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連載Cocotame Series

アーティスト・プロファイル

K4:“ADULT K-POP”という新コンセプトで活動する4人組ボーカルグループの魅力を本人たちの言葉から紐解く【後編】

2023.10.20

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気鋭のアーティストの実像に迫る連載企画「アーティスト・プロファイル」。

今回登場するのは、韓国のオーディション番組『ハロートロット』により選出された4人組ボーカルグループ・K4。“すべてのジャンルを超えた大人も楽しめるK-POP「ADULT K-POP」”をコンセプトに掲げ、10月18日に日本プレデビューミニアルバム『K4YOU ~K for you~』をリリースした彼らに、日本で活動することへの想いと今後の目標を聞く。

後編では、ミニアルバム『K4YOU ~K for you~』の魅力と、日本デビューに対する心境やその先に描く未来を語る。

K4プロフィール写真

K4

(写真左から)キム・ヒョンミン、オ・ジュジュ、リュ・フィリップ、チョ・ジュン。韓国のオーディション番組『ハロートロット』で見出され、結成された4人組ボーカルグループ。10月18日に韓国ドラマのオリジナルサウンドトラック“韓ドラOST”の楽曲を収めたカバーミニアルバム『K4YOU ~K for you~』をリリースし、日本でのプレデビューを果たした。

四季のように色とりどりの4色が集まった

前編からつづく)オーディション番組『ハロートロット』は2021年11月から2022年2月に放送され、実力者である4人はK4として2022年9月に韓国でのデビューを果たしている。年齢も歩んできたキャリアもまったく違うメンバーによって結成されたK4だが、グループとして声を合わせたとき、実際にどのような手応えがあったのだろう。

「まず4人の声質の長所がそれぞれ違うので、正直最初はひとつにまとまるのかな? って思うところはあったんです。でも、いざ一緒に歌ってみるとケミストリーが起きました。まるで四季のように、色とりどりの4つの色が集まっているような感じがしたんです。自分もメンバーではあるんですが、K4の4人が奏でる歌に惚れてしまいましたね(笑)。一人ひとりの歌に対する真摯な心が感じられて、それがとても素敵だと感じました」(キム・ヒョンミン)

キム・ヒョンミン写真1

「それぞれの経験を経て、歌の実力がある4人が集まったというだけでなく、それぞれの声の魅力が輝きを失わずにひとつの音になるので、それが素晴らしいと思います」(リュ・フィリップ)

リュ・フィリップ写真1

四季のような歌声を持つK4ということだが、メンバーのボーカルをそれぞれ春夏秋冬に当てはめてもらうと、どのようになるのだろうか。

「ジュンさんのボーカルは、極寒の冬を越えてやっと訪れた春のようなぬくもりを感じます。夏のリゾートのような熱い声を聞かせてくれるのは、マイアミ出身のフィリップさんですね(笑)。僕は最年長なので、落ち着いた秋の感じの歌声だと思っています。そしてジュジュさんは、冬の雪の華のようなキラキラした美しいボーカルの持ち主ですね」(キム・ヒョンミン)

僕たちの歌声をライブで聴いてもらいたい

『K4YOU ~K for you~』をリリースして、日本での活動を本格的にスタートさせた4人に、改めてプレデビューに対してどんな思いを持っているのか聞いてみた。

「K4として活動する前、所属していた事務所で練習生をしていたとき、同じ事務所のグループのZE:Aが日本でコンサートをする姿を見たことがあります。そのときに、日本のファンの皆さんがバラード曲のときなどは、歌に集中して聴き入ってくれる文化があるというのを知ったんです。

そのころから僕は、いつか日本で歌手として歌いたいたいと思うようになりました。ただ、現実的に考えると正直かなり難しいかな? ということも感じていました。遠回りはしましたけど、K4として日本で歌えることになって、夢が叶えられてうれしい気持ちでいっぱいです」(リュ・フィリップ)

リュ・フィリップ写真2

「僕はまだ日本語をうまくしゃべれないので、正直、心配が大きかったです。でも、日本で歌えること自体はすごくワクワクしましたね。毎日、声も体も言語も鍛えなきゃいけないなと思いますし、こんな素晴らしい機会をもらって本当にありがたいなって思います。そして、日本での生活はすごく楽しいです」(チョ・ジュン)

