小松亮太、アルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラ生誕100周年記念アルバムを5/5に発売

2021.03.11

  • Twitterでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Facebookでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • LINEでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • はてなブックマークでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Pocketでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
イメージ画像

ピアソラの代表曲バンドネオン協奏曲をライブレコーディングで発売

アルゼンチン演奏家協会から表彰されるなど、タンゴというジャンル自体を体現する世界的バンドネオン奏者の小松亮太が、生誕100周年を迎えるアルゼンチン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの記念アルバムを5月5日(水)に発売することが発表された。

機会あるごとにピアソラの作品を発表してきた小松亮太だが、今回はピアソラ生誕100周年にふさわしく、ピアソラの代表曲のひとつであるバンドネオン協奏曲がライブレコーディングで発売される。収録されるのは2019年9月に行なわれた新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会の模様で、指揮はフランス音楽の体現者として伝説的存在であり、タンゴ・ミュージックの解釈にも定評のある巨星ミシェル・プラッソン。理想的な共演者を得て小松亮太のバンドネオンは、作曲者が憑依したかのような霊感をまとって鳴っている。

小松亮太はこれまでもピアソラの代表作「ブエノスアイレスのマリア」や「ブエノスアイレスの四季」をライブレコーディングで発表し、いずれも高い評価を得ており、今回のバンドネオン協奏曲も同曲の決定的名盤の呼び声も高い。

作品の発表を控え小松亮太は、「ジャズやクラシックの人々と違い、あくまでもピアソラを『タンゴの中のひとつ』として捉えている僕だからこその、異ジャンル同士のケミストリーあふれる演奏になったと思います。僕のバンドネオンはプラッソン氏と新日本フィルの薫り立つサウンドに優しく包みこまれていますが、ときに僕の音楽のトゲはそれを突き破る。そこに居るだけで立ち上るプラッソン氏の気品が、つい過剰になりがちな僕のそのトゲをすべてプラスに転化してくれている、幸せな瞬間の記録とも言えるでしょう。」と思いを述べている。

また3月末には自らが執筆したタンゴ解説本「タンゴの真実」の発売も控えている小松亮太。CD、書籍やコンサートで小松亮太の世界を楽しめることになりそうだ。

 

小松亮太

1973年、東京都足立区出身。さそり座 AB型
 
高校生時代より才能を発揮し、伝説的歌手である藤沢嵐子の1991年のラストステージではバンドネオン・ソロで伴奏を担当。1998年にCDデビューを果たして以来、カーネギーホールやアルゼンチン・ブエノスアイレスなどで、タンゴ界における記念碑的な公演を実現している。アルバムはソニーミュージックより20枚以上を制作。『ライブ・イン・TOKYO~2002』が高く評価され、2003年にはアルゼンチン音楽家組合(AADI)とブエノスアイレス市音楽文化管理局から表彰された。2015年にリリースした大貫妙子との共同名義アルバム『Tint』は、第57回輝く!日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞。
 
その音楽性のバックボーンであるタンゴ界の巨匠たちからの信頼も厚く、バンドネオンの巨星レオポルド・フェデリコやビクトル・ラバジェンとのツアーや、アストル・ピアソラの元夫人で歌手のアメリータ・バルタールとのライブレコーディング、ピアソラ・キンテート(五重奏団)のメンバーとのツアーなどを重ねている。一方、ミシェル・ルグラン、ミルバ、イ・ムジチ合奏団、オルフェウス室内管弦楽団、ジェイク・シマブクロ、石井竜也、佐渡 裕、林 英哲、森山良子、宮沢和史などとの異種コラボへの飽くなき挑戦を継続するなか、スーパーJチャンネル(テレビ朝日)のテーマ曲「スターネオン」(ギター&作曲:鳥山雄司)のような名作も生まれた。
 
自身の作曲活動も旺盛で、フジテレビ系アニメ『モノノ怪』オープニング曲「下弦の月」(歌:チャーリー・コーセイ)、TBS系列『THE世界遺産』オープニング曲「風の詩」、映画『グスコーブドリの伝記』、『体脂肪計タニタの社員食堂』、NHKドラマ『ご縁ハンター』のサウンドトラックなど多数を手掛けている。
 
バンドネオン講師としては、世界最大のアマチュア・バンドネオン団体「東京バンドネオン倶楽部」を1994年から一貫して監督すると同時に、国内外で新世代のプロのバンドネオン奏者を多数輩出。

 
 

新日本フィルハーモニー交響楽団

1972年、指揮者・小澤征爾のもと楽員による自主運営のオーケストラとして創立。1997年、墨田区に移転。すみだトリフォニーホールを活動の本拠地とし、日常の練習と公演を行なう日本初の本格的フランチャイズを導入。定期演奏会や特別演奏会のほか、地域に根ざした演奏活動も特徴的。
 
1999年、小澤征爾が桂冠名誉指揮者に就任。受賞歴に三菱UFJ信託音楽賞、ミュージック・ペンクラブ音楽賞等。2016年9月より指揮者・上岡敏之が音楽監督を務めている。このほか、2004年に音楽家・久石譲と立ち上げた“新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”で幅広い人気を集め、映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』では管弦楽を担当。

リリース情報

巨匠アストル・ピアソラ生誕100周年記念アルバム
ピアソラ:バンドネオン協奏曲 ほか
発売日(予定):5月5日(水)
価格:3,000円+税
Blu-specCD2

【収録内容】
①アストル・ピアソラ:バンドネオン協奏曲
2019年9月27日・28日すみだトリフォニーホールにてライブ収録
ミシェル・プラッソン指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団
②小松亮太:雨上がり~after the rain~(日本テレビ系「news every.」お天気コーナーテーマ曲)<ボーナストラック>

ほか、貴重な数曲のカップリング曲収録を予定

関連サイト

オフィシャルサイト:https://ryotakomatsu.net/(新しいタブで開く)
 
【新日本フィルハーモニー交響楽団】
公式ウェブサイト:https://www.njp.or.jp/(新しいタブで開く)
Twitter:https://twitter.com/newjapanphil(新しいタブで開く)
Facebook:https://www.facebook.com/newjapanphil/(新しいタブで開く)
Instagram:https://www.instagram.com/newjapanphil/(新しいタブで開く)

  • Twitterでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Facebookでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • LINEでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • はてなブックマークでこのページをシェアする(新しいタブで開く)
  • Pocketでこのページをシェアする(新しいタブで開く)

ニュースソニー・ミュージックレーベルズ

ソニー・ミュージックレーベルズの関連記事Stories

  • Sony Music | Tech Blogバナー

公式SNSをフォロー

ソニーミュージック公式SNSをフォローして
Cocotameの最新情報をチェック!