を楽しんでもらえたらと思ってます。応援よろしくお願いします!

文・取材:土屋恵介

リリース情報

Chego「Searchlight」ジャケット写真
「Searchlight」
配信中
試聴・購入はこちら(新しいタブで開く)
 
Chego「Over Drive」ジャケット写真
「Over Drive」
7月12日(水)配信

ライブ情報

『チェゴリシャス vol.3~SWAMP~』
2023年7月28日(金) 大阪・梅田 Zeela
2023年7月30日(日) 愛知・名古屋HeartLand
チケットはこちら(新しいタブで開く)

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