チョ・ジュン写真1

「韓国でデビューして、K4が日本でもデビューできると聞いたときはすごくうれしかったです。早く日本で活動したいと待ちわびていました。日本でもたくさんの出会いがあると期待していますし、早く僕たちの歌を直接ライブで皆さんに聴いてもらいたいです」(オ・ジュジュ)

オ・ジュジュ写真1

「僕は、メンバーのなかで最年長ですが、今まで海外へ行ったことがなくて。飛行機にも乗ったのもパスポートを取ったのも、夏に来日したときが初めてだったんです。韓国から一歩外に踏み出してみて、改めて自分は狭いレッスン室に籠っていたんだなと感じました。だから、こうして広い世界で歌えることにとても興奮しますし、逆に、これまで長い時間をかけて練習してきて本当に良かったと思います。思いっきり自分の歌を歌えるように頑張りたいと思います」(キム・ヒョンミン)

キム・ヒョンミン写真2

ドキドキするような気持ちで聴いてほしい

K4の日本プレデビューミニアルバム『K4YOU ~K for you~』は、2003年に日本で放送され韓流ブームを巻き起こす起点となった韓国ドラマ『冬のソナタ』の主題歌「最初から今まで」をはじめ、日本でも人気を博した韓国ドラマのサウンドトラック楽曲5曲が収録されたカバー作品だ。聴き馴染みの深い楽曲たちは、K4の歌とアレンジで新たな魅力を放つ仕上がりとなっている。

『K4YOU ~K for you~』ジャケット写真

「20年前に最初の韓流ブームが到来し、人気を博した懐かしい名曲たちを、当時の雰囲気をいかしながら、K4の魅力で新しく演出するというのが、日本プレデビューミニアルバム『K4YOU ~K for you~』の核となるコンセプトです。楽曲が流行ったころの思い出が蘇ると思いますし、僕らが歌わせてもらうことで、さらに新しい雰囲気で曲を聴いてもらえると思います」(リュ・フィリップ)

リュ・フィリップ写真3

「今回、制作する上で悩んだのは、原曲自体がソロで歌われたものもあって、それを4人のボーカルで表現するにはどう再構成したら良いかという点でした。それで、それぞれカラーの違う歌声を持つ4人が、会話をするように歌を合わせていくというスタイルで歌っていきました。自分たちなりの表現に落とし込む難しさはあったんですが、原曲に対するリスペクトを持ちつつ、曲をより良くしていく楽しさがありました」(キム・ヒョンミン)

キム・ヒョンミン写真3

韓ドラOST楽曲が詰まった収録曲についても聞いていく。まずは、韓国ドラマ『ごめん愛してる』の主題歌として知られる、中島美嘉の名曲『雪の華』の韓国語カバー曲だ。

「中島美嘉さんの『雪の華』は、ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌として、日本だけでなく韓国でも広く知られている名曲ですよね。メンバーもみんな同じだと思うんですが、僕は歌手を目指しながらずっとこの曲を歌ってきました。そんな思い出のある曲をK4として、しかも日本プレデビューアルバムのなかで歌えるのは奇跡のようなことだと思います。

しかも、今回の楽曲アレンジがとても素敵なんです。僕は、初めてこの曲を聴いたときに胸がドキドキしたことを覚えているのですが、今回のアレンジでは、心音のように聴こえるサウンドが入っているんですね。ぜひ、このK4バージョンをドキドキするような気持ちで聴いてほしいです」(キム・ヒョンミン)

つづいて、ドラマ『主君の太陽』の主題歌「Touch Love」について。こちらは収録時に自分のパートが難しかったことが印象的だと語るチョ・ジュンが紹介する。

K4 / Touch Love

「『主君の太陽』というドラマは、幽霊が見えてしまう主人公と会社社長が、お互いに惹かれ合っていく様子を、ホラーとサスペンスの要素も織り交ぜながら描かれたラブコメディ。『Touch Love』は、その内容に相応しい恋の始まりを描いた温かいメロディの楽曲です。また、4人の声が調和するサビの部分は、原曲とは異なる表現を楽しんでもらえると思います。それと、僕が歌うパートは非常に難しかったので、そういう意味でも個人的に印象に残っています(笑)。でも、苦労したぶん、良い曲に仕上げられたなと感じています」(チョ・ジュン)

チョ・ジュン写真2

3曲目は「最初から今まで」。第1次韓流ブームの中核を成したドラマ『冬のソナタ』の主題歌である。この楽曲は、韓ドラOSTを凝縮した『K4YOU ~K for you~』のなかで、特に日本でも聴き馴染みのあるナンバー。K4の日本での活動コンセプトである“ADULT K-POP”を体現する曲と言えるかもしれない。

K4 / 最初から今まで

「日本で韓流ブームの火つけ役となったドラマ『冬のソナタ』の主題歌ですから、やはり今回の作品のなかで一番大事な曲だと僕らも思っていました。実際、僕もこの曲のイントロを聴いただけで、ドラマを見ていたころの思い出やドラマの名場面が思い浮かぶんです。皆さんにはK4バージョンを聴いて、素敵な思い出を思い起こしてほしいですし、新しく幸せを感じてもらえたらうれしいですね」(リュ・フィリップ)

4曲目は、6世紀ごろの新羅国王の親衛隊として活躍した青年たちの群像を描く青春ロマンス時代劇『花郎<ファラン>』の挿入歌「Our Tears」だ。

K4 / Our Tears

「激動の時代を生きた主人公たちの苦悩や成長、恋愛模様を描いた劇中のなかで印象的に挿入歌として使われていた『Our Tears』。この曲をメンバーと一緒に歌っていると、4人の歌声に吸い込まれるような気持ちになります。自分の感情が呼び起こされて、曲の世界観のなかでひとつに溶け込むような感覚になるんです。そんなK4が奏でるハーモニーをぜひ聴いてください」(オ・ジュジュ)

オ・ジュジュ写真2

ラストは、ドラマ『花より男子』の挿入歌である「Stand By Me」。この楽曲については、リュ・フィリップが近い未来に開催されるであろうK4のコンサートの模様をイメージしながら語ってくれた。

K4 / Stand By Me

「ドラマ『花より男子』の挿入歌『Stand By Me』を歌うこと自体、とても光栄なことだなと思いました。なぜなら、この曲と同時にドラマはもちろん、原曲を歌唱したSHINeeさんのことも思い浮かべるからです。

SHINeeさんがこの曲を歌ったとき、まだメンバーは10代だったと思いますが、今回リリースするK4の『Stand By Me』は、より成熟したバージョンとして新しい感覚で聴いていただけると思います。個人的には、いつかこの曲をコンサートでやるときに、僕らがステージを走り回って、ファンの皆さんとコミュニケーションを取りながら歌えたら良いなと想像してます」(リュ・フィリップ)

韓国の文化が愛されていることを目の当たりにする

充実の日本プレデビューミニアルバム『K4YOU ~K for you~』を、4人のハーモニーで作り上げたK4。現在、日本に長期滞在している彼らに、日本での活動や生活していくなかで印象に残っているエピソードを語ってもらった。

「プロフィールのところでも話しましたが、僕はもともと日本の文化が好きで、過去に4回旅行で日本に来ています。ただ、当然ながら日本で歌うのは今回が初めてで、ストリートライブをしたときにはどんな反応をしてもらえるのか、ちょっと不安な部分もあったんです。でも、通りすがりの方たちも含めて、集まってくださった皆さんがとても温かく応援してくださって本当に感動しました。そして、僕はまだまだ日本で行きたいところがいっぱいあるんです。温泉とか北海道とか。あと、秋葉原でロケをしたときにメイドカフェに行けなかったので、次は必ず行きたいです!(笑)」(チョ・ジュン)

チョ・ジュン写真3

「日本のアニメ文化が世界でもトップクラスなのは知っていたんですが、聖地の秋葉原に行ったらすごく驚きました。街全体がアニメのキャラクターであふれていて、いろんなお店がたくさんあって、想像以上の雰囲気でした。あと、僕も福岡でストリートライブをしたときが印象に残っています。街行く人たちが足を止めて僕らの声に集中して耳を傾けてくださって、その姿に感動しました。

それと、日本ですごく驚いたことは、食べ物すべてがおいしいことです。日本という国が、食に本気だというのが伝わってきます。日本に滞在中の毎日が幸せです。豚骨ラーメン最高です!(笑)」(リュ・フィリップ)

「びっくりしたことは、僕らがスケジュールを終えて外に出たあと、僕たちの姿が見えなくなるまで集まってくださった方たちがずっとお見送りしてくれることです。すごく感動しました。それと、日本は道路もきれいですし、行く場所ごとに有名なスポットがあるので、写真を撮るのも楽しいです」(オ・ジュジュ)

オ・ジュジュ写真3

「僕は大阪に惹かれるものがあって、特に道頓堀の雰囲気が好きでした。あと、新大久保で食べた10円パンも美味しかったです(笑)」(キム・ヒョンミン)

K4のYouTubeチャンネル「K4 YOU」では、メンバーが新大久保や秋葉原などに足を運び、日本を体験する模様がアップされている。メンバーは日本各地に直接出向き、日本の文化を学びながら、同時にK4の存在を伝えようとしているのだ。

K4「K4YOU#1」

K4「K4YOU#3」

「日本のいろんなところに直接行くと、たくさんの発見があります。日本で活動するなかで、韓国の文化と違いを感じたのが、ファンの皆さんがどんなに距離が遠くても直接会いに来てくださることです。生の現場を大事にしてくださるんだなってすごく感じました。

大事なお金と時間をかけてそこまでしてくださる。最初は不思議な感覚でもありましたが、それがすごくありがたいことだとすぐに気づいたんです。僕は歌手を夢見ながら、直接お客さんの前で歌ったり挨拶したりってことをたくさんやりたかったのですが、韓国ではそういう機会がありませんでした。ずっとやりたかったことを、K4のメンバーになり日本で実現できて、とても幸せです」(キム・ヒョンミン)

キム・ヒョンミン写真4

「これは日本に来て常に感じることなんですけど、日本でこんなにも韓国の文化が愛されていることを目の当たりにすると感謝の気持ちがあふれてきますね。たくさんのK-POPが広まって、心を込めて愛してくださる方々がたくさんいる。その心遣いに、同じ韓国の歌手として感謝の気持ちを伝えたいです。そして、僕たちK4もたくさん愛していただけるように頑張らなくてはいけないと感じています」(リュ・フィリップ)

リュ・フィリップ写真4

誰にも真似できないK4の魅力を日本中に鳴り響かせたい

K4は、美しいハーモニーを武器に“ADULT K-POP”という新しい世界観をここから見せていく。最後に、彼らの今後の活動や目標を聞いてみた。

「YouTubeのコンテンツでストリートライブを企画しているんですが、それは日本各地を回って、実際に僕らの音楽を直接聴いてもらうというものなんです。もちろんK4のライブに来ていただけるのもうれしいんですが、僕たちはまだ新人グループなので、まずは自分たちが皆さんの街を訪れて音楽を聴いてもらうのが大事。やっぱり、K4が一番アピールできるものは“歌”だと思います。

単に歌がうまいとかだけではなく、僕たちは本気で音楽と歌に心を込めているというのを伝えたいんです。それには、実際に歌う姿を見て、聴いていただくのが一番。ストリートライブを企画したのも、その気持ちの表われでした。そうやって、これからも言葉より行動で示していきたいですね。そして、“ADULT K-POP”という新しいジャンルをしっかり根付かせて、誰にも真似できないK4の魅力を日本中に鳴り響かせたいです」(リュ・フィリップ)

「K4はまだ新人グループですが、いつかK4の名前だけ聞いただけでも『良いグループだよね』って皆さんに言ってもらえるくらいになりたいです。さらに大きな目標は、K4というジャンルを作ることです」(チョ・ジュン)

「音楽や歌は、ひとつの時代の文化や、人々の思い出のなかに染み込んでいくものだと思っています。K4も全国の皆さんの胸に深く染み込んで、いつまでも記憶に残る存在になりたいです。そうなれるように、全身全霊の情熱を注いで頑張ります」(キム・ヒョンミン)

「まだK4を知らない方々がたくさんいると思いますが、僕らはどんなところにも足を運んで、会いにいきたいという気持ちがあります。日本全国の方々から応援してもらえるようになりたいので、ぜひ、近くに僕らが行ったときには会いに来てくれたうれしいです」(オ・ジュジュ)

K4写真

文・取材:土屋恵介
撮影:干川 修

リリース情報

『K4YOU ~K for you~』ジャケット写真

『K4YOU ~K for you~』
発売中
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関連サイト

日本公式HP
https://www.110107.com/s/oto/page/K4?ima=5358(新しいタブで開く)
 
K4ソニーミュージックオフィシャルサイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/K4(新しいタブで開く)
 
Japan Official YouTube
https://www.youtube.com/@K4japanofficial(新しいタブで開く)
 
Japan Official X(旧Twitter)
https://twitter.com/K4JapanOfficial(新しいタブで開く)
 
Japan Official Instagram
https://www.instagram.com/k4japanofficial/(新しいタブで開く)

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